人気YouTubeチャンネル「ボンボンTV」のしゅんしゅん&みーみ、動画のこだわりは「男女だからこそできる企画を考えている」

東京ウォーカー(全国版)

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YouTubeチャンネル「ボンボンTV」

チャンネル登録者数232万人(2023年2月時点)を誇るYouTubeチャンネル「ボンボンTV」。そんな人気チャンネルに、専門スクール「バンタンクリエイターアカデミー」の学生でありながら2022年に新メンバーとなったのが、しゅんしゅんさんとみーみさん。柔らかい発想でおもしろい企画を連発する二人に、YouTube動画制作を始めたきっかけや「ボンボンTV」のメンバーとして活動する上でこだわっていることなどを語ってもらった。

――まずはYouTubeクリエイターになろうと思ったきっかけから教えてください。

しゅんしゅん:僕はもともと、“動画編集者”になりたいと思っていたんです。それがきっかけで専門スクールに入学したんですけど、講師の方から「バンタンクリエイターアカデミーに入学したのであればYouTubeクリエイターを目指せ」と言われて。クリエイターを目指して勉強すれば、動画編集者にもなれるし、最初にいろいろなことを知っておけば後々役立つと、アドバイスしていただきました。正直、目立ちたがりでもあるので、“編集者になりたい”と言いながらも心のどこかに“表にも出てみたい”という気持ちがあったのは確かです(笑)。そのアドバイスに背中を押された感じですね。

みーみ:私は最初からYouTubeクリエイターになりたいと思っていて、親にもそのことは話していました。それと同時に、東京に行くのも夢だったんです。お母さんがバンタンの情報を見つけてくれて、UUUMと提携していることも知って、「東京に行ってもいいよ」と応援してくれたので、バンタンで学ぶために東京に来ました。

――家族が応援してくれているのはいいですね。

みーみ:はい。「ボンボンTV」も以前から見ていて好きなチャンネルでした。バンタンを受験した時に面接で、先生に「好きなYouTubeクリエイターはいますか?」と聞かれて、「『ボンボンTV』が好きなんです」という話をしていたら、タイミングよくメンバー募集をしていたみたいで、入学式の前ぐらいに「やってみない?」と声をかけていただいて、オーディションを受けました。

しゅんしゅん:僕はみーみより学年が1つ上なので、在学中にメンバー募集の話を聞いて、オーディションを受けました。僕の場合、YouTubeだけでなく、TikTokなどでもいろいろな動画をすでにアップしていたので、その実績も考慮してもらえたんじゃないかと思っています。

――お二人とも、さまざまなSNSで発信されていますが、YouTubeならではの魅力は何だと思いますか?

みーみ:YouTubeだと長い動画もアップできるので、表現の幅が広いところが魅力ですね。

しゅんしゅん:TikTokでバズったあとに、YouTubeを始める方は多いですね。YouTubeは表現手段においての“柱”のようなものかなって。YouTubeチャンネルで多くの登録者数を持っているのはすごいと思います。

【画像】「ボンボンTV」のしゅんしゅん&みーみ


――みーみさんは「ボンボンTV」がもともと好きだったということですが、しゅんしゅんさんはどんなYouTubeチャンネルを見ていたんですか?

しゅんしゅん:「東海オンエア」です。“YouTuber”という言葉がまだそれほど出回っていない頃からYouTubeを見ることにハマっていたので、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさん、フィッシャーズさんとか、黄金期を作った人気のYouTubeチャンネルはチェックしていました。その中でもずっと見てきたのが「東海オンエア」です。

――「ボンボンTV」では、1本の動画を配信するまで、どんな流れで作業をされていますか?

みーみ:人によってというか、チャンネルによってやり方は違うと思いますが、私たちがやっている「ボンボンTV」の場合、まず企画を考えます。寸劇をやることが多いので、その内容やテーマを決めるところから始めることが多いですね。

しゅんしゅん:ミーティングで企画を出し合って、その中からやる企画を決めて、具体的な構成を考えていって。

みーみ:自分が出した企画が通った場合は、監督やカメラを担当させてもらうこともあります。それから撮影して、最後は編集という流れですね。

――「ボンボンTV」は毎日動画をアップしているので、企画を考えるのが大変かと思います。企画内容はどんなふうに思いつくんですか?

