坂本龍馬や土佐を体感できる“龍馬居酒屋”が増加中!

東京ウォーカー

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2010年1月3日(日)からスタートするNHKの大河ドラマ「龍馬伝」。そのブームにあやかろうと、龍馬人形や本、旅行ツアーの発売など、ドラマスタートに向けてその熱は高まるばかり。そんな中、幕末の雰囲気や土佐の名物が楽しめる、“龍馬居酒屋”にも注目が集まっている。

そのうちの一つ「龍馬邸」(東京・銀座)は、エントランスに据えられた坂本龍馬像が客の人気を集めている。あの有名な高知県・桂浜にある龍馬像をベースに作られ、諸説はあるが、当時としては大きい約170cmあったと言われる龍馬の実寸サイズだ。各個室のに土佐の地名が付けられ、その場所の絵が飾られていたり、ふすまに描かれていたりという遊び心も。

来店していた客は、銀座という土地柄もあり、30〜40代が中心。同僚と来店した50代の男性は「自分の出身地の京都にゆかりの深い龍馬には興味があります」と言い、来店理由を「高知出身の知人にこの店をすすめられて」と語る。一方、土佐の郷土料理を目当てに訪れた女性グループも。坂本龍馬好きだけでなく、カツオの藁焼きや新鮮な魚介類など土佐の味覚にひかれる客も多いようだ。

実は同社は2010年の坂本龍馬ブームを見越し、複数の龍馬居酒屋を展開。「社の代表が高知県出身だったこともあり、ドラマ放送に先駆けて龍馬居酒屋をオープンしました」と、同店を経営するダイヤモンドダイニング。今年8月にオープンした「龍馬邸」のほか、昨年11月に新橋に「竜馬が如く」、今年7月には横浜に「龍馬外伝」と3軒の龍馬居酒屋をオープン。

また、入り口に大きな龍馬の写真を掲げ、幕末ファンが集う「幕末酒屋 やんなはれ」(東京・渋谷)でも、「軍鶏鍋」をメニューに導入。軍鶏鍋は、龍馬が暗殺される直前、中岡慎太郎らと京都の近江屋で話し込んでいた際に食べたいと言ったと伝わる料理だ。渋谷センター街という立地から20〜30代の客が中心で、「最近は歴史好きの女性客が増えています」と店長。幕末志士の命日や誕生日に酒の振る舞いなどのイベントも実施しており、ドラマ放映開始後は龍馬のイベントを考えていく予定だという。

一方、幕末や龍馬をテーマにしていない居酒屋でも、メニューにひと工夫している店もある。約30店の飲食店を経営するリン・クルーは、「かまくら」や「もつ道」などグループ店21店舗で「坂本龍馬フェア」を1月末までの予定で開催中。軍鶏鍋のほか、亀山社中をイメージして舟形に揚げた春巻きの皮に長崎の皿うどんを盛った「亀山社中サラダ」など、7品を展開。「オリジナルダイニングかまくら 上野店」(東京・上野)は「評判はまずまず。ドラマの放送が始まって評判が上がれば、1月以降も続けたい」とする。

男性ファンだけでなく女性にもファンが多い坂本龍馬。高知や長崎の観光地の整備が始まり、さまざまなツアーも発売されているが、東京都内でも龍馬を体感できる店が増えている。大河ドラマ放送前に居酒屋で、ひと足早く龍馬気分を味わってみては。【東京ウォーカー】

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