【第3回】ホークス・高橋純平投手、プロの洗礼を浴びた1軍デビュー戦

九州ウォーカー

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2017年4月、プロデビュー後、初めて1軍の舞台に立った福岡ソフトバンクホークスの高橋純平投手。2軍で実力を養い、満を持して臨んだマウンドには違いないが、プロの厳しさを味わう1日となったようだ。

17年シーズン、ついに1軍デビュー!


――2017年シーズンは念願の1軍デビュー(2017年4月14日 vsオリックス)を飾りました。ヤフオクドームのマウンドはどうでしたか?

「オープン戦でヤフオクドームは経験していましたが、お客さんの数も熱気も全然違いました。3イニングしか投げていないのに、ファームの試合の何倍も疲れましたね…。今振り返ると、緊張で力みまくって、力任せの投球になってしまいました」

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――ホームランなどで4失点を喫するも、5奪三振。自信を得た部分も、多少あるのではないですか?

「そう言ってもらえるとありがたいですが、僕のなかでは課題しか残らなかった試合です。“あがり症”であることは自認しているんですが、それがもろに出ましたね…。ファームでやってきたことが全く出せませんでした…」

――では、その経験を生かして、シーズン後半に向けて今取り組んでいることは?

「2軍の試合で結果を残して、早くまた1軍に上がりたいという思いはあります!今はあえて試合と試合の登板間隔を空けて、ブルペンで投げ込むことに重きを置いています。週に3、4回はブルペン入りして、試合で投げる体力の強化に取り組んでいる最中。まだ試合で成果は表れていませんが、自分の中で徐々につかんでいるものはあります」(※インタビューは2017年5月に実施)

「あがり症が出てしまった…」と悔やむ高橋投手


――期待されながら結果が出せないことへの焦りと、どう向き合っていますか?

「ないといえば嘘になりますが、そこまで焦らずトレーニングに集中できているのは、昨シーズンの経験が糧になっています。プロとして1年間やってみて、1シーズンって長いんだなと実感しました。僕の場合、高校時代に負った怪我からのリハビリでプロ生活をスタートしたので、少し引いた目線でプロというものを見られたというのは大きかったですね。どれくらいの時期に投手は疲れが出てくるとか、シーズンを通してベストコンディションであり続けることの難しさとか…。これを1年目に観察することができたので、夏場以降、また1軍昇格のチャンスはあると思っています!」

17年シーズン後半、高橋投手が魅せる日は近い…!?


“プロの壁”に直面しつつも前を向く若い背中を、これからも応援し続けていきたい。そして、次回はついに最終回!岐阜県出身で九州とは縁がなかった高橋投手だが、福岡の街を満喫しているもよう…!?2017年8/8(火)の配信をお楽しみに!【九州ウォーカー編集部/取材・文=近藤耕平、撮影=山辺 学】

※高橋投手の「高」はハシゴダカ

近藤耕平

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