【やっぱコレだニャ】便利な猫グッズを使って気付いた、目には見えない“大切なもの”

東京ウォーカー(全国版)

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猫のコタツや妻のイクヨはん、亀のヨシオ、金魚のキンちゃんと仲良く暮らしている大塚くんは、漫画やイラストを描いたりしている“猫バカおじさん”――。「猫のコタツと大塚くん」は、温かい家族の日常を描いたエッセイ漫画だ。

ギスギスしがちなこんな時世にこそより光る、“ゆるゆる”なタッチとストーリーの持つぬくもりに心がなごむ。そんな魅力いっぱいの同作から今回は、愛猫との遊びを通じて気付いた“大切なもの”に関するストーリーをご紹介。大塚くん独自のちょっぴりファンタジー(!?)な視点にも注目だ。

―― このエピソードを題材に選んだ理由を教えてください。

【大塚さん】猫と暮らしている友人の家へ遊びに行ったときに、猫と遊べるレーザーポインターのおもちゃがあることを知り、我が家も購入したんです。とても便利なグッズなので、ぜひ漫画にしたいと思ったのですが、そもそもこのおもちゃのキモである「光」って一体何なんだろうと疑問に思って調べてみたら、とてもおもしろくて。今回の漫画のタイトルでもある「エーテル」という存在を知り、これをテーマにして漫画を描きたくなりました。結果、ちょっと不思議な話になったかもしれませんが…。

―― 大塚さんの使用されているレーザーポインターはどんなおもちゃですか?

【大塚さん】作中ではわかりやすいように赤い線で表現したのですが、実際は指した先に赤い点の光が表示されるものです。僕が買ったものは猫用グッズとして売られていたので、漫画で描いた通り、猫の手のようなフォルムになっていて、スイッチは肉球。見た目もとても愛らしいです(笑)。

―― レーザーポインターで遊ぶのはどんなタイミングですか?

【大塚さん】僕が動かなくても猫と遊べるとても便利なおもちゃなので、見ている漫画やテレビがいいところだったり…主に自分がゴロゴロしていたいときに使ってしまいます(笑)。コタツの目に光が当たってしまわないように気を付けていますが、「遊べ〜遊べ〜」とアピールしてくるコタツの気を紛らわすのにとても役に立ちますね。

―― コタツはどのようにレーザーポインターで遊ぶのでしょうか?

【大塚さん】レーザーポインターの赤い光を目掛けて動き回ります。光なので、一瞬で遠くの壁に飛んだり、天井に張り付いたりするわけですが、それをとても興味のある感じで追って走り回るので、コタツにとってはすごくいい運動になっている気がします。

でも、当然捕まえることはできませんから、コタツ的には遊びの手応えをあまり感じられないんだと思うんです。それで不思議そうにしたりごまかしたり、落ち込んでいるような感じに見えて、なんだかいつも申し訳なくなってしまって…。

なので最終的には、我が家では「ボンボリ」と呼んでいる猫じゃらしを使って、コタツの“獲物を捕えた実感”を満たすようにしています。

―― 結局、コタツのために腰を上げるんですね。コタツにとっては、レーザーポインターとボンボリはどのような違いがあると感じますか?

【大塚さん】そうですね…。感触のあるものとないもの、ということでしょうか。僕の感覚では、やはりボンボリのほうがぬくもりがある遊び方だと感じるんです。ボンボリを持って家の中を走り回ったり、チャンバラごっこをしたりするのが、僕らにとっては一番しっくり来るんですよね。もちろん、レーザーポインターもとても便利で素晴らしいグッズなので、これからもたびたび使用させてもらいます!

―― 愛情深い“大塚くん”らしいエピソードですね。ありがとうございました。


取材・文=前田智恵美/取材協力=大塚くん(Twitter:@KotatsuNekono)

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