日本最北の酒蔵はニシン漁の歴史も感じさせる
北海道ウォーカー
当然といえば当然なんですが、日本最北の○○○が北海道にたくさんあるわけで……。明治期にニシン漁で湧いた町・増毛(ましけ)にも日本最北の酒蔵・国稀(くにまれ)酒造があります。往時をしのばせる雰囲気のある建物で、増毛に来たからには絶対訪れたいスポットです。ここでは約20種類の日本酒を飲み比べできる利き酒コーナーや伏流水を引っ張っている水場、136年の歴史が詰まった資料館などが無料で見学できます。そんな国稀酒造を徹底解説しちゃいます!

明治15年に創業した国稀酒造は、増毛を訪れた人が必ずと言っていいほど立ち寄る有名な観光スポットなんです。趣のある佇まいで、俳優・高倉健さんの代表映画「駅-STATION-」のロケ地にもなっているんですよ! 芳醇ですっきりとしたのどごしが特徴の国稀(1800ml)1690円を筆頭に、20種類以上のおいしい日本酒を造っています。

資料室には、酒造りに使っていた道具や古いラベルを張った一升瓶などが展示されています。国稀の歴史を垣間見れることができます。

水場は駐車場横と利き酒コーナー入口前の2カ所にあります。とても柔らかい口当たりの軟水で、この水を使って国稀の酒は造られています。

国稀酒造で造っているお酒を全種類味わえる利き酒コーナーが大人気。時間があればフルコースを味わえます。飲み過ぎには注意して!

お土産コーナーには、増毛エリアでしか買えない地域限定の酒4種以外にも、手拭いや饅頭といった国稀限定のお土産がたくさん!

国内でもかなり珍しい巨大なニシン漁の船が完全な形で展示されています。壁には当時の漁の様子がわかるパネル展示もありますよ。(ニシン船は国稀酒造から200m先の千石蔵で展示しています)
国稀酒造株式会社 ■住所:増毛郡増毛町稲場町1-17 ■電話:0164・53・1050 ■時間:9:00~17:00(酒造見学~16:30) ■料金:入場無料 ■休み:なし
日本酒好きなら絶対楽しめる国稀酒造。情緒あふれる酒蔵で、北海道の歴史を感じながら日本酒を味わう贅沢な時間を過ごしてみませんか?
【北海道ウォーカー編集部】
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