ハウステンボスのヨーロッパの街並みをバックに味わう、満開のあじさいとの優雅なひと時
九州ウォーカー
梅雨入りし、お出かけも億劫になる季節ではあるが、今の時期のハウステンボスはあじさいが見頃を迎え、ミュージアムやこの期間限定のグルメなど、心が洗われるようなコンテンツがいっぱいになっている。古き良きヨーロッパの街並みの中、優雅な時間を過ごせるハウステンボスの見どころをまとめて紹介する。

今が見頃の「あじさいロード」で優雅な散策
梅雨の代名詞ともいえるあじさいは、他の花にはない独特の特徴を多く備えている。土壌により赤や青に変化する色合いや、実は原産地は日本で、欧州に渡り逆輸入された複雑な歴史など、学べば学ぶほど味わい深い花。ハウステンボスではこの時期、日本最多1100品種のあじさいが咲き誇り、特にメインスポット「あじさいロード」ではそのほとんどが集まっている。ひとつひとつに名前や簡単な紹介を書いたプレートがつけられており、中には「雨の物語」や「天を仰いで」といった、ロマンチックな名前の品種も。色形にもさまざまな違いがあり、眺めているだけでも穏やかで充実した時間が過ごせることだろう。また、ハート型のあじさいをみつけてSNSに投稿すると、豪華お食事券が抽選で当たるキャンペーンも人気。

芸術・陶器・ガラス・テディベア。「美術館めぐり」でちょっと大人な時間を楽しむ
ハウステンボス場内にある 4 つのミュージアム。あじさいと一緒に鑑賞してみてはいかが?梅雨でも天気を気にせず鑑賞できるのもポイント。あじさいロードの参道を登った先にある宮殿内の「ハウステンボス美術館」では、季節ごとに様々な企画展を展開しており、現在は「花の妖精」をテーマにした華やかな展示を楽しむことができる。また、伊万里焼の貴重な美術品を展示しているのは「ポルセレインミュージアム」。なかでもドイツの宮殿にある部屋を再現した、3,000 点もの磁器が飾られている磁器の間は必見だ。ヨーロッパの貴重なガラスの芸術品を展示している「ギヤマンミュージアム」では、室内の照明を落とし光で浮かび上がる作品がまるで宝石のよう。「テディベアキングダム」では、テディベアの誕生や名前の由来を微笑ましいジオラマとともに見ることができる。

目でも舌でも楽しむ 極上「あじさいグルメ」を召し上がれ
花や美しい芸術品で心を潤したら、見た目にもさわやかなグルメを味わう順番。あじさいロードのすぐそばの和食処「花の家」の、桃の香りがさわやかな「あじさい桃あんみつ」(580 円)や、アムステルダムガーデンレストランのブルーベリーや抹茶クッキーであじさいを表現した「アジサイパフェ」(800円)など、かわいいスイーツを気軽に楽しめる。またアンカーズラウンジでは、6月10日(土)から7月2日(日)までの土日限定であじさいと一流の音楽と共にホテルグルメを楽しめる「あじさい祭ランチ&スイーツコンサートブッフェ」(大人 3800円)も開催している。

さらに現在、「あじさい祭限定お1人さまスペシャルプラン」も開催中。あじさいのガイドツアーやコンサートブッフェ、ソムリエによるワインテイスティング体験までついたお得なプラン。
雨が少し鬱陶しいこの季節、家にいるのではもったいない!梅雨ならではのあじさいの美しさをハウステンボスで楽しんでみて!!【ウォーカープラス編集部/高橋千広】
高橋千広
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