【死なせない】生きる道を自分で選ぶとは?1人の人生を変えることで起きた連鎖に「展開が読めない」「こうきたか」と涙腺崩壊
東京ウォーカー(全国版)
死期が近い人間の前に現れて魂を回収する「死の番人」とも呼ばれる死神。今回は、まだ未熟な死神の見習い生の話を描いた爽(@ktt0310)さんの「死神の選択」を紹介する。
爽さんは以前ウォーカープラスで、虐待を受けた幼女と幽霊の生活を描いた「幽霊と幼女」や現代版「トイレの花子さん」を紹介し、温かなラストに大きな反響を得た。今回も予想を覆す展開に「そうきたか」と驚きの声が上がっている。
不合格の結末は消滅?
ヤエは死神の見習い。素質のある死神だけが受けられる試験を受けていた。最終試験は、屋上から看板が落ちて死ぬ予定の柊という男性の魂を回収すること。時間になり男に近づいたが、柊は人一倍霊感が強かった。ヤエの気配に反応し、落下する道路より手前で立ち止まってしまったのだ。ヤエは死ぬはずだった男を生かしてしまうという重大なミスを犯してしまった。
しかし、男には再び死相が出ており、死期が近いことがわかった。また男は外科医で、近く自分の子供の手術を執刀することが決定していた。子供の命を救うまでは死ねないと言う。男の優しさに心動かされたヤエは「どうせいつか死ぬのだから、今じゃなくてもいい」と、任務に背き、柊の寿命を延ばすことに。
研修中のヤエが逆らい、謀反を起こしたことで、死神界より厳しい罰が与えられる。その罰とは、不合格ではなく「消滅」だった。消えて無くなるという意味がわからないヤエ。人の生命を司り、魂の管理者とも呼ばれる死神が消滅する結末とは。
本作は決められたことを決められた通りにこなすのではなく、自分の生きる道を自分で選択することがテーマになっている。タイトル「死神の選択」は、ヤエ本人の人生の選択にも繋がっており「これは骨太設定!」「まさかの展開」と、どんでん返しの結末にコメント欄から多くの感動が伝わってくる。
画像提供:爽(@ktt0310)
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