約8.6kgのすいかが編集部に登場!甘くてシャリシャリ“鳥取すいか”は今が食べごろ
東京ウォーカー(全国版)
ずっしりと大きいそのすいかは、なんと重量約8.6kg!
甘くてみずみずしい初夏の風物詩、すいか。大きなすいかを抱えて編集部を訪れたのは、とっとり観光大使や鳥取県職員によって結成された「鳥取すいかPRキャラバン隊」だ。名産の果物と言えば「梨」というイメージが強いが、実はすいかの一大産地でもある鳥取県。県の中央部を中心に生産されるすいかは全国第4位(平成27年度)の出荷量を誇っている。今回はとっとり観光親善大使の倉本真梨菜さんに、鳥取すいかの魅力を教えてもらった。

編集部にやってきた北栄町の「大栄すいか」をはじめ、倉吉市の「極実西瓜」、琴浦町産の黒皮すいか「東伯がぶりこ」など、さまざまな種類が生産されている鳥取県。それらに共通する特徴は、いずれも大玉で、甘くシャリシャリとした食感だ。光センサーにより糖度を測定し、11度以上のすいかのみを出荷しているため、当たりはずれがないのだという。実際にカットされたすいかを食べてみると、歯ざわりのよい食感と水気たっぷりでしっかりとした甘さが口の中に広がった。2017年産の鳥取すいかの平均重量は8.63kg、平均糖度は12.3度で、どれを選んでも食べ応えあるすいかに育っているそうだ。2016年10月の鳥取県中部地震や2017年1月から2月にかけて降った相次いでの大雪など、自然災害の影響が心配されたものの、無事に成長して昨年以上の大きさと甘さに仕上がったという。

鳥取すいかの食べごろについてたずねると、「すいかは桜前線と同じなんです」と倉本さん。すいかは温暖な南の方から順々に旬を迎えるそうで、ずばり鳥取すいかの食べごろは6月下旬から7月にかけて。まさに今が旬のすいかはそのまま食べても十分なおいしさだが、倉本さんはさらにおいしく食べるための秘密も教えてくれた。それはすいかの温度で、ちょっとひんやり感じるぐらいの約15℃に冷やすとさらに甘さが引き立つのだという。1玉なら約2時間半、4分の1カットなら約1時間半が冷却の目安とのこと。

2008年にはアラブ首長国連邦のドバイに、2014年からは香港へ本格的に輸出がはじまり、世界的にも評価を得ている鳥取すいか。東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」では鳥取すいかが購入できるほか、併設のイートインカフェではすいかパフェやカクテル、さらに生のすいかと生ハムやチーズと合わせピザに仕立てた「スイカのピッツァ~大山生ハムとチーズ」など、すいかがなくなるまでの期間限定メニューが登場。また、6月28日(水)には東京・調布市にて「鳥取すいか大試食会」も開催予定だ。だんだんと暑さが増す初夏の季節に、旬を迎えた鳥取すいかで甘くおいしく涼を感じよう!【ウォーカープラス編集部/国分洋平】
国分洋平
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