旭山動物園の人気ガイド&動物を2時間で見て回ってみる
北海道ウォーカー
旭山動物園には行きたいけれど、旅行プランがきっちりで少ししか時間が取れない……なんて方もいるでしょう。でも、大丈夫です! 今回は忙しい旅行スケジュールの中、2時間で旭山の人気施設&ガイドを巡る短期集中型コースを考えてみましたよ。スタートは午前10時、旭山動物園行きのバスが停まる正門側から入園するとして、まず向かうのは……。
10:00~10:15 きりん舎・かば館へ
正門からまっすぐ進むと、階段を2か所昇った位置に時計塔とサポートセンターが見えてきます。そこを左に曲がって少し歩いた場所にあるのが「きりん舎」と「かば館」。隣接する二つの施設は屋内放飼場の地下が繋がっているので一緒に見て回ることができますし、「かば館」の屋内プールの水は朝には入れ替わるため、クリアな状態で見るなら午前中、時間の早いうちに行くのがオススメ。

タイミング良く、カバが水中を泳ぐ姿を見られたらラッキー! 屋内プールにはあらゆる角度から観察できるようガラス窓が設置されているので、「カバのお腹を下から見る」なんてこともできちゃいます。

この地下部分をキリンの放飼場側に進むと、キリンの大きさを間近に感じられる観察テラスがあります。「きりん舎」は地下で足元から、地上では目の高さからキリンが観察できるようになっているのが特徴。
10:15~10:30 ぺんぎん館へ

道を戻ると、左手に「あざらし館」が見えてきますが、隣接する「ほっきょくぐま館」と一緒に見たほうがより効率的なので、サポートセンター奥の「ぺんぎん館」へ向かいます。テレビなどでよく紹介される、「空を飛ぶように泳ぐペンギン」を見に行きましょう! 「ぺんぎん館」に入ってすぐ現れる水中トンネルが人気の撮影スポット。もちろん、屋内、屋外ともに放飼場はあるので、トンネル以外でも4種類のペンギンたちをじっくり観察できますよ。
10:30~10:45 あざらし館へ

「ぺんぎん館」を見たら、「ほっきょくぐま館」の「もぐもぐタイム」まで「あざらし館」を堪能します。カメラに押さえておきたいのがアザラシのマリンウェイ(円柱水槽)通過姿! 通るかどうかはアザラシの気分次第ですが、大水槽を悠々と泳ぐ姿を見るだけでも十分癒されますよ。
10:45~11:20 ほっきょくぐま館へ

「あざらし館」を出ると、「ほっきょくぐま館」の入口が近くにあるので、入ってもぐもぐタイムに備えましょう。ホッキョクグマの「もぐもぐタイム」は旭山動物園でも特に人気のガイド。巨大なホッキョクグマが投げ込まれた魚を獲る姿を目の前で見られるとあって、土日や夏休みなどは長い行列ができることも。基本的に午前中の実施は11時からになるので、ぜひ見ておきましょう!
11:20~11:30 レッサーパンダ舎へ

「ほっきょくぐま館」の屋外放飼場から少し上がった先にあるのが、「レッサーパンダ舎」。暑いのが苦手な動物のため、朝や夕方といった涼しい時間帯のほうが活発に動くそう。また、両脇には「ホッキョクギツネ舎」や「小獣舎」もあるので、いろんな種類の動物をあまり移動せずに見られるのもオススメするポイントです。

11:30~11:45 もうじゅう館へ

まだまだ坂の上にも施設はありますが、時間も迫ってきたので旭川駅・旭川空港行きのバス停がある正門側へ戻りながら「もうじゅう館」へ。アムールトラやユキヒョウ、エゾヒグマなど6種類の猛獣を、下から覗けたり、ガラス窓越しに間近に見られたりといろんなふうに観察できます。動物によって午前・午後、または日替わりの交替展示となっていますよ。
11:45~12:00 お土産を購入して退園
そろそろ時間なので、お土産を購入しましょう。正門側にある「旭山動物園くらぶ正門売店」では、絵本作家・あべ弘士さんのイラスト入りエコバッグ(5種類・各1300円)などもありますし、隣の「旭山動物園パン小屋」で不動の人気を誇るメロンパン(1個170円)を買うのもおすすめ。

「オオカミの森」や「ちんぱんじーの森」などまだまだ見たい施設はあるんですが、人気施設をおさえつつ、出来るだけスムーズにいろんな種類の動物を見るなら、こういう回り方もアリかと思いますよ!
※写真提供:旭川市旭山動物園
【北海道ウォーカー/出村聖子】
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