京阪電車初の有料指定席車両「京阪プレミアムカー」が予想以上の豪華さ!
関西ウォーカー
2017年8月、京阪電鉄が導入する新サービス「プレミアムカー」の車両がついに公開された。京阪初となる有料指定席車両の車内や座席はどうなっているのか、編集部が報道公開に潜入。そのスゴさは想像以上だった!

6両目に「プレミアムカー」が連結された京阪8000系。

「京阪プレミアムカー」赤色にゴールドのアクセントが彩りを添える。
「京阪プレミアムカー」は、現在特急として活躍している8000系8両編成のうち、京都側から6両目(大阪側から3両目)を改造。他の車両と違ってこの車両だけ、外観はオレンジ色のないカーマインレッド1色で、1か所のみとなった扉回りはゴールドに。扉には、京阪特急伝統の「ハトマーク」と★マークを組み合わせたロゴがデザインされている。

扉周りはゴールドで、ハトマークもデザインされている。

列車の発車時刻などが扉横に表示される。
扉横には、列車の発車時刻や行先を示すLED表示が。座席指定制のため、自分が指定している列車かどうかはここで確認できる。

落ち着いた雰囲気のエントランス部分。

車内の一角には大型のスーツケースが置けるラゲッジスペースも設置。
いよいよ車内へ。落ち着いた雰囲気のエントランスとなっている。扉横には大型のスーツケースも置けるラゲッジスペースがあり、旅行者にはありがたい。

客室には大型のリクライニングシートがゆったりと並ぶ。
座席は2+1の3席配置で、大型のリクライニングシートがゆったりとならぶ。ヘッドレストも両側が大きくせり出していて、隣席の視線が気にならないようになっている。

座席の背面には大型テーブルがある。

肘掛け部分にはスマートフォンなどの充電ができるコンセントも設置。
座席の背面には大型テーブルがあり、パソコンなどを置ける。ひじ掛け部分のコンセントでスマートフォンの充電ができるほか、車内にはWi-Fi設備もあるなど、お出かけにうれしいサービスがそろっている。

枯山水の砂の模様をイメージした床。
車内のデザインコンセプトは「風流の今様」。床に敷かれた絨毯は枯山水の砂の模様をイメージしており、ロールカーテンなどにも京都をおもわせるデザインが。

専属のアテンダントが常駐。至れり尽くせりのサービスだ。
「プレミアムカー」には、専属のアテンダントが常駐。沿線の観光アドバイスなど、きめ細かいサービスが提供される予定だ。
これだけの“プレミアム”な設備を導入しながら、座席指定料金は淀屋橋~樟葉間で400円、淀屋橋~出町柳間で500円と、ワンコイン以内で乗れるのも大きな魅力。「プレミアムカー券」は特急停車駅に設置される窓口「インフォステーション」や、インターネット上の専用サイト「京阪プレミアムクラブ」で、出発時刻の3分前まで購入できるので、「ちょっと疲れたから、帰りはプレミアムカーで…」と気軽に利用できそうだ。
京阪が満を持して導入する豪華車両「京阪プレミアムカー」のデビューは2017年8月20日。どんな乗り心地なのか、今から楽しみだ。【関西ウォーカー編集部/伊原 薫】
伊原 薫
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