【影山貴彦のTVコラム・がんばれ関西ローカル!】 魅力溢れるユルさを維持 これぞ関西らしさ!
関西ウォーカー
普段、本誌を愛読していらっしゃる方はよ~くご存じのことだが、このコラムの次ページは、「関ジャニ∞のジャニ勉 最前線リポート」だ。読者のみなさんの支えで、私のコラムも31回を数えた。ありがたい!と喜んでいたら、「ジャニ勉」の連載は今回189回、放送はなんと500回超えという。すごい!すごすぎる。心底あやかりたいものだ。
番組内のコーナーは変化した部分もあるが、関ジャニ∞のメンバーが全員揃ってゲストを迎え、肩の凝らない楽しいトークを展開させるテイストは変わらない。関西の放送局で長らく番組を作ってきた私だが、「ジャニ勉」は理想的な展開であると思う。関西ローカルの番組でありながら、全国数多くのエリアでも放送されているのだ。無論、関ジャニ∞の人気に拠るところ大だが、忘れてならないのは番組スタッフの努力。地に足をつけ、関西らしいユルさ、温かさにこだわり続けたことが長寿番組の秘訣だ。魅力溢れるユルさを維持することは難しい。
5月31日のゲストはTKO。木本が風紀委員的な「頑固道」を笑いにのせて熱弁すれば、木下は、何よりも自らの美を追求する頑固さを語った。二人の話のコントラストに笑いはより膨らみ、関ジャニ∞メンバーたちの自然なリアクションが冴えた。
ちなみに、木本、木下のキャラ、放送の通りだ。長らくの友人として証言する。(笑)
「神戸まつり」6時間の生放送 いいぞ、サンテレビ!
影山貴彦(かげやまたかひこ)同志社女子大学 学芸学部情報メディア学科教授。元毎日放送プロデューサー(「MBSヤングタウン」など)。早稲田大学政経学部卒、関西学院大学大学院文学修士。上方漫才大賞審査員、GAORA番組審議委員、日本笑い学会理事。著書に「影山教授の教え子が泣きにくる。~涙が笑顔にかわる京都の女子大研究室」など
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