貯金系YouTuberが語る「節約家の僕が、しっかりお金をかけているもの5選」支出を削りすぎるのも大問題

東京ウォーカー(全国版)

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こんにちは、Kentaro.です。連載14回目の今回は、「節約家の僕がお金をかけるもの」をテーマにお話します。

貯金系YouTuberのKentaro.さんが「節約家の僕がお金をかけるもの」を解説する


生活レベルを下げて貯金することは、非常に重要なことです。なぜなら、生活コストが下がるほどに人生の難易度が下がるからです。貯金も増えやすくなるので、嫌なことをやらなくて済む「自由」を得やすくなります。

しかし一方で、お金はあくまで「物やサービスと交換するツール」です。お金は自分らしく生きるために必要なものですが、貯金するためだけに生きているわけではないですよね。貯金するのと同時に、使うべきところにはお金を使って、楽しい暮らしをすることも重要です。つまり大事なのはメリハリであり、お金を使うところ・抑えるところの基準を自分の中で作っていく必要があります。

そこで今回は、節約家の僕が気にせずお金を使うところを紹介していきます。

先に結論を言うと、僕は締めるところは徹底的に締めますが、自分が払う金額よりも大きなリターン・価値があると判断したら気にせずお金を使います。無駄にならない、いいお金の使い方の参考になるかと思います。

お金をかけるべきもの(1) 本などで得る知識

具体的には「読みたい本は普通に買う」「教材にお金をかける」などです。本などで新しい知識を得るのは単純に自分の視野が広がって楽しい上、知識があれば損をせずに済んだり、正しい判断ができるようになるからです。

みなさんは無知で損したなと思う経験はありませんか?僕は結構あって、過去にはふるさと納税をやらず、無駄に高いスマホ代を払い、不要な保険に入っていたことがありました。無知は本当に怖いです。この類の失敗は、知識を得れば余裕で防げるんですよね。しかも本の代金は1冊1000〜2000円の世界。つまり本に1000円使うだけで、何万円もの節約リターンが見込めるわけです。

また僕は、マーケティングの本が好きでよく読むのですが、そこで得た知識が節約・貯金をする上で本当に生きています。というのも、マーケティングとは「いかに買ってもらうか」を追求するための施策や仕組みです。心理学や行動経済学の効果を使いながら消費者にたくさん買わせるのがマーケティングです。テレビなどの広告を見たり、街に行ったりするといろいろな誘惑がありますよね。新発売、タイムセールなどたくさん見ます。資本主義の罠です。

普通はCMなどを見て「いいな」「欲しいな」と思うことも結構ありますが、本でマーケティングを勉強していると、広告で使われている手法や狙っている心理的効果が分かります。タイムセールは時間の面から訴求することで、今買わないと損だと思わせる手法です。つまりマーケティングを学ぶと、1回冷静になって売る側の視点に立てるわけです。広告を見たときに単に「欲しい」と思うだけではなく、1回広告を排除してフラットな目線で自分に必要か価値があるかを判断できるので、無駄遣いが本当になくなります。

本などで知識を得ることは、かかるお金の何倍ものリターンを生むと僕は思っています。実体験から知識のコスパを知っているので、金額を気にせずに本や知識にはお金を使うようにしています。

お金をかけるべきもの(2) やりたいことへの自己投資

自分が本当にやりたい、挑戦したいと思うことに対しては、お金を惜しむべきではないと思っています。後々になって「やればよかった」「お金を使えばよかった」と後悔するのは嫌ですし、最初に言ったとおり「お金は使うためにある」とも思うからです。

また、やりたいことのためにお金を使うのは、いいお金の使い方だと思いませんか?僕はYouTubeをやりたいと思って結構なお金を使いました。具体的には編集用に約30万円のMacBookを買ったり、編集ソフトにはAdobe Creative Cloudで月額6000円ほど払っています。カメラも10万円くらいしましたし、照明やマイクもそれぞれ1万円以上しました。YouTubeはスマホ1台でできると言われていますが、僕は自分がやりたいことには妥協したくなかったので、総額50万円近く使いました。

客観的に考えて、確かに非常に大きなお金を失いました。しかし、やりたいことに対して自発的にお金を使って挑戦している事実に価値があると思うので、全く後悔はありません。間違いなく金額以上の充実感を得られています。また動画作りで得た経験やスキルは自分の財産にもなると思っています。

ただ一方で、やりたいことに自己投資するには、ある程度のお金が必要です。ある人気漫画で「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」という名言がありました。実際、僕も貯金に余裕があったからこそ、思い切って大きな額の自己投資ができました。特に今やりたいことがない方は、将来的にやりたいことができた時のために、まずは貯金することが大事だと思います。

お金をかけるべきもの(3)  健康維持への支出

具体的には毎日2リットルの水を買う、ランニングシューズやウェアを買う、夏と冬のエアコンはケチらない、などです。あと、最近筋トレを始めたのでプロテインを買ってみようかなと思っています。

いくら節約していても、健康維持にはお金を使いたい(写真はイメージ)


健康維持のためにお金を出すのは、個人的には本当によかったと思っています。理由は単純に、健康ほど大事なものはないと気づいたからです。

昔の僕は水を買うこともなかったですし、質素な食事ばかりしていました。そのせいなのか分かりませんが、いつも風邪をひいていた記憶があります。体調を崩すと自分が辛くなりますし、病院代や薬代もかかるので、いいことが全然ありません。

