初心者なら知っておきたい!アロマを楽しむ基礎知識
東京ウォーカー
「アロマセラピーは難しいんでしょ?」というのは思い込み。基本や注意事項を知り、エッセンシャルオイルや道具を揃えれば、すぐに楽しむことができるのだ。今回は、アロマセラピーを始めるための“基本のき”3つをご紹介。
アロマセラピーって何?

アロマセラピーという言葉は「aroma(芳香)」と「therapy(療法)」を組み合わせた造語。特徴はエッセンシャルオイルを使う点。植物から抽出したこのオイルの中には、芳香成分だけでなく、たくさんの薬効成分が凝縮されている。アロマセラピーとはこの天然の有効成分を使って、心や体の状態を整える自然療法。数ある自然療法のなかでも、植物の成分をもっとも効果的に利用したものといわれている。
エッセンシャルオイルとは?

植物が種の保存などの目的のために出している香りの成分を抽出したもの。日本では「精油」とも。エッセンシャルオイルは植物から分泌されるが、分泌腺が集中している部位は花びらや葉、根、果皮など植物によってさまざま。この抽出部位によって香りや心身に働きかける効果が異なる。植物から少量しか抽出できないエッセンシャルオイルは高価になり、採取しやすいものは手頃な価格で購入できる。
本当に効果があるの?

アロマセラピーのような自然療法は実体験の積み重ねで発達してきた。そのため、ヨーロッパでさえ、科学的な裏付けに乏しいという理由からアロマセラピーが非科学的とみなされる時期があった。だが、近年は多くの研究者によって次々と科学的な証明がおこなわれ、病原体や神経系の作用についても研究がどんどん進んでいる。つまり、アロマセラピーは香りを楽しむだけのものではないのだ。
作用する仕組みは?

嗅覚は視覚よりも早く脳に届く。五感のうち、嗅覚は情動や意欲に関与する大脳辺縁系にストレートに伝えられる。だが、他の視覚や触覚などは大脳新皮質を経由してから大脳辺縁系に伝わる。つまり、いい香りを嗅ぐと、頭で考えるよりも先にいい気分になったり、リラックスしたりするのだ。ほかにも「呼吸→肺→血液→全身」、「皮膚→毛細血管&リンパ管→血液→全身」という伝わり方がある。
これで基礎知識は完ペキ!次回は使用する際の具体的な心得を紹介するぞ!【東京ウォーカー】
編集部
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