【漫画】41歳・独身・子なしで子宮全摘出。子宮筋腫と卵巣のう腫の症状や全摘を決意した理由とは?
子宮筋腫と卵巣のう腫と診断され、子宮を全摘出した、デザインユニット「piqel&piqerm(ピケルピケルム)」のましろ(
@piqel_piqerm
)さん。自身の経験を漫画「41歳・独身・子なしが子宮筋腫と卵巣のう腫で開腹手術で子宮全摘するよ.」に描き、ホームページで公開している。
0から5まである漫画の中から今回は0を紹介するとともに、漫画を描いたきっかけや、子宮の全摘出を決断した理由などを聞いた。


病気について知ることができ、夫や子供がいない人でも辛くない漫画を
2019年、41歳のときに子宮筋腫と卵巣のう腫が見つかり、開腹手術で子宮を全摘出したましろさん。32歳のときに夫と死別し、その後は独身で両親と猫4匹を扶養しながら会社員として働いている。ましろさんが自身の経験を漫画にしようと思ったきっかけは何だったのだろうか。
「私は独身で配偶者も子供もいないんですが、子宮筋腫で子宮全摘した体験談を書いたブログなどを見ると、ほとんどは旦那さんがいて、子供もいる方でした。『手術はつらかったけど家族が助けてくれた』などの内容は、独身の私が読むとちょっとしんどいなあ...と思ったことがきっかけです。デザインユニットのパートナー・椿子と相談して、子宮筋腫や病気について知ることができ、読んでも辛くならない漫画を描こうと決めました。原作は私が、作画は椿子が担当しています」


ましろさんに起きた症状は、24時間ぼんやり腹痛がある、トイレのときにお腹が痛い、生理周期がおかしくなるなど。腹痛については、内科と会社の人間ドックの結果でも問題はなく、生理周期は、以前激務のストレスで半年ほど生理がなかったこともあり、「当時に比べれば生理は来ているから」とそのままになっていたそう。




しかしそれから数カ月後、生理痛が驚くほどひどくなり、痛みで動けず救急車を呼ぼうか迷うほどに。婦人科の診察を受け、子宮筋腫と卵巣のう腫と診断を受けた。

