【第3回】現役20周年!ホークス・五十嵐亮太投手、年齢を感じさせない秘訣とは
九州ウォーカー
傑物ぞろいの福岡ソフトバンクホークス投手陣のなかでも、その経験から“支柱”といって過言ではない五十嵐亮太投手。場面を選ばず八面六臂の大活躍を見せる17年シーズンの原動力とは…?秘訣に迫った。

――今シーズンに目を向けると、ここまで自身の手応えとしてはいかがですか?
「数字も内容も、それなりにできているかなと。決して満足はしていませんが、キャンプ、オープン戦の状態からすると、かなりよくなってきました」
――今シーズンは、リードした状況、ビハインドの状況、回の頭から、回の途中から、いろんな場面で登板しています。
「本当に、幅広いですよね。これまで、あまりなかったことです。予想外の場面で登板することもたまにあるので、大切になってくるのがメンタル面のコントロール。もちろん、登板タイミングははっきりしていたほうがコンディションは整えやすいですが、この年齢になっても新たな刺激を受けながら、自分の可能性を引き出してもらえているという点では、いい経験だと考えています」

――好調なブルペン陣に刺激を受ける部分もありますか?
「岩嵜(翔投手)が去年以上によくなっているし、森(唯斗投手)も頑張っている。彼らの勢い、マウンドでの輝き方を見ていると、負けられないと思いますね」
――チーム最年長、ベテランと言われることも増えてきたと思いますが、自分で年齢を感じることは?
「そう改めて言われると、感じちゃいますよね(笑)。でも、周囲が抱いているベテランのイメージが僕にはわからなくて。若い選手がすごいボールを投げていたら、すぐに興味をもつし。チームをまとめようって、特段、意識することもないし。あまり年長選手っぽくないのかも…。もちろん、ブルペンで若手にアドバイスすることはありますけどね。速球へのこだわりも変わりません。僕のなかでは“ストレートあっての変化球”なので、そこは現役である以上、ブレないですね」

――交流戦後には「鷹の祭典」が控えています。今年のユニフォームは「1ダホー!ストライプ」。五十嵐さん自身、ストライプは久々じゃないですか?
「確かに、赤のストライプってヤクルト以来ですよね。個人的に赤は好きな色です。2014年に優勝した時も鷹の祭典は赤のユニフォームだったし、赤には良いイメージをもっています」

次回は、五十嵐投手インタビュー最終回!メキシコで先発にチャレンジした経験や、自身の新たな可能性について語ってくれた。7/11(火)の配信をお楽しみに!【九州ウォーカー編集部/取材・文=近藤耕平、撮影=山辺 学】
近藤耕平
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