Twitterで流行ってる「#多分私しかやってない」タグを辿ったら奇才たちの宝庫だった!!

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Twitterで流行っている「#多分私しかやってない」をご存じだろうか?誰もがやっていなそうなことを掲載するカテゴリーで、時折トレンド入りしている。マニアやこだわりの作品が多い中、一際異彩を放ちいいねを獲得しているバズ作品を紹介しよう!

寿司ネタで生物ならぬ「静物図鑑」

寿司ネタのサーモンを擬獣化させたサーモンニギリス画像提供:クマコロ/熊野ひぐま(@s_kumaco)

2022年8月26日時点で11.9万いいねを獲得している「静物図鑑」。作者のクマコロ/熊野ひぐま( @s_kumaco )さんは、寿司ネタを擬獣化させた生態図鑑描いている。その数なんと150カン以上。マグロやサーモンなどの人気寿司ネタだけでなく、カッパやなどの巻物まである。

【写真】サーモンニギリスとは?生息地や特徴までが記載されている架空の生態図鑑画像提供:クマコロ/熊野ひぐま(@s_kumaco)

まずは百聞は一見にしかず、生物ならぬ「静物図鑑」のサーモンニギリスを紹介しよう!寿司ネタのサーモンを擬獣化させた静物図鑑には、つがいとの行動、骨格、生態系まで本格的に描かれているのが特徴だ。この斬新なアイデアを形にしたクマコロ/熊野ひぐまさんに制作秘話を訊いた。

――寿司ネタの生態系というすごく斬新なアイデアですね。いつ頃から制作されているんですか?

初めて制作したのは2010年頃、学生時代に動かない物を生物に見立ててその生態を綴った「静物図鑑」として制作したのがきっかけで、その一部として寿司モチーフの「スシニギリス」がいたのが始まりです。

現在、この架空の寿司生態図鑑には約150カンの寿司が収録されている画像提供:クマコロ/熊野ひぐま(@s_kumaco)

――作品でこだわったところ、見て欲しいポイントなどを教えてください。

あえてあまり原型を崩さず、遠目に見ると寿司に見えるような塩梅でデザインをしているところと、食べ物にしか見えないけどあくまでディテールは生物っぽく描いているところです(そうでないのもいますが)。また頭部や足、目など、細部にちょっとした小ネタをたくさん盛り込んでいるのでじっくり見て頂けるととても嬉しいです。

さらに現在ソフビで立体化も画像提供:クマコロ/熊野ひぐま(@s_kumaco)

――新しくで立体化されると拝見しましたが、販売の予定はありますか?(ガチャなどであると集めたくなりますが)

上記のソフト塩化ビニールは、現在確約式の クラウドファンディング で制作進行しております。スシニギリスに関する小話もありますので、見ていただくだけでもよし、もしご支援いただければ大変喜びます!

育てた庭の花で妖精のドレスを作る

まるで妖精が着る洋服みたい画像提供:Fairy's Dress ~妖精のドレス~(@Fairys_Dress)

次に紹介するのは、自分の庭で育てた花をドレスのように仕立てるFairy's Dress ~妖精のドレス~( @Fairys_Dress )さん。タグとともに投稿された花のドレスに「すごい才能!」「世界観が素敵」と、21.6万いいねが集まっている(8月21日時点)。短い花の命も記録に残せば、愛でるだけでなく充足感もひとしおだろう。

――今までどのようなフラワードレスを作りましたか?何種類でも花の種類でも構いませんので教えてください。

全部で90種類ほどです。

――制作でこだわっているところ、難しいポイント、見どころがあれば教えてください。

【こだわっているところ】
お花の個性や色・形を活かすこと、植物たちと自然の循環を大切にすることです。妖精のドレスは、基本的に私が大切に育てた植物を使っています。萎れかけて傷んでいる花びらの一部を切り取って綺麗に見せることもありますし、風雨で落ちてしまったお花を拾って作ることもあります。ドレスのためにお花を手折ることも時にはありますが、撮影が終わったら使用したお花を出来るかぎり生けていますし、ドレスが萎れてしまった場合は、土に還しています。

生の花弁を使って、ドレスを作る画像提供:Fairy's Dress ~妖精のドレス~(@Fairys_Dress)

【難しいポイント】
花びらはとても繊細で傷つきやすいので、破かないよう、傷つけないよう、花びらをつまむことにすら神経を使います。また、萎れないうちに完成させて撮影するのは、体力と集中力が必要です。

【見どころ】
お花によって作られるドレスのシルエットや色彩を眺めるのも良いと思いますが、使用した花の名前を記載しているので、どのパーツにどのお花を使っているのか照らし合わせてみても楽しいと思います。

花が傷まないうちに制作し、撮影するまで神経を使うとか画像提供:Fairy's Dress ~妖精のドレス~(@Fairys_Dress)

9月1日より 公式ホームページ を開設。ネットショップではパネル、ポストカード、アクセサリーを販売予定だ。また、2023年のカレンダー、クリアファイルやフレークシールなどの計画も進行中だ。

ウッドレジン(木と樹脂)を用いたファンタジーな世界

太陽の光に透けて見えるレインボーカラーで染められた葉脈画像提供:753WORKS〈ナゴミワークス〉(@75_handmade)

最後に、葉っぱの葉脈だけを残して染め、レジンに閉じ込めるという作品を制作している753WORKS( @75_handmade )さんを紹介する。葉脈を7色に染めて木と合わせた作品は「美しい」と、1.6万いいねを獲得(8月24日時点)している。

樹脂と葉脈の透け感が美しい画像提供:753WORKS〈ナゴミワークス〉(@75_handmade)

――作品はいつ頃から制作されているんですか?きっかけがあれば教えてください。

6年ほど前から制作をしています。海外でこういうものがあると知り、趣味として始めました。

――作品でこだわったところ、見て欲しいポイントなどを教えてください。

一つひとつ丁寧に磨いて出した樹脂の艶感と透明感や木材との一体感が特に見ていただきたいポイントです。また、ペンダントやブレスレットは金属アレルギーの方でも安心して身に着けていただけるように、なるべく金具を使わない・金具が触れないデザインにしています。

――作品は購入はできますか?

はい。ありがたいことに追加と同時に売り切れてしまうことがほとんどなのですが、通販サイトから購入できます。追加は不定期なので、Twitterチェックしていただけると嬉しいです。

ハッシュタグ「私しかやってない」は、誰しもが考えつかなかったような面白い作品が詰まったクリエイティブな人たちが多く集まっている。見ているだけで、好奇心と刺激されること間違いなしだ。

取材協力:(上から順に)クマコロ/熊野ひぐま(@s_kumaco)、Fairy's Dress ~妖精のドレス~(@Fairys_Dress)、753WORKS(@75_handmade)

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