青春中のえび天くんに、人気者になりたいトイプードル。ゆるかわキャラによる平和な世界

2022年4月22日 17:00更新

東京ウォーカー(全国版)

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア

大阪在住のイラストレーター・植月えみりさん。優しいタッチで描かれた「ゆる〜っとあざらし」など、彼女のオリジナルイラストに「かわいすぎる」「癒やされます」との声が多数寄せられている。彼女が描くキャラクターをLINEスタンプで見たことがある人も、多いのではないだろうか。

今回は植月さんに取材し、イラストを描くうえでのこだわりをはじめ、フリーランスとして活躍するまでの経緯や、制作の裏側について聞いてみた。

思春期真っ只中のえび天くんとなすくんの物語は必見!

ゆるかわいいオリジナルキャラクターのイラストで人気を集める植月さん。あざらし、パンダ、ハムスターの「ゆる〜っと仲間たち」をはじめ、見るだけで微笑んでしまうかわいらしいキャラクターたちに夢中になる人が続出中だ。

「これが本当の衣替えです」1

「これが本当の衣替えです」2

「これが本当の衣替えです」3

「これが本当の衣替えです」4


数ある投稿のなかでも、特にフォロワーから好評だったのは「えび天くん」のお話。「これが本当の衣替えです」は、寒くなって衣を自分で付け替えるえび天くんの姿が反響を呼んだ。ふわふわの衣を身にまとい、幸せそうな表情のえび天くんに注目だ。

「えび天くんたちの進路とは…⁉️」1

「えび天くんたちの進路とは…⁉️」2

「えび天くんたちの進路とは…⁉️」3

「えび天くんたちの進路とは…⁉️」4

「えび天くんたちの進路とは…⁉️」5

「えび天くんたちの進路とは…⁉️」6


そのほか、「えび天くんたちの進路とは…⁉️」では、進路について悩むえび天くんが描かれている。進むべきは、エビチリか、エビピラフか、エビマヨか。それとも、このままえび天を極めるのか。そこに「茄子の煮浸しになるのは普通すぎる」と、進路を決めかねるなすくんが登場。なすくんはえび天くんをうらやむ気持ちから、えび天くんの進路希望用紙をやぶいてしまい…。投稿を読んだフォロワーからは「青春してるなぁ」「なすにもいろんな進路があること、早く気づいて欲しい」など、ほほえましい物語を楽しむコメントが多く寄せられた。

「今までほのぼのストーリーを中心に描いてきたので、キャラの感情を見せませんでした。なので、キャラの怒りや悲しみを表現するのが心配でしたが、えび天くんに意地悪をしたライバルのなすくんにも『分かる~!』と共感のコメントをもらえて嬉しかったです」と、植月さん。食べ物たちが一生懸命進路について悩む様子が愛らしいので、ぜひ読んで欲しい。

「えびのお話」1

「えびのお話」2

「えびのお話」3

「えびのお話」4

「えびのお話」5

「えびのお話」6


「ピーマンの犬づめ」や「レッサーぱんつのパンツのお店」のお話もぜひ

「ピーマンの犬づめ」も、フォロワーから支持される投稿。白い毛並みに憧れる茶色のトイプードルが人気者になるためにとオシャレをするのだが、「最後のオチがまさかの展開!」とフォロワーの心を鷲掴みにした。

「ピーマンの犬づめの始まり」1

「ピーマンの犬づめの始まり」2

「ピーマンの犬づめの始まり」3

「ピーマンの犬づめの始まり」4

「ピーマンの犬づめの始まり」5


そのほか、「レッサーぱんつのパンツのお店」のお話もおすすめ。人気キャラのあざらしが客として来店するのだが、このあざらしのパンツ姿がとてつもなくかわいい。どの投稿もクスッと笑え、かわいくて平和な世界に癒やされること間違いなしだ。

「レッサーぱんつのパンツのお店」1

「レッサーぱんつのパンツのお店」2

「レッサーぱんつのパンツのお店」3

「レッサーぱんつのパンツのお店」4


文具メーカーのイラストレーターから独立

元々は文具メーカーのイラストレーターとして勤務していた植月さん。彼女がSNSを始めたのは6年前から。

「会社員時代は残業時間が長く、体の不調が続いていました。それに加え、イラストの修正を求められる場面が多く『自分の本当の絵がわからなくなってきた…』と苦悩する日々でした。そこで、自由に描ける場所を求めて始めたのがSNSでした」

そうしてSNSの投稿を続けながらも、会社員時代は独立できる準備を進めていたという。

「文具メーカーにいると、どんなお客さんが購入し、使ってくれているのかが想像しにくかったんです。そんな時、デザインフェスタなどイベントに出店する機会があり、対面でお客さんと接することができました。自分が作ったものを直接届けている実感が湧いて、嬉しかったですね」と、フリーになるきっかけについて話してくれた。

「ハムトッツオ」1

「ハムトッツオ」2

「ハムトッツオ」3

「ハムトッツオ」4


「フリーになったことをお知らせした時に、フォロワーさんから『おめでとう』のコメントをたくさんいただき嬉しかったのを覚えています。とあるイベントに出店した時、小学校低学年の女の子が手紙とイラストを書いてくれたんです。そこには『わたしは、あなたがかくえがだいすきです。』と書かれていて。その手紙はいつでも見える所に飾っています」と、植月さん。SNSを始めた頃から今も変わらず応援してくれる人の声が励みになっていると言う。

今後の目標に「もっと漫画に力を入れていきたい」

彼女の作品ではどれも、かわいらしいキャラクターたちが泣いたり笑ったり奮闘している。その姿を見るだけで癒やされるが、イラストを描くうえで大切にしていることは何なのだろう。

「見てくれた人がほんわかしたり、クスッとしたり、プラスの気持ちを感じてもらえるような作風を目指しています。そしてどのキャラクターも、触りたくなるような、もちもちっとしたフォルムを意識していますね」とのこと。確かに、柔らかなタッチで描かれたキャラクターたちからは、触り心地までも伝わってくるようだ。愛らしい表情ともちもちフォルムのおかげで、こんなにも癒やされるのだろう。

見ると食べたくなっちゃうアレです


最後に、今後の目標について聞いてみた。

「今、オンラインの漫画の学校を受講しています。漫画をもっと面白く、キャラクターをさらに魅力的に描けるようになりたいです」と、意気込みを語ってくれた。植月さんの生み出すゆるかわいい世界。読むだけでほっこりとした気持ちにさせてくれるはずだ。今後はゆるかわ漫画にも期待したい!

取材・文=glass

この記事の画像一覧(全77枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

ページ上部へ戻る