ミシュラン獲得店も参加!2018年1月、京都・錦市場に食文化施設がオープン!
関西ウォーカー
京の台所と知られる京都・錦市場に、食文化体験施設「京都錦市場 斗米庵(とべいあん)」が開設されることが発表された。ミシュランガイドにも掲載されている「祇園さゝ木」プロデュースの料理を味わうことができ、錦市場の食文化を学び体験できる施設として、2018年1月の開設を予定している。
創設400年を誇る錦市場の歴史と食文化を未来につなげるプロジェクトとして、錦市場商店街、日本財団、京都工芸繊維大学、祇園さゝ木のコラボレーションが実現。観光地として有名な錦市場の本来の役割である「卸業」の文化をもっと知ってもらうために、新しい食文化施設を企画した。施設名は、錦市場で才能を育んだとされる絵師・伊藤若冲の別号から「斗米庵」と名付けられた。
場所は、錦市場の中央に位置する麩屋町と富小路通の間。風情ある細い通の先に、モダンな日本家屋の店舗が建つ予定。気品と風格を感じさせる設計デザイン及びブランディングは、京都工業繊維大学の「KYOTO Design Lab」が担当。
1階は「祇園さゝ木」プロデュースの料理が楽しめる「斗米庵」がオープン。錦市場の食材を使った四季折々の料理を提供する予定。2階は、京都の料理人が講師を務める「劇場型 プレミアム料理教室」、自身で買い付けた錦市場の食材を料理人がその場で調理してくれる「錦市場食文化体験プログラム」の開設を予定している。
6月7日(水)に開かれた記者発表会で、錦市場商店街振興組合の宇津理事は「錦市場のブランドの維持と継承が目的。新鮮で美味しい錦市場の食材を味わってほしい」とアピールした。同施設は、多くの料亭や旅館などに食材を卸している錦市場だからこその新鮮な食材を味わうことができ、京都の食文化にも触れることができる。観光客のみならず、多くの人から注目されそうだ。
【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】
山根翼
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