加藤浩次さんがネーミング 非喫煙者と喫煙者の共存を目指した喫煙所「THE TOBACCO 2:50.76」がオープン
東京ウォーカー(全国版)
2022年12月6日、お笑い芸人の加藤浩次さんのネーミングによる喫煙所「THE TOBACCO 2:50.76」が東京・丸の内にお目見えした。
「THE TOBACCO」とは、非喫煙者と喫煙者が心地よく共存できることを目指した新しいカタチの喫煙所。現在は東京都内と横浜に店舗を展開しており、「THE TOBACCO 2:50.76」は13店舗目のオープンとなる。そこで「THE TOBACCO」を運営するコソドの代表取締役CEO 山下悟郎さんに、プロジェクトの狙いや今後の展開について話を聞いた。


ーー「THE TOBACCO」について教えてください。
【山下さん】公衆喫煙所は、狭くて汚い、煙いなど、居心地の悪い場所が少なくありません。「THE TOBACCO」を企画するにあたっては、喫煙者に「どんな喫煙所が理想か」というアンケートを実施し、喫煙所が提供できる体験価値について考えました。
「THE TOBACCO」は煙が充満しない構造を採用しているので排煙能力が高く、一般的な喫煙所と比較して髪や衣服に匂いが付着しにくくなっています。また、音楽やデザインを通じてタバコに寄り添う文化の醸成を目指しており、喫煙者が「たばこを吸うときは『THE TOBACCO』に足を運びたい」と思える場所に育てていきたいと考えています。


ーー「THE TOBACCO 2:50.76」のネーミングにあたって、加藤浩次さんを起用された理由を教えてください。
【山下さん】毎日が多忙な加藤さんにとって、喫煙所とはどんな存在なのだろうと興味がありました。芸術やカルチャーにも詳しく、非常にバランス感覚に優れた方だと感じておりましたので、喫煙者と非喫煙者、双方のことを考えつつ加藤さんの感性を生かすようなネーミングをお願いしたいと依頼しました。


ーー「THE TOBACCO」を通じて実現したいことは何でしょうか。
【山下さん】吸う人も吸わない人も共存できる街・社会づくりの一助になればと考えています。ポイ捨てや受動喫煙をなくし美しい街づくりを実現するためには、喫煙所の供給不足を改善するとともに、マナーを守る人を増やすことが重要だと思っています。
互いの好きなコトやモノを認め合える世の中が理想ではありますが、たばこは周囲に迷惑をかけてしまう可能性がある嗜好品です。喫煙者がマナーを守る環境づくりを通じて、喫煙者と非喫煙者が共存できる社会に近づくお手伝いができればいいなと思います。

加藤浩次さんからのコメント
加藤浩次さんは今回のネーミングにあたり、以下のようにコメントしている。
「『2:50.76』。この時間は長いのか?短いのか?ぼんやり何も考えず煙を燻らしたり、ちょっと決断してみたり、将来について考えてみたり、少し反省してみたり、人生の覚悟を決めてみたり。この2:50.76秒は、僕が1本のTOBACCOを吸ってる時間の平均値。前向きに生きるために必要な時間」
今度、大阪や兵庫への展開も予定されている「THE TOBACCO」。どんなコンセプトの店舗を見せてくれるのか、今から期待が高まる。
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