でも今では、毎日水を2リットル飲み、定期的に走ったりしています。最近は少し筋肉をつけたいと思っているので、自宅で筋トレを行うことも多いです。そのおかげで、新型コロナのワクチン副反応を除けば、ここ1年くらい寝込んだ記憶がありません。

いくら貯金があっても、健康じゃなかったらそれは幸せとは言えません。その意味で健康維持のためにお金を使うようになったのは、個人的にはかなりよかったです。

お金をかけるべきもの(4) 長い時間使うもの

前提として「モノを買うこと」は、お金の使い方として微妙だなと思います。実際にさまざまな研究においても、物質主義=モノを買うのが好きな人の幸福度は低いと判明しています。理由は、1つ物を買っても満たされるのは一瞬で、また次々に欲しいものが出るからです。

ただそうは言っても、長い時間使うものに関してはちゃんとお金を使うようにしてよかったです。理由としては、いい経験も手に入るからです。長い時間使うものは人によって違いますが、僕の場合だとパソコン、椅子、メガネなどが当てはまります。毎日使うものなので、日々の暮らしの快適さにもつながりますし、その物を通じた経験も得られます。

例えばいい椅子があれば、疲れを感じることなく勉強する、やりたい作業に没頭するなどの経験が得られます。もちろん椅子に限らずいいものほど高額ですが、長く使える上に出費は1回きりなので、実はそこまで貯金へ影響しません。

僕も以前はなんでも安い物を買うという感じでしたが、今ではかなりメリハリをつけるようになりました。物を買う際には、使う頻度が多いかどうかを念頭に予算を考えています。

大事なところにピンポイントでお金を出すと日々の不満がかなり解消されます。すべて抑えようとするのではなく、優先度の高いものにはお金をかけるのがおすすめです。

お金をかけるべきもの(5) 新しい経験

新しい経験にはお金を使うべきだと思います。理由は、新たな発見ができて、人としての引き出しが増えるからです。

昔の僕は新しい経験をしようとせず、ひたすら貯め込んでいる人間でした。でも貯金がある程度増えてきてから、興味のあることや流行り物にお金を使うようになりました。具体的には、高級レストランに行ってみる、落語を聞きに行ってみる、「鬼滅の刃」の漫画を買って読むなどです。

何事も経験してみると新しい発見があるものです。高級レストランなんて昔の僕は絶対に無駄だと思っていましたが、いざ行ってみると料理の味、サービスの質、店全体の雰囲気のよさに本当に感動しました。トータルで非日常の空間を提供しているんだと実感しました。落語も実際に聞くと本当におもしろくて、プロの噺家はすごいなと思いました。

また、昔の僕は旅行の時も夜行バスや青春18きっぷで行き、観光地での入館料をケチり、名物を食べずにスーパーで買って済ませていました。ただ、これでは旅行ではなく、単純に場所だけ移動して普段と大差ない生活をしている感じです。今では「旅行という非日常にちゃんとお金をかけよう」と思うようになりました。交通費や入館料にしっかりお金を使いますし、レストランや旅館で食事しています。おかげでその場も楽しいし、思い出にもなり、心から旅行に満足できるようになりました。

旅先ではケチらず、しっかりとお金を使おう。いい経験になる(写真はイメージ)


何事も経験があるからこそ話せる部分は大きいですし、自分の引き出しが増える分、仕事や実生活にも生かせます。

昔の僕にも言えることですが、貯金至上主義になったり、最初から斜に構えているのはもったいないです。以前ある女優さんが「お金って紙だから、経験に替えていきたい」と言っていました。僕はお金=Noと言える自由の象徴だと思っているので、これに完全に同意はできません。ただ、この言葉・考え方は、節約家がより充実した人生を過ごすために取り入れるべき視点だと思います。

結局、大事なのはバランスで、何事も「0か100か」だとよくないです。もちろんまったく興味ないことにお金を出す必要はありません。ただ、少しでも興味があることや信頼できる人から誘われたことなら、一つの経験や自己投資としてお金を出してみるのもいいと思います。

生活レベルを下げておくと、お金の使い方にメリハリができる

今回は「節約家がしっかりお金をかけるべきもの」を紹介しました。生活水準を下げるのは非常に重要な一方で、別に節約や貯金をすること自体が人生の目的ではありません。だからこそ、みなさんにはメリハリを意識しながらお金を使ってほしいです。

ただ、そうは言っても最初からうまくお金を使うのは難しいと思います。生活レベルを一度ガツンと下げないと、大事なものに気づけません。支出をどんどん下げてお金を使わない生活をすることで、「ここは削っちゃいけなかったんだ」と分かります。

実際、僕も少し前までは1カ月の支出を10万円以下の水準まで絞っていました。でも支出を抑える生活をする中で、「これだと貯金はできるけど、ほかのことを犠牲にしすぎているのでは」と気づきました。結果として、今回話した食材への支出、健康維持への支出などにはお金を使うようになったわけです。

もちろん削ってはいけない部分は、人によって違います。趣味、経験、人付き合いなど人それぞれだと思います。ただ、生活費を下げる中で「ここにはお金を使おう」という感じで、抑える部分・使う部分のメリハリができるようになるはず。結果的に貯金と生活の充実を両立できるようになります。

だからこそ最優先事項は「生活レベルを下げること」です。その過程で貯金が増えて余裕が出てくると、今度はお金を使って充実を得る視点も自然に生まれてきます。自分自身がその段階まで来てからお金を使う部分を考え始めるのもアリです。貯金がある状態だとフラットな目線で物やサービスの価値を判断できるので、無駄遣いにもなりません。

取材・文=斉藤育世(エディターズ・キャンプ)

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