【夏の自由工作】単純作業で達成感が味わえる!割り箸フロアライト【小学校全学年向け】
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東京ウォーカー(全国版)
子供たちの夏休みまであと1カ月ほどとなったが、自由工作に今から頭を抱えている保護者も多いのではないだろうか。子供の“やりたいこと”が明確でない場合、親は自由工作を監修する必要が出てくる。夏休みを有意義に過ごすためにも、できるだけ手軽に作れて見栄えのいい工作のアイデアはたくさんあった方がいい。
安価で手軽に入手でき、特別な道具を使わずに造形できて、捨てるのも簡単な工作材料といえば、割り箸が挙げられるだろう。ミニチュア建造物の建材にしたり、輪ゴムと組み合わせてゴム鉄砲を作ったりするのが定番だが、おすすめはフロアライト。設計図も刃物も不要なので低学年から挑戦でき、単純作業を繰り返すだけで仕上がる。また、それなりに大きいので、工作展示では圧倒的に目立てるというのも利点。


また、割り箸細工にチャレンジするのなら、割り箸と環境問題の因果関係についても同時に勉強しておきたい。かつては「資源の無駄使い」「森林破壊」を指摘され、多くの飲食店が使用を控えることとなったが、割り箸は本当に環境破壊の原因になっていたのだろうか。国産の割り箸がどのような木材を材料にしていたのか、洗って繰り返し使える箸には環境負荷がないといえるのか。高学年はこれらを調べたうえでレポートにまとめ、割り箸細工のライトとともに提出すると、自由工作の完成度はより増すはずだ。
<準備するもの>

・割り箸(元禄箸)140膳
・ランプ
・接着剤(グルーガンがおすすめ)
・アクリル絵の具
・パレット
・筆またはスポンジ

<作り方>
1.材料を集めよう
材料は割り箸と接着剤、ランプのみ。割り箸の色をそのまま生かすなら、絵の具も不要だ。割り箸は割らずに使う。もっとも安価な元禄箸がおすすめだが、箸先が細くなっているものや軸が丸いもの、持ち手の先が斜めにカットされた天削タイプでなければなんでもOK。今回は70膳入りの元禄箸を2パック使用した。
ランプは、電池またはUSB充電できるポータブルタイプを選びたい。学校内での展示中も点灯できるぞ。今回は100円ショップで販売されているランプを使用している。
色を付けたい場合は、乾くと耐水性になるアクリル絵の具で十分だが、本格的にステイン塗料など使ってみるのもいいだろう。アクリル絵の具は筆で着色してもいいが、手早く済ませたいならスポンジを使ってみよう。
接着剤については、グルーガンの使用を強めにおすすめしたい。木工用ボンドで試作したところ、硬化まで時間を要することから接着面がすぐには固定されず、うまく作れなかった。グルーガンは本体が2000円前後、グルースティックも20本で約200円と手頃だ。来年の夏の工作はもちろん、ゆるんだネジ穴の補強など家庭のDIYにも役立つので、持っていないという人はこの機会に購入してみては?
2.割り箸に色を付ける

好みのアクリル絵の具で割り箸に色を付けていく。今回は白の絵の具をスポンジで塗っていった。木の風合いを残したいので、厚塗りせず淡い部分も残しながらすべて塗ってしまおう。
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