男がリアルにあこがれるアラフォー男性像とは?

東京ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

何かとクローズアップされる「アラフォー」世代は、とかく女性陣にスポットが当たりがち。しかし、昨日10/26に閉幕した東京国際映画祭では、例年になく男性陣の輝きが目立った。男がリアルにあこがれるアラフォー男性像とは? 映画祭に登場したスターの姿にその姿を追った。

まず、その名もずばり「40歳問題」という40代を迎えたミュージシャンを追ったドキュメンタリー作品の舞台挨拶に登場した、浜崎貴司(FLYING KIDS)、大沢伸一(MONDO GROSSO)、桜井秀俊(真心ブラザーズ)、中江裕司監督の中年4人。まだまだ現役で活躍中の彼らだが、各人とも余裕というか、それも会場に対する場慣れ的な余裕ではなくて、おおげさに言うと、人生に対する余裕的なものを感じた。ミュージシャンならではなのだろうか、抜け具合のバランスがいい。

また、オープニングのグリーンカーペットでは阿部寛、高橋克典、椎名桔平、伊原剛志、佐藤浩一といった面々に注目。女性陣をエスコートする彼らの姿は、男から見ても断然格好いい。こちらも“余裕”というキーワードが浮かぶ。顔つき、着こなし、態度のいずれにも無理がない。

ファッション・ライターの柴田麻希はこう指摘する。「きりっとしたタキシードスーツが多い中、阿部寛はストールであえて、肩の力を抜いた感じがいい。高橋克典はVネックラインの胸元に‘狙った’気合いを感じる。椎名桔平は、ネクタイをせずに光沢のあるジャケット。こういうフォーマル姿もありなのでは? また、やりすぎの感がある佐藤浩一も、あえて遊んでいる感じがいい」

バブルから90年代後半にかけて、大人の男の格好よさはいいもの(=高級品)が似合うことにある、という風潮が強かったが、最近は少し様変わりしているようだ。今回映画祭で見たアラフォー男性陣に共通していたのは、どこか余裕のある“ヌケ感”。それは大人の粋を感じさせ、同性から見ても格好いい。アラフォー男性が作る新しい男性像。大いに期待したい。【東京ウォーカー】

この記事の画像一覧(全12枚)

キーワード

カテゴリ:
地域名:

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る