スイーツファン垂涎!「フランス パティスリーウィーク2022」の気になる5選
東京ウォーカー(全国版)

2022年7月1日からスタートした「フランス パティスリーウィーク2022」。今年で11周年を迎える日本最大級のレストランイベント「フランス レストランウィーク」の姉妹イベントとして2021年に始まった。第2回となる今年のテーマは「ミルフィーユ」で、全国から163店が参加する。
参加店は昨年の64店舗から163店舗へ

「フランス パティスリーウィーク2022」は、このイベントに参加したパティスリーめぐりを楽しめるイベント。毎回テーマを決め、クラシックな菓子を各店のパティシエたちがインスピレーションを沸かせ、それぞれがオリジナルの菓子を創作。この期間限定で味わうことができるという内容だ。

今回のテーマである「ミルフィーユ」は、フランス語で「千枚の葉」という意味。フランスの伝統的な菓子で、形状や製法もさまざまだが、現代では3枚のフィユタージュ(feuilletage)またはパート・フィユテ(pâte feuilletée)と呼ばれるパイ生地に、クレーム・パティシエール(crème pâtissière)というカスタードクリームをはさみ、表面に砂糖と水で作られるフォンダン(fondant)でアイシングがけされているものが基本。
参加しているのは全国のパティスリーやホテルのパティシエやシェフ、料理研究家など多彩な顔触れ。「ミルフィーユ」というクラシックな菓子だからこそ、パティシエたちの独自性や創作ぶりがうかがえる。
ヴィーガンや野菜系などのミルフィーユも登場

近年注目されているヴィーガンや低糖質なものも登場。東京・町田にある「Atelier TiDANEFA(アトリエ・ティーダヌファ)」は、オーナー・パティシエールのひらたまさこ氏が手掛けるヴィーガンスイーツに定評がある。今回のミルフィーユでもパイにもクリームにも卵、乳製品、白砂糖を使わず植物性材料だけでできた「ヴィーガン・ミルフィーユ」が楽しめる。

今が旬の野菜を使っているのは神奈川・大和市の「MAISON GIVRÉE(メゾン ジブレー)」。オーナーシェフの江森宏之氏が手掛けるのは、旬のトウモロコシを使ったクレームパティシェール(カスタードクリーム)とキャラメルショコラのクリームを絞り、キャラメルソースをアクセントに、チョコレートかけのポップコーン、フリーズドライのコーン、コーンスプラウトをトッピング。今だけの夏らしいミルフィーユだ。
色鮮やかな旬のフルーツもミルフィーユに変身

また、フルーツを取り入れたミルフィーユも登場。「パティシエ・シマ」の島田徹シェフが作るのは広島のレモンを使った「ミルフィーユ・デテ(夏のミルフィーユ)」。レモンとノワゼットの組み合わせが爽やかで、夏に心地良い。

ほかにも鎧塚俊彦シェフの「Toshi Yoroizuka MIDTOWN」(東京・六本木)では、スイカを使った「Millefeuille de Pastequesミルフィーユ ド パステーク」、「パティスリー レザネフォール」(東京・恵比寿/中野)の菊地賢一オーナーシェフパティシエは、「白桃とラズベリーのミルフィーユ」を提供している。

163店舗が参加する今回の「フランス パティスリーウィーク2022」は7月31日(日)まで。一部、販売期間が異なる店舗もあるので、事前に公式サイトで確認を。ミルフィーユという誰もが知る伝統菓子が、パティシエたちの手によってどう変化しているのか、参加店を巡って味わってみては。
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