大阪・堺筋本町「創作カレー ツキノワ」和ダシベースに鮮烈なスパイスの香りはじける創作カレーが人気!
関西ウォーカー
大阪でブーム加熱中のスパイスカレーの名店を紹介するWEB連載「大阪スパイスカレー名店ファイル」第12回は大阪・堺筋本町の人気店をご紹介します!
今回紹介するのは、こだわりの和風ダシと多彩なスパイスを巧みに合わせた創作系カレーが人気の「創作カレー ツキノワ」。店主の菅尚弘さんに独立までの経緯や今後の計画などについて聞いてみた。
コンセプトは間借り時代からブレない“和ダシベース”

大阪・北堀江で間借り営業をしていた「創作カレー ツキノワ」が3年ぶりに堺筋本町にて復活。提供するカレーは、間借り時代からのコンセプトである“和ダシベース”のカレー。日本人が食べ慣れているもの=和ダシにスパイスを合わせ、旨味の底上げをさりげなくこなしている。さらに、こうじ味噌を隠し味として使い、コクとほっこり感を演出。スパイスのキレと香りはそのままに、和ダシ&こうじ味噌のまろやかな旨味の余韻が融和している。
メニューは、定番のチキンカレー(800円)、キーマカレー(800円)に日替りカレーの3種。合いがけスタイルをとってはいないが、客の嗜好に寄り添った形でミニキーマ(200円)を用意している。また、少しずつ混ぜて味の変化が楽しめるよう、サワークリーム(100円)やマスタードソース(50円)、うずらスモーク(100円)、プラムソース(50円)のトッピングがあるのもおもしろい。
間借り終了後、進化を遂げての復活

店主の菅さんは、北堀江で約1年の間借りでの営業を終えた後、堀江の某カフェ&バールにてランチのカレー担当として勤務。そこでの3年間は自身の店の看板を掲げることはできなかったが、イタリア料理のシェフから料理の基礎や技術を学ぶことができ、とてもいい時間を過ごせたという。そこで、身に付けた知識と技術を基に、2016年5月、進化系和ダシベースのカレーが、副菜もさらにバージョンアップし復活した。
復活して間もなくスタートした、毎月、最終土曜の夜に実施される“月の華”。中華料理の調理人となった後輩と中華×カレーのコラボレーションメニューの提供をしたり、音楽イベントへの出店など、さまざまなことに積極的にチャレンジし、客の好奇心をくすぐってきた。
6月16日(金)の夜から居酒屋をスタート! 二毛作スタイルに進化

そんな菅さんが、今度はなんと! 6月16日(金)18:00から居酒屋をスタート。昼はカレー、夜はコンセプトも店名も異なる居酒屋となり、二毛作スタイルで夜も楽しめるように! 夜の店名は「太陽の居酒屋 テト」。残念ながらカレーはないそうだが、名物の太陽のポルケッタをはじめ、砂ズリハーブポン酢などほっこりする和食からスパイスにこだわった各国の料理を提供する。締めには菅さんらしい一品、シメのスパイス茶漬けたるものも登場。さまざまなことに挑戦してきたのも、今までに培ってきた人との縁を大切にしてきた菅さんだからこそ。今回の居酒屋営業も、人との繋がりが実現させた。今後、どんな風に展開していくのかが、とても楽しみだ。
※本連載はムック「KansaiWalker特別編集 関西カレー’17新時代!」(現在発売中)の発売を記念した連載記事です。大阪スパイスカレーの名店・新店を多数紹介した本です。ぜひ興味のある方は書店・コンビニでチェックしてください。
【関西ウォーカー編集部/ライター惣元美由紀】
惣元美由紀
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