「ミャクミャク」が「日本石見神楽大会」に登場!神楽がつなぐ2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)への思い

東京ウォーカー(全国版)

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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の公式キャラクター「ミャクミャク」 が、2023年3月5日に行われた「日本石見神楽大会」に登場した。ステージイベントのほか、会場となった石央文化ホールのホワイエではグリーティングも実施!手を振ったり、大きな頭を愛らしく動かすミャクミャクの姿に、子供のみならず大人も虜に。多くの人が記念撮影をするなど、交流を楽しんだ。

「日本石見神楽大会」に登場したミャクミャク

平安末期にルーツをもち、島根県西部の石見地域で長く演じられてきた石見神楽。10を超える社中(=神楽のチーム)が演目を披露する大規模イベントである「日本石見神楽大会」は3年ぶりの開催となり、「舞子たちの熱気も相当なもの」だと、浜田石見神楽社中連絡協議会会長の長冨さんも語る。

会場では大迫力の大蛇の展示も!

立ち見の観客も出るほどの大賑わいを見せたイベント当日の様子とともに、ミャクミャクや大阪・関西万博の魅力を紹介しよう。

ミャクミャクってどんなキャラクターなの?

大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」 は、 関西のどこかにある小さな湧水地で生まれたという不思議な生き物。 体の赤い部分は「細胞」、青い部分は「清い水」で、細胞と水がひとつになったことで誕生したのだそう。

手を振る姿など、一挙一動がキュートなミャクミャク

人懐っこい表情と、 丸いお尻にある目玉がついたしっぽがなんともキュートで、初めて見る生き物なのに親しみを感じさせる存在だ。 “自然” から生まれただけに、 元気の源は太陽の光。一方で雨の日も大好きだそうで、雨を体に取り込むことができるほか、 雨上がりに虹を見つけるという特技も持つ。

「ミャクミャク」 という愛称には、人間のDNA、 知恵と技術、歴史や文化といった今まで「脈々」と受け継がれてきた素晴らしさを、 これからも 「脈々」 と未来につないでいってくれるはず、という希望が込められている。 「ミャク」という響きは「脈」、つまり生命そのもの。キャラクターの赤と青という色使いも動脈と静脈を連想させ、 イメージにぴったりのネーミングだ。

ミャクミャクが特性を生かして大蛇に変身?

全12団体の上演の幕間に登場したミャクミャク。よいしょよいしょと言わんばかりの愛らしい動きでステージに登場したミャクミャクが、直前まで緊張感のある演目で張り詰めていた会場を癒やしムードに一変させる。

ひょっこりとステージに登場したミャクミャク

実は石見神楽と万博の関係は古く、1970年に開催された「大阪万博」で「石見神楽・大蛇退治」が上演された。また、日本石見神楽大会実行委員会の主体である浜田石見神楽社中連絡協議会は、その万博での上演を機に結成されたと司会者が解説した。

そのことに触れて「ミャクミャク、知ってるかな?」と司会者からの質問されると、ミャクミャクはうなずいてアピール。続けて「さすが、ミャクミャク。万博のことならなんでも知ってるんだよね!」と言われると、大きく手を広げて自信満々な様子を見せるなど、息ぴったりの掛け合いを見せた。

今は 「人間をまねた姿」をしているミャクミャクだが、“なりたい自分を探していろいろな形に姿を変えることができる”という特性をもっている。そこで、午後の部では司会者が「石見神楽の大蛇の姿になれるかな?」とミャクミャクにリクエスト。両手を合わせて、うねうねと体を動かし、懸命に大蛇を表現するミャクミャクに、会場からは大きな拍手が上がった。

コロナ禍を乗り越えての開催への意気込み

「1970年の大阪万博に行った人!」と司会者が会場に呼びかけると多くの人の手が上がり、うれしそうな様子で客席に拍手を送るミャクミャクの姿も印象的だった。そこで、当時を知る会長の長冨さんにもお話を伺った。

「大阪万博では、3社中で大蛇の演目をやったんです。それをきっかけに石見神楽の認知も広まりました。舞子や父兄に支えられ神楽大会の伝統も引き継がれていますし、当時より文化も進んでいます。コロナ禍を乗り越えての開催ということもあり、みんな一生懸命張り切っているので、素晴らしい演目をお届けしたいと思います」(長冨さん)

大阪・関西万博のブースでパチリ!


ミャクミャクを通して再びつながった石見神楽と万博

石見神楽は、1970年に日本で初めて開催された大阪万博をきっかけに、世界でも注目された日本の文化のひとつ。万博担当者である、内閣官房国際博覧会推進本部事務局の土居さんは「ミャクミャクを通じ、53年の時を経て石見神楽と万博が再び繋がることができて、歴史と文化が脈々と未来に受け継がれていることを感じました。今回の万博でも日本各地の伝統的な祭りが披露されることがあれば、世界に向けた地域の魅力発信の機会となってほしいです」と語る。

さらに「大阪・関西万博は、“未来社会の実験場”をコンセプトとし、人々の生き方や暮らし方、そして社会の在り方まで、未来に向けたさまざまな課題解決の姿を、ショーケースとして世界に発信する場となります」という展望があるのだそう。

これからも全国各地のイベントで大阪・関西万博をPRしていく

2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博は、開催まであと2年と少し。「これまでに味わったことのない未来、30年後、50年後の“日常”を先取りして体験ができる」と土居さんが教えてくれた万博に、期待が高まる!【ウォーカープラス/PR】

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