親子三世代で楽しめる!思い出作りにぴったりな都内近郊のおすすめスポット8選
東京ウォーカー(全国版)
三世代でのおでかけにおすすめのスポットを紹介!いずれも都内近郊なので、思い立ったらすぐに行けるという点が魅力。定番スポットでの新しい発見を家族で共有したり、非日常的な体験ができる憧れの宿に泊まってみたり…。ゆっくりと会話を楽しみながら、家族水入らずの時間を楽しんでみては?
■六本木ヒルズ展望台/東京都港区
東京の中心に位置する六本木ヒルズ森タワーにある、都内屈指のビュースポット。52階の屋内展望台「東京シティビュー」と、ガラスで遮られることなく360度の眺望が楽しめる屋外展望台「スカイデッキ」を有し、どちらも都内はもちろん、関東平野を見渡すことができる。

「スカイデッキ」は、屋上のヘリポートを囲むようにあり、その高さは海抜270メートルと、建造物の屋上として関東で一番高い場所に位置する。そのため、快晴の日に条件が重なれば富士山はもちろん、茨城県牛久市にある「牛久大仏」まで眺められるほど、抜群の見晴らしの良さを誇る。また、東京タワーを足元まで見られるという、知る人ぞ知るスポットでもある。
日差しが降り注ぐ昼間の景色から、夕景、夜景と、時間によって異なった趣を魅せてくれる都心のビル群は圧巻。東側と西側には座れるデッキがあるので、刻々と変化する景色をゆっくりと堪能するのも楽しみ方のひとつだ。さらに、春は眼下に広がる桜が観賞でき、夏は各地で打ち上げられる花火、秋は上空に輝く中秋の名月、冬ははっきり浮かび上がる雪景色の富士山と、四季折々の景色が楽しめる。ダイナミックな景色と一緒に、都会の上空に吹く心地よい風も体感しよう。

「スカイデッキ」では月に数回、星空に詳しいスタッフと一緒に星を見る「六本木天文クラブ」の星空観望会を開催。月や星はもちろん、皆既月食、ふたご座流星群など、毎回異なるテーマのイベントを実施している。

「東京シティビュー」は、ガラスの側まで立つことができるので、「スカイデッキ」では見られなかった足元の景色を見渡すことができるのが魅力。また、大きな窓からの絶景だけでなく「スカイギャラリー」で随時開催されている展覧会やイベントも要チェックだ。さらに、フロア内には「東京シティビュー ショップ」があり、オリジナルやコラボグッズ、展覧会・イベントと連携したグッズなどが販売されている。


住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー/時間:東京シティビュー10:00~22:00(最終入館21:00)、スカイデッキ11:00~20:00(最終入場19:30)/休み:不定休/電話:03-6406-6652/料金:公式サイトを確認
※スカイデッキは、森美術館、東京シティビュー、森アーツセンターギャラリーのいずれかのチケットに下記追加料金
一般500円、高校・大学生500円、4歳~中学生300円、シニア(65歳以上)500円
■すみだ北斎美術館・両国国技館/東京都墨田区
「すみだ北斎美術館」は、世界的に名高い浮世絵師・葛飾北斎や門人の作品を展示する美術館として、北斎がおよそ90年の生涯のほとんどを過ごした東京都墨田区に誕生した。楢崎宗重やピーター・モースといった北斎の研究者のコレクションや、墨田区が収集した優品など、北斎や門人の作品を中心に約1900点(2022年4月現在)を所蔵し、さまざまなテーマで開催する企画展で順次公開。北斎作品の魅力を国内外に向けて発信している。

同館のAURORA(常設展示室)では、北斎代表作の実物大高精細レプリカやタッチパネルを活用し、北斎の生涯と代表作、すみだ地域との関わりを伝えている。浮世絵作品は光に弱く退色が起こりやすいものだが、すみだ北斎美術館の常設展示では少しでも長く良い状態で保存しながらも、多くの人が楽しめるようにと実物大高精細レプリカを活用。ほかにも、コマ送りの「北斎漫画」や、一筆書きを楽しめるタッチパネル、作品の細部を拡大して見ることができる4Kモニター、「北斎のアトリエ」再現模型などが設置されており、数え年90歳まで制作を続けた北斎の画業を年代順に辿ることができる。


