食パンに付いている、袋を留めるプラスチック器具の名前は!?ふだん「アレ」で済ましている物の正式名称20選

東京ウォーカー(全国版)

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こんにちは。クイズを愛する、2児の親のサラリーマンけんたろ( @kenlife202010 )と申します。クイズ好きが高じて、日本語や雑学に興味を持つようになり、Twitterではクイズを中心に言葉の知識や雑学ネタを発信しています。

こちらでは「言葉にまつわる知識」をテーマに、よくある日本語の間違い、実は知らない身近なモノの名前、漢字、社会人としての言葉、言葉の雑学などをお伝えしていきます。

6回目となる今回は 「アレの名前」 です。

日常生活の会話の中で、名前はわからないから説明しながら「アレ」で済ませているものって結構ありますよね。例えば、 食パンの袋などに付いている袋を閉じるためのプラスチックの「アレ」 。実は「バッグクロージャー」という名前があります。より正式には「クイック・ロック・バッグ・クロージャー」という名前で、アメリカのクイック・ロック社の創業者フロイド・パクストンが発明し特許を取得しています。

元々はリンゴを詰めた袋の口を簡単に閉じる方法として考案されましたが、やがてパンの包装にも使われるようになりました。ちなみに日本では埼玉県川口市に工場を持つクイック・ロック・ジャパン(株)のみが製造しています。

今回はそんなモノ自体は知っているけど名前を知らなかった「アレ」をまとめてみました。
是非あの子の名前を知ってあげてください。

アレの名前


アルベド :ミカンの房についた白い繊維状のもの。ラテン語で「白さ」を表します。アルベドは果実を大きくするために水や養分を送る維管束です。よくアルベドを綺麗に取る人もいますが、食物繊維が豊富で、毛細血管を強くすると言われるビタミンPなどの栄養素も多く含まれていると言われています。

ロイター板 :小中学校の体育の授業で跳び箱を跳ぶ際によく使っていた踏切り板。ロイターは開発者のリチャード・ロイターに由来します。ロイター板は木のしなりを活かして、強く踏み込めば踏み込むほど反発力も大きくなるようにできています。

タレ瓶 :お弁当の中によく入っている魚の形をした醤油入れで、1957年に旭創業が発売開始した時の商品名で「ランチャーム」とも呼ばれています。

バラン :こちらもお弁当でおかずの境目に入っている、緑色の葉のようなもの。名前は植物の葉蘭(はらん)から来ています。葉蘭の葉には防腐や殺菌作用があるとされ、寿司の下に敷かれることもあります。これを真似て作ったものがビニール製の「人造バラン」であり、今は人造を取って「バラン」や「ハラン」と呼ばれています。

パキッテ :2種類の液状の調味料などを同時に片手で割って、食材にかけることのできる便利アイテムですが、元々は「ディスペンパック」という名前でした。2019年に「パキッ」と音がするたびに笑顔が生まれるという意味から名称変更されました。

ランドルト環 :片目を隠した状態で環が空いているところを区別することで、視力を測るものです。1888年にフランスの眼科医ランドルトが考案しその名が付けられています。ちなみに切れ目部分の幅が1.5ミリのランドルト環を、5メートル離れたところから区別できれば1.0の視力があるとされます。

ポイ :縁日の金魚すくいで見かける円形の枠に和紙を貼ったこの道具の名前の由来は、「使って破れればポイっと捨てる」「金魚がポイポイすくえる」など諸説あります。

梵天 :耳掃除で耳の細かい垢を取り除く際に用いられるものですが、元々は棒の先に球状の飾りをつけた幣束を表す言葉です。その幣束をかつぐ秋田や栃木の「梵天祭り」が有名です。その形状が似ていることから耳かきのフワフワ部分も「梵天」と呼ばれるようになりました。

カルトン :お金を受け渡しする時の皿状の物。最近では新型コロナウイルスの影響で、コンビニなどで直接手ではなくコレを介して金銭の受け渡しをすることが多くなりました。語源はフランス語の「carton(厚紙)」で、厚紙で作られた箱のことを「カルトン」と呼ばれていました。ちなみにタバコなど箱を数える単位である「カートン」も同じ語源。

カラザ :鳥類の卵の黄身の位置を安定させるために、黄身の両端についているひも状の「アレ」。漢字で「殻座」と書く時があるので日本語かと誤解されがちですが、実際はラテン語の「chalaza」から来ています。

グラシン紙 :肉まんなどの底に付いている薄い紙。化学パルプを分解し高圧加工された紙のことで、耐油性・耐水性に優れているのが特徴です。他にもクッキングシート・トレーシングペーパー・粉薬の包み紙にも使用されています。

フェルール :英語で「継ぎ手」を表し、鉛筆と消しゴムの接合部分の名前以外にも、配管などの接合部品名などで呼ばれます。1858年にアメリカ人のハイマンがデッサン中に消しゴムを探す手間を省くために鉛筆と合体させるというアイデアから生まれたものです。

ディッシャー :アイスクリームをすくい取る道具として知られていますが、それ以外にもポテトサラダやマッシュポテトを丸く綺麗に取る際にも使用されます。特にアイスクリームを取る際のものは「アイスクリームディッシャー」と呼ばれます。

スピン :本などに付いていて、しおりの役割をするひも状のもの。別名「栞紐(しおりひも)」「リボン」などとも呼ばれています。英語では「ブックマーク」と一般的には呼ばれており、「スピン」という呼び方は日本独自のもので語源は不明です。

イーゼル :絵を描くときにキャンバスなどを固定するスタンド。英語で「画架」を意味します。大きく2種類あり「三脚型」と「H型」があります。三脚型はよく美術室などでも見かけるもので設置が簡便なタイプです。一方H型は垂直に立てるもので安定感のあるタイプです。

竜頭 :腕時計で、時間を合わせる際などにねじる小さなつまみ。元々は、お寺の釣鐘をつり下げるための綱を通す部分である「鈕(ちゅう)」のことを日本では「竜頭」と呼んでいました。やがて日本に西洋から懐中時計が持ち込まれ、懐中時計に紐や鎖を通してつるす部分を、鐘同様(同じく時を告げるもの)つり下げる部分ということで、「竜頭」と呼ぶようになったのではないかとされています。

サインポール :昭和時代には理髪店の前に必ずされていたと言われる三色の回転灯。これは世界共通のマークですが、「サインポール」は和製英語で、英語では「バーバーポール」と言います。日本で設置され始めた明治時代には「有平棒(あるへいぼう)」と呼ばれていました。3色の理由はご存知でしょうか?中世ヨーロッパでは理髪師が外科医も兼ねており、瀉血(しゃけつ)という体から血を抜く外科治療を行う際に、棒を伝って血を落としていました。その赤い棒に白い包帯がらせん状に巻き付いたことがサインポールの始まりであり、その後理髪師と外科医を区別するようになったタイミングで青の色が足され、今の3色のサインポールとなったとされる説があります。

いかがだったでしょうか?普段使っていたり目にしたりするものも多かったのではないでしょうか?会話の中で登場させる時も何となく「アレ」で済ませることが多いと思います。逆に今回の名称を出しても相手は「?」となることの方が多いでしょう。

ただどんなものにも名前があり、それを知るとなぜか愛着も湧いてきます。どんなものにでも興味関心を持つことは大人になってからも大切にしたいですし、大人になった今だからこそ、その名前の背景も知るとより歴史の面白さにもつながってきたりします。

この図解で紹介したもの以外にもたくさんの「アレ」が日常には潜んでいますので、是非探してみてください。

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