現役女子大生タレント・中川紅葉のクリスマスは「今年も“クリぼっち配信”やります」/ココロすっぴん#4
東京ウォーカー(全国版)

青山学院大学に在学する現役女子大生で、演技やバラエティなどマルチに活躍している中川紅葉さんによるエッセイ連載「ココロすっぴん」。かなりの読書家で、大学生・タレント・インフルエンサーなどのさまざまな顔を持つ彼女が日々感じたことを、忖度なく書き綴ります。第4回のテーマは、街中がフワフワした雰囲気になる「クリスマス」について。
#4「クリスマスの思い出ってなに」
「時期的にクリスマスを題材にして書いてみます!」と担当者さんに言ってみたものの、現在、日付が変わり12月18日の深夜2時。エッセイ公開は3日後の水曜日。原稿が上げられずヒヤヒヤしています。
だって、どうしよう。
私、クリスマスの思い出、ない。
数年前から私を見てくださっている方はご存知だと思いますが、私は例年クリスマスイブにインスタライブで「毎年恒例!クリぼっち会」を開催しています。簡単に言うと、
「中川紅葉、今年もクリスマスを1人で寂しく過ごしてるよ」の会
です。もちろん、今年も開催予定。
そんなに潔く出会いを諦めている人間に相手なんてできないだろ、と冷たいことを考えた方には、道端でガムを踏むくらいの小さな不幸が訪れてほしいものです。
なんて、冗談はともかく。今必死に探しているのです、クリスマスの思い出を。自分で言い出したものの、
私にとってクリスマスをテーマにするって相当ヘビー。

思い返してみると、小学校低学年で同級生に「サンタさんはいない」と不意打ちを食らい、早々に“無神論者”ならぬ“無サンタ論者”になったり、クリスマスプレゼントでもらったXbox(Wiiみたいなお高めテレビゲーム機)を3カ月後になぜか水没させたり、ポケモンのゲームカセットを2日で飽きて全くやらなくなったり。
そもそも、とにかく物欲がないタイプだったので、毎年欲しいものをなかなか言わなかった記憶もあり、両親からしたら本当に
プレゼントしがいのない面倒な子供だったと思います。
ただ、私にとってはモノじゃないものが大切な思い出だったことに気がつきました。今だからそう思えます。
私が見ていない隙に両親がチャイムを鳴らし、玄関を開けたらプレゼントが置いてあった年もありました。サンタの不在を知ってからも、「やっぱりサンタさんっているんじゃない!?」と思うほど上手くサプライズしてくれて、自分の子供ができたら同じことをしてあげたいくらい、両親のイベントを大事にする姿勢が好きでした。
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