東本願寺で親鸞聖人誕生850年を祝う法要を実施！「慶讃法要」の楽しみ方

親鸞聖人(しんらんしょうにん)の誕生と浄土真宗の開宗を記念し、50年ごとに行われる大法要が、3月25日(土)から約1か月、東本願寺で営まれる。今回は「慶讃法要(きょうさんほうよう)」の楽しみ方をご紹介！

「慶讃法要」とは？

宗祖親鸞聖人が念仏の教えを明らかにしたことを深く感謝する仏事。今回は阿弥陀堂と御影堂の両堂で同時刻に勤行と法話が行われるほか、「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」をテーマに寄席やワークショップなど多彩なイベントが実施される。

「慶讃法要は50年に一度の大きな仏事ですが、どなたでもご参加いただけます。催し物を通して多くの方に真宗の教えに出会っていただければと思います」職員の髙山さん

【楽しみ方1】桂小春團治(かつらこはるだんじ)の落語で親鸞聖人について楽しく知ろう

桂小春團治による新作の真宗落語「親鸞で行こう」を視聴覚ホールにて、3月25日(土)～4月8日(土)、4月15日(土)～29日(祝)の各日2回公演を開催。落語を通して親鸞聖人の生涯や浄土真宗について、楽しく学ぶことができる。(観覧無料)

●申込方法:慶讃法要特設サイトで希望日時の空席状況を確認後、メールまたはFAXで予約(先着順)※参拝やお斎とのセット申込も可

【楽しみ方2】東本願寺前に市民緑地がオープン!京都ゆかりのお店が出店するマルシェへ

東本願寺前に現在整備中の市民広場が、慶讃法要に合わせ、3月24日(金)にオープン。法要期間中の土日を中心に「マルシェ」を開催し、飲食店やクラフト雑貨、ワークショップなど、京都とゆかりのある店が出店する。広場でのんびり過ごすのもおすすめ。

【楽しみ方3】手作り体験や対話のワークショップに参加

境内南側に設置された憩いのひろば(大型テント内)では、東本願寺を支える伝統技術に触れられるワークショップや対話交流など、参加者主体の体験型イベントを多数実施。開催日時や予約方法はホームページをチェックして。

【楽しみ方4】大型バルーンも登場する子どものひろばで遊ぼう

東本願寺のキャラクターをモチーフにした大型バルーンや〝しんらんさま〟がどこでなにをしているかを見つける大きなパネルなどを設置。親子で体を使って遊びながら学べる。

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法要期間限定！〝お斎〟(精進弁当)

境内の諸殿(大寝殿・白書院・表小書院)や渉成園などの会場で食べられるお斎(精進弁当)は、「慶(写真)」吸物付き3000円と、「喜」1500円の2種。

●申込方法：慶讃法要特設サイトで希望日時の空席状況を確認後、メールまたはFAXで予約(先着順)

東本願寺お買い物広場

東本願寺発行の書籍のほか、オリジナルグッズも販売。ショッピングなどに便利な手提げバッグ(660円～)や、文具、手ぬぐい、東本願寺の公式キャラクターとして活躍する〝鸞恩くん〟〝蓮ちゃん〟〝あかほんくん〟が描かれたグッズも豊富にそろう。法要期間中は、常設の「東本願寺お買い物広場」に加え、鐘楼前にも仮設のお買い物広場が設置されるので、ゆっくりとおみやげ探しを楽しめる。