キッザニア甲子園に期間限定パビリオン「ランドセル工房」が登場!ミニランドセルづくりを通じて、職人の仕事を体験
関西ウォーカー
新1年生が真新しいランドセルを背負って小学校に通い始める春。最近はカラーバリエーションも増えて、進化が感じられるランドセルだが、機能的で収納力が高く、子どもたちの酷使にも耐える頑丈な構造は現在も受け継がれている。そこには、子どもたちの夢と希望と、そしてランドセル職人の技術や思い、ものづくりの歴史が詰まっている。
そんな職人の技術の一端に触れられるパビリオンが、子どもの職業・社会体験施設であるキッザニア甲子園に登場した。その名も「ランドセル工房」だ。静岡県のカバンメーカー「株式会社 池田屋」協力のもと、2023年4月6日 (木)までの期間限定でオープン。ランドセル職人の仕事を体験することができる。



ここではランドセル職人の仕事体験を通じて、約10分の1サイズのミニランドセルづくりや、ものづくりの歴史や技術、職人の思いを知ることができる。そこで3月20日のオープン初日に「ランドセル工房」を取材した。

1回の体験の定員は4人。取材した回には、小学5年生が2人、2年生が2人参加した。子どもたちの手元には、本革のランドセル本体部分と、カシメやホック、革紐などのパーツ、ハンマーや台座といった道具が配布され、最初にランドセルの歴史や各パーツの説明などを受ける。

組み立ては説明に従い、順を追って一つ一つ本体にパーツを取り付けていく。みんな真剣なまなざし。なかなか思うように取り付けられない場面もあったが、スタッフが親切に教えてくれるので、見事にミニランドセルをつくり終えた。

参加した子どもたちからは「楽しかった。(ランドセル本体に)ひもを通すのがおもしろかった」という声や、逆に「ひもを通すのが難しかった」という声も。「ハンマーで(パーツを)叩くところが興味深かった」とものづくりへの関心も高まったようだ。

キッザニアのスタッフであるスーパーバイザーは「ランドセルは小さな積み重ねで作られています。作業一つ一つに意味があります。ランドセルづくりを通じて、職人の技術や込められた思い、自分のランドセルにどんな思いが込められているか知ってほしい」と締めくくった。

「ランドセル工房」の所要時間は約45分。給料は8キッゾで、つくったミニランドセルは持ち帰ることができる。

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