女性版座頭市!映画「ICHI」に主演の綾瀬はるか&曽利文彦監督にインタビュー!

九州ウォーカー

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旅をしながら三味線と唄で暮らしを立てている盲目の女・ICHI。天涯孤独で男と関係をもってはいけないという戒律を破り破門され、たった一人で生きていくことに。仕込み杖に隠された剣で、男達を一瞬に斬り捨てていくなかで、さまざまな人間と出会って何かが“見える”ようになっていく――――。あの座頭市が、女版となって生まれ変わった映画「ICHI」。主人公の“市”を演じる綾瀬はるかと、曽利文彦監督にインタビューを敢行した。

―この映画の見どころは?

綾瀬「全部です!(笑)。衣装もきれいで、映像的にも美しいです。役者さんが自分の役柄を自分なりに飲み込んだうえでの演技も注目ですね。私の視点を定めない演技も要チェックですよ!(笑)。あと、ロケ地の景色もそうなんですが、いろんなところに“美しさ”が感じられます。市はボロボロの衣装を着ているんですが、殺陣のシーンでは、裾がバサッと広がる様は、とてもキレイなんです。だからそこにも注目してもらいたいです」

―監督の立場から、どんな映画に仕上がったか教えてください。

曽利「時代劇を撮るのは初めてだったんですが、古くさくなくてオーソドックスな映画になったと思います。女性の視点から描いた場面が多くあるから、女性にぜひとも観てもらいたいと考えています。時代劇だからといって堅い内容にならず非常に観やすい映画です。いろんな部分でエモーショナルな面が出せたし、とてもアツイ映画だと思っています。綾瀬さんもおっしゃいましたが、役者さんそれぞれの個性が役にも出ていると思います。とてもクリエイティブな役者さんに出演してもらったおかげで、すばらしい映画になったと感じています」

―撮影などで苦労されたことはありましたか?

綾瀬「やはり『見えない』ことを演じるのが難しかったです。撮影の前に目を閉じて撮影直前に目を開けてみたり、瞬きの回数を減らし手見たり・・・。『見えない』という感覚がこれほどまでに怖いものだとは思いませんでした」

―最後にひと言お願いします。

綾瀬「殺陣も頑張ったし、三味線も頑張ったし、いろいろ頑張りました!(笑)。その頑張りを、スクリーンを通して感じてくれればサイコー!」

曽利「役者や衣装が“傾奇てる”のでぜひそのところも観てほしいです。あと綾瀬さんの市を通して、何かを感じてくれれば幸いです。こだわりを持って作った作品なんで、できるだけ多くの人に観てもらえれば、ありがたいです」

映画「ICHI」は絶賛公開中だ!

【九州ウォーカー/山口慶文】

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