須佐之男命がさまざまな厄神を制し、今後人々に悪事を働かないよう証文を取る様子が描かれた「須佐之男命厄神退治之図(すさのおのみことやくじんたいじのず)」は、北斎晩年最大級の傑作。牛嶋神社に奉納されていたが、残念ながら関東大震災で焼失。明治時代の雑誌に掲載されていたモノクロ写真を基に最新テクノロジーを用いて復元されたもので、ここだけでしか見られない貴重な作品となっている。

また、1階に設置されたミュージアムショップでは、企画展にあわせた図録やリーフレットをはじめ、所蔵品をモチーフにしたオリジナルグッズ、北斎を主とする浮世絵グッズやアートデザイングッズなどを購入することができる。

すみだ北斎美術館の近くには、大相撲の興行が行われる施設「両国国技館」がある。JR両国駅の北に位置し、敷地面積は約1万8500平方メートル、収容人数は約1万1000人を誇る。1月に初場所、5月に夏場所、9月に秋場所が開催されており、相撲以外にも、プロレスやボクシングの試合会場、コンサート・ライブの会場としても使用されている。
基本的に本場所開催中でないと入場はできないが、品格のある外観を眺めるのもまた一興。すみだ北斎美術館からの散歩を楽しみつつ訪れてみては?

すみだ北斎美術館
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2/時間:9:30~17:30(最終入館17:00)/休み:月曜(祝日、振替休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)※その他臨時休館あり/電話:03-6658-8936/料金:一般400円、高校生以上の学生・65歳以上300円、中学生以下無料(生徒手帳や身分証が必要)
両国国技館
住所:東京都墨田区横網1-3-28/時間:各本場所によって異なる/休み:詳しくは休館日カレンダーを参照/電話:03-3623-5111/料金:座席によって異なる
■EAT GOOD PLACE/東京都豊島区
東池袋の「IKE・SUNPARK」にあるカフェレストラン。“eat good=「食べる事から生まれる良いサイクル」”をテーマに、無添加・自家製で身体に良いものにこだわったメニューが味わえる。
店内は至るところに観葉植物が置かれ、天井も6メートルと高く、開放的な癒やしの空間となっている。テラス席からは緑豊かなパークビューが楽しめ、ゆったりした時間が過ごせる都会のオアシスのような雰囲気が魅力だ。


毎朝8時からモーニングメニューが楽しめ、金・土曜日と祝前日はディナータイムもオープン。国産小麦と天然酵母を使った自家製のパンと、彩り豊かな野菜が中心のメニューは、安全安心な素材に徹底的にこだわっている。野菜は、山梨・清里町にある自社農園で採れる清里野菜と、神奈川・葉山町の野菜を主に使用。

また、「IKE・SUNPARK」のコミュニティガーデンではコンポストを利用しており、調理で出た野菜くずなどから堆肥を作り、その堆肥を利用して野菜やハーブを栽培。そのガーデンで収穫した野菜やハーブもカフェのメニューに取り入れ、“eat good”を実践している。

住所:東京都豊島区東池袋4-42 IKE・SUNPARK内/時間:8:00〜18:00(金・土・祝前日〜22:00)/休み:なし/電話:03-6914-1192
■コニカミノルタ サイエンスドーム/東京都八王子市
見る、触る、創るの3つの体験を通して、子供たちの科学に対する心を育てる科学館。2フロアの館内は、3つのテーマによる体験スペースと、プラネタリウムで構成されている。

館内には、17の装置を動かして科学のおもしろさを体感できる「遊びカガク」や、国際宇宙ステーション(ISS)の1/10スケール模型が展示されている「地球・宇宙・未来」なども。ここでは、H2ロケットの打ち上げや、国際宇宙ステーションで行われている仕事を疑似体験することができる。また、230万年前のハチオウジゾウの化石(レプリカ)や、200年前に落下した八王子隕石のパネルも展示。