しゅんしゅん:僕はずっと「東海オンエア」のチャンネルを見てきたので、企画を考える時も少なからず影響を受けているかなと思います。でも、「ボンボンTV」は視聴者に小学生が多く、ほかのチャンネルで人気だからといってそのまま持ってきてもハマらなかったりするので、“どうすれば小学生も興味を持ってくれるのか”を考えたりします。小学生が視聴していそうなチャンネルもリサーチしたり。「このサムネ、ヒキがあるな」とか「このサムネみたいな構図でこんな企画ができないかな」とか、いろいろなところに企画のヒントがあると思っています。ネットのニュースもそうだと思うんですけど、サムネと見出しで“この記事を読んでみよう”と思うわけじゃないですか。YouTubeも同じで、サムネとタイトルで決まることも多いので、そこには力を入れています。

――「ボンボンTV」で動画を作るうえで気をつけていることは?

しゅんしゅん:“同じことを繰り返さない”とか“ほかの人とかぶらない”というのを意識しています。企画だと「ボンボンTV」らしさを出す、とか。

――「ボンボンTV」らしさとは?

みーみ:“元気に発信すること”がボンボンらしさかなって思いますね。

しゅんしゅん:うん。ポップな感じとかね。あと、定番の企画もたくさんあります。“24時間〇〇生活”とか“バレずに〇〇する”とか。あとは、男女でやっているYouTubeチャンネルってそんなに数が多くないので、彼氏・彼女や兄妹設定など、男女だからこそできる企画を積極的に考えたりとか。寸劇でいうと、“いじめ”をテーマにしたものであったり、そういうテーマを扱うことでリアルに感じてもらえたり、共感してもらえることが多いんです。

――専門スクールに入学して以降、「ボンボンTV」のメンバーとしての活動を含めて、“大変だな”と思ったり、辞めたいなと思った挫折の経験はありますか?

しゅんしゅん:制作作業は大変なところもありますけど、やっぱり好きなことをやっているので“辞めたい”と思ったことはないですね。

みーみ:私も同じです。好きなことをやっているので楽しいです。家族も「ボンボンTV」の動画を見てくれていて、「あの動画、めっちゃおもしろかった」とか「この時のみーみ、かわいかったね」とか言ってくれるんですよ。友達も見てくれていて「この動画見たよ」とか連絡をくれたりして、どんどんそういうのが増えてきているのでうれしいです(笑)。

――活動内容が家族や友達にわかりますからね。だから安心して応援してくれるのかもしれないですね。

しゅんしゅん:そうですね。やっていることを家族とかに知ってもらえる仕事というのもそんなに多くないと思うので、YouTubeクリエイターの仕事はそういうところも大きな魅力かなと思います。


――お二人とも動画が好きということなので、普段から動画関連のことに時間を費やしていると思いますけど、休みの日はどんなふうに過ごしてますか?動画から離れて気分転換したりとか。

みーみ:私はお友達とごはんに行ったりすることが多いです。お休みの日はお友達やお母さんと、予定を合わせておでかけします。

しゅんしゅん:僕は家に一人でいることが多いですね。ゲームしたり、アニメを見たり、映画を見たり。今はサブスクでいろいろな作品が見られるので、ずっと見ています(笑)。夕方ぐらいからフラッと出かけることもありますね。買い物してから映画館で映画を見るとかですけど。月に一回ぐらいは友達と集まって、遊園地に行ったりサバゲーをしたり、そういうことで気分転換しています。

――今後、お仕事としてやってみたいことは?

しゅんしゅん:僕はもっと自分のSNSのフォロワー数を増やしたいですね。それがYouTubeの再生数に繋がってくると思うので、そこを今考えているところです。

みーみ:「センシュ宣誓」という曲のMVをしゅしゅんが監督をやって、メインで作っていたから、みーみもいつか……。

しゅんしゅん:監督したいんだ?

みーみ:監督っていうか、自分が“こういう曲を作りたい”って思うのを作りたいなって。TikTokでバズるような曲が作れたらいいなって思っています。ふふふふ。

――では最後に、YouTubeクリエイターを目指す人へのアドバイスをお願いします。

しゅんしゅん:自分でやりたいと思ったことをまずやってみてください。僕は“やってみよう!”という言葉が好きなんです(笑)。やってみないと、それに向いているか向いていないかもわからないですし、何も始まりませんから。

みーみ:YouTubeクリエイターを目指したいと思っているのであれば、自分の夢を諦めず、可能性を信じて頑張ってください。ファイト!

■しゅんしゅん(右)、みーみ(左)
2021年に開校したバンタンクリエイターアカデミーに、しゅんしゅんは第一期生として、みーみは第二期生として2022年に入学。UUUM株式会社によるMCアシスタント募集に合格し、チャンネル登録者数232万人を超える(2023年2月時点)の人気YouTubeチャンネル「ボンボンTV」の新メンバーに。2022年7月1日に投稿された動画で新メンバーとして正式に紹介された。YouTubeクリエイターの仕事内容や必要なスキルなどを紹介したインタビュー記事は こちら

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