【パンダWalker】おめでとう!上野動物園の双子パンダが1歳に!

2022年6月23日 18:00更新

関西ウォーカー

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140年を超える歴史を持つジャイアントパンダの聖地「上野動物園」において、初めて生まれた双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が、6月23日で1歳に!2頭の成長ぶりを見守ってきた教育普及課の課長、大橋直哉さんに、2022年1月のお披露目から現在までの様子を聞いてみた。

すくすく育って1歳になった双子パンダ。最近の様子は?

2021年6月23日に生まれたジャイアントパンダの双子の赤ちゃん、オスの「シャオシャオ」とメスの「レイレイ」。最近の様子を大橋さんに聞いてみると「まだ食べていませんが、お母さんの『シンシン』に与えているタケやタケノコに興味を持ったようで、食べ残したものを口にいれて、かじる姿が見られています」と教えてくれた。

タケノコをくわえる「シャオシャオ」334日齢(公財)東京動物園協会提供

のびのびと遊ぶマイペースな「レイレイ」(公財)東京動物園協会提供


日によって変わるが、授乳は1日に2~3回。母乳のほかに人工乳も飲んでいる。2頭同時に授乳する場面はかわいさいっぱいだ。

2頭同時に授乳中。おなかいっぱい飲めたかな?334日齢(公財)東京動物園協会提供

お母さんといっしょに過ごす双子パンダ。左が「シャオシャオ」、右が「レイレイ」。ともに355日齢(公財)東京動物園協会提供

「シャオシャオ」(下)と「レイレイ」(上)。ともに355日齢(公財)東京動物園協会提供

「シャオシャオ」355日齢(公財)東京動物園協会提供

「レイレイ」355日齢(公財)東京動物園協会提供


性格の違いは?お気に入りの場所はあるの?

そろそろ性格の違いやお気に入りの場所などもできてきたのでは。

生後8か月ごろには、好奇心旺盛な「レイレイ」が、プールに入れてあった氷に興味を持ち、触ったり、体をこすりつけたりしていたそうだ。「シャオシャオ」はのんびりとかまえ、その様子を横目に木登りしたまま眠ってしまうという場面があったようだが、最近の変化は?

「『シャオシャオ』は、シラカシや擬木の上で長い時間を過ごしています。『レイレイ』はエノキや擬木の上で過ごすだけではなく、室内展示室を開けると中に入り、室内で過ごすことが増えてきていますね」

木登りが上手に!写真は236日齢、生後8か月頃。今も木の上が大好き(公財)東京動物園協会提供


また、性格については「飼育係の観察の様子から、2頭の性格は下記のように認識しています」という公式発表があった。

★シャオシャオ★
感情表現が豊かで、楽しんでいる、怒っている、怖がっているというのがとてもわかりやすいです。ちょっとしたこと(物音や動きなど)にビックリしてしまうことが多く、少し繊細な面も見られています。一方で、台の上からシンシンの体の上に飛び降りるなど、唐突に大胆な行動をとることもあります。

★レイレイ★
マイペースでおっとりしているところは以前から変わりませんが、シンシンやシャオシャオの動きをよく見ており、要領よく行動している印象です。最近では、シャオシャオとレイレイが好んでいる場所(部屋の擬木の上)を巡ってシャオシャオに戦いを挑まれると、さっさと別の場所に移動して寝てしまうようすも見られています。譲ってあげているのか、鬱陶しがっているのかは、本人にしかわかりませんが…

いろいろな表情を見せるシャオシャオと、マイペースなレイレイ。個性がはっきりしてきた双子パンダからますます目が離せない。

一般にお披露目された時の人気ぶりを振り返ると?

2022年1月12日の双子パンダのお披露目は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため、臨時休園の中で行われた。母子パンダ観覧の抽選に当選した人限定で1月12日から3日間のみのお披露目となった。

「当時の抽選倍率は約350倍。大変多くのみなさまにお申し込みをいただきました。最近は、平日で3倍前後、土日祝で10倍前後になっています」

その後、休園中も親子は園内でゆったりと過ごし、じゃれあったり母乳をたっぷり飲んで、双子パンダはどんどんと成長していった。

のんびり過ごす休園中の双子パンダとお母さんの「シンシン」。2022年1月24日、215日齢(公財)東京動物園協会提供


3月22日までの休園を経て、3月23日から上野動物園は再開園。その後、ふたたび双子パンダの元気な姿を観ることができるようになった。

生まれた時、あんなに小さかった双子パンダが、今では27キロを超えるまで大きくなった。赤ちゃん時代から現在まで、全力で双子パンダをサポートしてきた人々の苦労は計り知れない。

1歳になった双子パンダに寄せる想いを聞くと「すくすくと順調に成長してくれていることが何よりです」と話してくれた。シンプルな言葉だが、ここに、これまでのさまざまな想いが詰まっている。

6月はハッピームード!「シャンシャン」と双子パンダをお祝い

現在、上野動物園では、2021年6月23日に生まれたジャイアントパンダの双子「シャオシャオ」「レイレイ」の1歳と、2017年6月12日生まれの「シャンシャン」5歳の誕生日を祝うイベント「明るい未来へ! 上野で生まれたパンダたち」を実施中だ。上野動物園がいかにしてジャイアントパンダの聖地となったのか、どんな想いで育ててきたのかがわかる展示がいっぱいだ。

「長い歴史を持つこの園で生まれ育ったパンダたちにスポットを当て、パネル展示やクイズラリー(各~7月3日)などを展開しています。上野動物園の開園140周年を記念したパネル展(~2023年3月31日)も実施中です。ぜひ歴史にも触れてください」と締めくくった。

開園140周年の歴史を振り返るパネル(公財)東京動物園協会提供


これまで必要だった上野動物園に入るための整理券は2022年5月22日をもって不要となり、入園料(一般600円)を払うだけでOKとなった(日時指定のオンライン決済も可)。

2022年6月23日現在、双子パンダを観ることができるのは母子観覧抽選の当選者だけなので、公式サイトにある「パンダ母子観覧抽選サイト」から会員登録(無料)をしたのちに応募しよう。毎週金曜日13時から翌週月曜日13時までに、翌々週の土曜日から次の週の金曜日までの期間の観覧抽選が受付される。

観覧当日でも、パンダの体調などで観覧が中止になる場合もあるので、公式サイトで最新情報をチェックしてから誕生日をお祝いに行こう。

取材・文=田村のりこ

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