同施設のシンボルともいえるプラネタリウムでは、直径21メートルのドームスクリーンいっぱいに星や全天周映像が映し出され、美しい星空と迫力ある映像が楽しめる。約38万個の恒星が投影されると、まるで宇宙空間にいるような臨場感。番組は、解説員が生解説で紹介する今夜の星空解説や、未就学児向け番組、アニメキャラクター登場のものなど、子供向けから大人向けまでバラエティに富んだラインナップとなっている。

土・日・祝日のほか、春・夏・冬休み期間には、工作教室や星空観望会などの子供向けイベントが開催されているので、こちらも要チェックだ。
住所:東京都八王子市大横町9-13/時間:平日12:00〜17:00、土・日・祝日、春・夏・冬休み期間10:00〜17:00/休み:月・火曜※臨時休館日あり/電話:042-624-3311(コニカミノルタ サイエンスドーム)/料金:入館料 大人200円、子供(4歳〜中学生)100円、プラネタリウム 大人500円、子供(4歳〜中学生)150円(セット割引あり)※開館日についてはコニカミノルタ サイエンスドームの公式サイトで確認
■星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳/山梨県北杜市
日本有数のワイン産地である山梨・長野の県境エリアに位置し、“ワインリゾート”をテーマに掲げるリゾートホテル。イタリアンレストラン「OTTO SETTE」では、約2000本の中からソムリエが厳選したワインを存分に楽しむことができる。
施設のメインストリート「ピーマン通り」は、ベリーニタワーを中心にレストランやカフェ、雑貨店などが約19店舗並ぶ石畳のストリート。「THE HALLOWEEN HOTEL」や「ワインリゾートクリスマス」など、四季折々のイベントも毎年開催されている。宿泊者以外も利用可能なので、多くの人で賑わう交流の場でもある。


リゾナーレ八ヶ岳の部屋は大きく分けて「レジデンス棟」と「ホテル棟」の2種類があり、さらにそれぞれ9タイプの部屋があるため、人数や用途に合わせて選択しよう。いずれの部屋も居心地を追求したモダンラグジュアリーで、ワインをイメージしたボルドーカラーが基調。非日常感を満喫できる造りとなっている。

また、八ヶ岳連峰や南アルプスなどを望むロケーションに囲まれた「八ヶ岳アクティビティセンター」では、多様な自然体験プログラムを実施。地上5~7メートルに広がるアスレチック「森の空中散歩」では、「一本橋」や「くぐりあみ」、「ジップライン」など、スリルと爽快感が楽しめる。ほかにも「森林乗馬」や「自転車アクティビティ」など、リゾート気分が楽しめる贅沢な時間を提案している。

住所:山梨県北杜市小淵沢町129-1/時間:チェックイン15:00〜、チェックアウト〜12:00/休み:なし/電話:宿泊予約0570-073-055(9:30~18:00)/料金:2万4000円~(1泊、2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、朝食付)
■萌木の村/山梨県北杜市
約3万平方メートルの自然豊かな敷地の中に、本格的なオーベルジュ、クラフトビール醸造所、オルゴール博物館、日本有数のナチュラルガーデン「ナチュラルガーデンズMOEGI」などが点在。四季折々の植物が生い茂り、八ヶ岳の自然を堪能できるスポットだ。
萌木の村自慢の「ナチュラルガーデンズMOEGI」は、イギリス人ランドスケープデザイナーのポール・スミザー氏が手がけた庭園で、自然生態系をより豊かにすることを目標に、農薬や肥料は一切使用せずに施工・管理されているのが特徴。清里の開拓時に道路や田畑の縁石として使われていた石を、石垣として再利用しているという。


「萌木の村 ROCK」は、1971年に清里初の喫茶店としてオープンした。年間15万食オーダーされるという名物「ROCKのカレー」は、秘伝のスパイスで味を調え、野菜が完全に溶けるまで10時間以上煮込んだ超濃厚なビーフカレーだ。創業時から今に至るまで変わらぬ味を守っている。カレーに使う野菜やプレートに盛られるサラダには地元産の野菜、米も八ヶ岳南麓のブランド米「梨北米」が使用されている。



