熱中症対策の実態を調査!クリニック院長が「日差しを遮る物が必要」と警鐘
東京ウォーカー(全国版)
昨年に比べ、“外出欲”が高まるか、ヘッドウェア&アパレルブランドを展開するニューエラジャパンが、「夏場の熱中症対策」に関する意識調査を実施。すると、10~20代の約3割、30~50代の約2割に「熱中症の経験がある」ということが判明。熱中症経験者には“ある特徴”があることも分かった。

全国の10~50代の男女を対象に行った今回の調査。500人を対象に「今年の夏にしたいこと・予定していること」を聞くと、多くが「旅行」や「海・プール」と答えた。また、全体の約6~7割が「休日は屋外で過ごすことが多い」と答えた。

そして、「外出時に熱中症対策をしている」という327人を対象に、「具体的にどのような対策をしているか」聞いたところ、9割が「定期的な水分補給」と回答。しかし、帽子を被る人は少ないようで、9480人に対するスクリーニング調査で「普段外出時に帽子は被りますか?」と聞くと、過半数に「被る習慣がない」ことが判明した。

そんななか、気象病・天気病外来がある「せたがや内科・神経内科クリニック」の久手堅司院長にインタビュー取材を行い、夏場の熱中症について聞くと、「熱中症にかかっている人を見ると、“帽子を被っている人”の割合が少ない」との見解を明らかに。
「直射日光を浴びないようにすることや、頭が高温にならないように帽子を被ったり、フードを被ったりといった対策をする必要があります」とのことで、「人間のカラダは体温が高く上がってくると生活に支障をきたすので、何か遮る物が必要。去年に比べて外出の割合も増えているので、熱中症患者も自ずと増えます」と、注意を促していた。
また、ニューエラの担当者は、熱中症対策として「見た目に涼し気な印象を与えてくれる」というホワイトのキャップや、バイザーを1センチメートル長くしたキャップ、トレンドのバケットハットなど、日除け効果が期待できる帽子をオススメしている。普段着にも取り入れやすいヘッドウェアをセレクトして、度重なる異常気象&猛暑日と上手く付き合ってほしい。

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