「悩みの9割以上は“人間関係”」ポジティブな岡本信彦が会得したメンタル早期回復法を紹介!
東京ウォーカー(全国版)
新しいかたちの音声エンタメとして、YouTubeやSpotifyなど各プラットフォームで配信し、いよいよストーリーが佳境を迎える「彼岸のオルカ」。音声レーベル「STUDIO koemee」の聴くanime第5弾の本作では、岡本信彦が過去の予想外の出来事から心を歪にしていく不良男子・葦切深(ヨシキリ・シン)役を演じている。

青少年のモラトリアムや暴走するSNSで苦しむ人々を描いた本作。キーパーソンの葦切を演じた岡本が、これまでの人生でつらい状況をどのように乗り越えてきたのかを、率直に語ってもらった。
どんな声優でもやりたい役ができない状況はよく存在する
――「彼岸のオルカ」はつらい状況の方がたくさん出てきます。岡本さんは挫折や喪失の経験はありますか?
【岡本信彦】あるはあります。でも元々ポジティブなほうではあるので、普通の人生の中においての挫折とかは、うーん、そうですね、喪失は置いておいて、挫折のほうは全然大丈夫でしたね。
みなさんあると思うんですけど、養成所の所属の審査に落ちるとか、やりたい役のオーディションに落ちるとかはもう日常茶飯事というか。声優は基本的にどんな人もどんな有名声優さんも先輩も、オーディションで勝ち取る状況があります。スケジュールの問題もあったりするんですけど。なので、やりたい役ができない状況というのはよく存在しますね。
それを挫折と言って良いのかはわからないですけど。「あーやりたかったなー」と。そういう意味で、アニメを観られない時期も、今はないですけど、若手のジュニアや新人の頃はよくあった気はしています。「あの役、あのすっごい好きな作品に出られないのか」とか。そういうのはありましたね。「落ちたかー」みたいなのはありました。

いったん底まで行けば回復して立ち直れる
――そういう時は思い出さないようにしつつ、落ち込んでいるんですか?
【岡本信彦】でも、とことん……人によるかもしれないけど、僕の場合は、なんて言ったらいいんですかね?いったん底まで行ったほうがいいな、というイメージはありましたね。(アニメを)観まくって、何がダメだったかという答えはひとりでは出ないんですけど、「あ、これが悪かったのかな」「あれがダメだったのかな」といろんな理由を探して、結局はそれが理由じゃないかもしれないですけど、なんとなく考えられる理由を全部いったん飲み込む、みたいな感じですかね。けど元々ポジティブなんで、そんなに傷つきはしないかな(笑)。
どうしようもないことはいっぱい考えすぎないようにする
――めちゃくちゃ強いですね。
【岡本信彦】どうなんですかね。いっぱい考えすぎないようにするというのは、やってるかもしれないですね。考えても仕方ない気もしていて。あと、心理学の本でも言われてますけど、今はだいたい9割以上の悩みが人間関係、残り1割の中に病気が含まれているんです。人間関係の悩みは基本、友達にめちゃくちゃ言うのが一番良いと思いますね。毒みたいなのが溜まってるから、それを吐き出すほうが早期回復するイメージがあります。
――デトックス効果ですね。
【岡本信彦】効果があると思いますよ。結局、自分ひとりで溜め込むのがあまり良くない気はしていますね。
疲れている時は食べ物でなんとかなる
――つらいときに岡本さんが心の支えにしているものはありますか?
【岡本信彦】応援してくださるファンの皆さまですね!
――岡本さんは疲れている時にどんな対応をしてもらえるとうれしいですか?
【岡本信彦】疲れてる時は焼き肉とか奢ってもらえたらめちゃくちゃうれしいなと思いますね。食べ物でなんとかなる気がします。
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