また、同店では1997年に萌木の村の醸造部門として立ち上がった「八ヶ岳ブルワリー」で生まれたクラフトビール「八ヶ岳ビール タッチダウン」も人気。原点となったピルスナーを含むレギュラー5種に加え、季節ごとの限定ビールを提供している。
住所:山梨県北杜市高根町清里3545/時間:公式サイトを確認/休み:施設により異なる/電話:0551-48-3522
■武田の杜・健康の森/山梨県甲府市
甲府市街地の北側に位置する、約2500ヘクタールの保健休養林として広がる「武田の杜」。四季折々の森の風景を見ることができる、自然豊かな森林公園だ。遊歩道や展望休憩室がある中心エリアの「健康の森」は、森の癒やし効果があると科学的に実証され、“森林セラピー基地”に認定されている。バリアフリーの「癒やしの小径」など4つの森林セラピーロードでは、ガイドによる案内ツアーも楽しめる。

また、野鳥や昆虫を観察する施設「野鳥昆虫観察小屋」、森林・林業の魅力を発信する施設「森林学習展示館」なども併設。さらに、見晴らし台からは富士山と甲府盆地が一望でき、夜になると夜景も楽しめる。
「鳥獣センター」は、山梨県唯一の野生鳥獣の保護施設であり、鳥獣愛護活動を普及するための施設でもある。施設内には、イヌワシやオオワシの標本など436個体の鳥獣の標本をはじめ、図書や資料なども展示。野生鳥獣の生態や重要性を学ぶことができる。

さらに、広大な森の中にはキャンプ場も併設されており、テントサイトやログキャビンなど目的に合わせて選択可能。宿泊だけでなく日帰りのデイキャンプにも対応している。

住所:山梨県甲府市山宮町片山3371(健康の森)、甲府市和田町3004-1(鳥獣センター)/時間:9:00~17:00/休み:なし、鳥獣センターは月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)/電話:055-251-8551(健康の森)、055-252-9161(鳥獣センター)/料金:無料
■サントリー登美の丘ワイナリー/山梨県甲斐市
土作りからブドウ栽培・醸造・瓶詰めまでを一貫して行う、サントリーのワイナリー。ワインへのこだわりを体感できるツアーやイベントが定期的に開催され、100年続くブドウ畑やワインの貯蔵庫を見学できる。

ブドウ畑がある「登美の丘」は、富士山や南アルプス・甲斐駒ケ岳、八ヶ岳など、周りを高い山々に囲まれている影響で雨が少ない。また、畑が南向き斜面の日当たりの良い土地にあり、標高も高いため冷涼で、収穫期の昼夜の気温差が10度以上になる日が多いという気候。ブドウの熟度が高まりやすい、理想的な環境なのだ。
場内のブドウ畑では、赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、白はシャルドネ、甲州など、主に11品種のブドウを管理・栽培している。

また、2022年9月、新ブランド「SUNTORY FROM FARM」の立ち上げに伴いワイナリーをリニューアル。“大自然堪能型ワインテラス”の開設や、ワインショップ・セミナールームの改修、熟成庫の空間演出などを行う。新スポットでの体験を通して、ブドウ畑を起点に日本ワインの本質的な価値を伝えていく役割も期待されている。新ブランド「SUNTORY FROM FARM」の一部製品もここで仕込まれているとのこと。

ワインショップでは、登美の丘で収穫されたブドウ100%のワインをはじめ、さまざまな日本ワインやつまみを販売。さらに、ショップ内のワインサーバーでは数十種類の日本ワインを1杯から気軽に楽しめ、テイスティングカウンターでは貴腐ワインなども試せるので、併せてチェックしよう。


住所:山梨県甲斐市大垈2786/時間:ツアーによって異なる/休み:年末年始、不定休/電話:0551-28-7311/料金:有料(ツアーの内容によって料金が異なる)
【ウォーカープラス/PR】
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