日本初!コカ・コーラが植物由来素材のペットボトルを発表
東京ウォーカー(全国版)
日本コカ・コーラが17日、都内で記者会見し、日本で初めて素材の一部に植物由来素材を使用した次世代型PETボトル「プラントボトル」を2010年3月15日(月)から導入することを発表した。同社の3つの飲料ブランドで、年間2045kl相当の原油使用削減を見込む。
「プラントボトル」はサトウキビから砂糖が精製される際に出る糖蜜を、ペット樹脂に転換し、最大30%使用している。にもかかわらず、形や重さ、強度は、従来のペットボトルと科学的・物理的に全く違わないうえ、既存のペットボトルリサイクル工場での100%リサイクルが可能だ。
「プラントボトル」は3月15日(月)から、ブレンド茶シェア60%を占める「爽健美茶」の500mlと350ml、「爽健美茶 黒冴」500mlのペットボトルに導入。4月12日(月)にはミネラルウォーター「い・ろ・は・す」520mlと280mlのペットボトルに導入する。
また、「プラントボトル」は、アメリカの「ザ コカ・コーラ カンパニー」が全世界共通で掲げる新事業指針「Live Positively-世界をプラスにまわそう-」のプロジェクトの一つで、デンマークですでに採用され、今後、カナダと北米にも展開される。
同社は2009年5月に国内最軽量12gのペットボトル採用した「い・ろ・は・す」を発売し、4ヶ月で1億本(520mlペットボトル)を売り上げる大ヒットとなった。今後もパッケージの革新に取り組み、将来的に100%植物由来のリサイクル可能なボトルと作り出すことを目指す。取締役社長・魚谷雅彦さんは「サスティナビリティー・ビジネスで信用されるリーダー企業になりたい」と語った。革新を続ける同社の今後に期待したい。【東京ウォーカー】
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