梶原岳人と熊谷健太郎がバディで共演!それぞれの“つらい時の対処法”「むしろ泣けたらどれだけスッキリするだろう」
東京ウォーカー(全国版)
2022年4月30日にYouTubeやSpotifyなど各プラットフォームで配信がスタートした「彼岸のオルカ」。音声レーベル「STUDIO koemee」の聴くanime第5弾は、Webクリエイターと豪華声優が集結した、近未来ミステリー。主演の“最悪の因縁”を持つバディを梶原岳人と熊谷健太郎が演じている。

本作では、近未来の仄暗い日本が舞台になっている。技術の発展と反比例するかのように急増した「犯罪件数」や「自殺者数」に対し、社会の予知保全活動を行う組織が活躍。さまざまな人生が交錯する駅のホームで、さまざまな事情から人生に絶望し、自殺願望を持つ「対象者」を止めようと、年の差バディが奮闘する姿が描かれている。主演の梶原と熊谷は、これまでの人生でつらい状況とどのように向き合ってきたのか、赤裸々に語ってもらった。
同じ場所でずっと悶々としていたら…といま考えてもモヤモヤする
――「彼岸のオルカ」ではつらい状況の方がたくさん出てきます。お二人は挫折や喪失の経験はありますか?
【梶原岳人】高校時代はかなり悩みがたくさんあり、それこそ学校に行くことが自分にとってどうプラスになるんだろう…とか生意気なことを考えていました(笑)。結局、転校して別の環境に移ることになったのですが、もし同じ場所でずっと悶々としていたら…といま考えてもモヤモヤしますね(笑)。
【熊谷健太郎】30歳も見えてきているので、それなりにすっぱい経験もしておりますが(笑)。プロサッカー選手になりたかったけれど、早々に自分には無理だなと思った時が挫折の一つなのかなとも思います。が、その時は意外と心穏やかに納得している自分もいましたね。

つらい時は大きな声が出せる場所で大きな声を出します
――つらい時はどんなふうに落ち込むタイプですか?
【梶原岳人】僕の場合はあまり涙が出ることはないんですよね。なので、むしろ泣けたらどれだけスッキリするだろう…と考えることも多いです。なので夜暗い道を散歩したり音楽を聴いたりして、現実逃避しつつも考えて…という感じです。
【熊谷健太郎】挫折というより失敗してしまった後ですが、ひとしきり頭抱えて思い切り落ち込んだ後、大きな声が出せる場所で大きな声を出します。そして、度々失敗が頭をよぎり、ぶり返します。

なんだかんだ話を聞いて欲しいタイプ
――つらい時に、お二人が心の支えにしているものはありますか?
【梶原岳人】最近はドライブですかね。やっぱり1人の空間で好きなところに好きなタイミングで行くことができるので、とても気分転換になります。
【熊谷健太郎】さまざまな方にいただいた言葉や優しさと、プロレスです。
――疲れている時は、どんな対応をしてもらえると嬉しいですか?
【梶原岳人】なんだかんだ話を聞いて欲しいタイプなので…さりげなくそばにいて好きな時に語らせて欲しいなぁ、なんて思います(笑)。
【熊谷健太郎】適度に放っておいていただいて、落ち着いたら話を聞いていただきたいなと。わがままですね。

とっても深くてたくさん考えることのできる作品
――最後に、応援してくれているファンへメッセージをお願いします。
【梶原岳人】「彼岸のオルカ」はとっても深くてたくさん考えることのできる作品です。なにか皆さんの心に届くものがあればいいと思います。でも僕が言葉を並べてもきっとそれ以上のものを感じてもらわないと分からないことばかりだと思うので、実際に手に取って聴いていただきたい!これに尽きます!よろしくお願いいたします!
【熊谷健太郎】この「彼岸のオルカ」という作品は演じていてものすごくエネルギーを吸い取られるような作品でした。もしかしたら、お聞きいただく皆様のエネルギーも削られていくかもしれません。人間の命、最後の時間とそこに至るまでの痛みに向き合い、もがく、彼らの生き方をどうぞよろしくお願いいたします。
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