一度は見たい感動の“阿寺ブルー”。冷涼感抜群の絶景スポット、長野の阿寺渓谷を散策!
東京ウォーカー(全国版)
まるで絵の具を注いだかのような、エメラルド色に輝く天然プールが連続する阿寺(あでら)渓谷。その唯一無二の色には“阿寺ブルー”の異名も。大迫力の巨岩や滝など、見どころがたくさん。清流で手打ちする田舎そばを堪能したら、秘境の宿で天然温泉を楽しもう。
※本記事は情報誌「東海ウォーカー2023夏」から一部抜粋・編集しました。
(1)阿寺渓谷…エメラルドグリーンに輝く清流はまるで流れる宝石のよう
木曽川の支流、阿寺川沿いに片道6.3キロの林道が続く渓谷。見事な渓流美は「死ぬまでに一度は見たい」とも言われ、古くから詩歌にも登場してきた。岩盤がそびえ立つ千畳岩など、自然の力強さも感じながら散策しよう。
豪快なしぶきを上げる六段の滝。ギリギリまで近付くことができ迫力満点だ。遊歩道の入口には、全長25メートル、高さ8.2メートルのつり橋がかかっている。
住所:長野県木曽郡大桑村野尻(阿寺国有林内)
電話:0264‐55‐4566(大桑村観光協会)
時間:24時間
休み:なし
料金:森林環境整備推進協力金100円(目安)
アクセス:中央自動車道・中津川ICより国道19号線、一般道を北東へ約33キロ
※7月15日(土)から8月27日(日)はキャンプ場宿泊者を除く一般車両の進入禁止。「フォレスパ木曽あてら荘」などの近隣駐車場(規制期間中は有料)を利用
(2)手打ちそばおんたけ…ソバ本来の香りと甘味、昔ながらの手打ちそば
木曽郡産そば粉を100%使用し、その日に使う分だけを自家製粉。そば粉9割、つなぎ粉1割の珍しい配合の手打ちそばは不ぞろいだが、その分ツユがよく絡む。天ぷらは地元で採れた新鮮な野菜を使用。濃厚なそば湯も堪能して。
「天ざる(冷)」(1830円)は、客の約6割が注文するというボリューミーな天ぷらそば。野菜は季節によって変わる。麺は開田高原の家庭のそば打ちがベース。「生桜エビのかき揚げ」(500円)は、生の桜エビをたっぷり使った、サクサクのかき揚げ。そのまま何も付けずに食べてもよし、ツユにつけてそばと一緒に食べても◎。
住所:長野県木曽郡大桑村野尻3081-277
電話:0264‐55‐2205
時間:11時から14時30分、17時から19時30分
休み:月曜(祝日の場合は昼のみ営業)、日曜の夜
アクセス:(1)より一般道、県道261・国道19号線を南へ約950メートル
(3)渓谷の宿 いち川…レトロな秘境の宿で天然温泉を満喫
天然温泉と料理が魅力の宿。それぞれ日帰りで楽しめることから、渓谷帰りに寄る人が多い。風呂はレトロな雰囲気で、木の香りに包まれる癒やしの空間。料理はイワナや、自家菜園で採れる野菜や山菜を使った素朴な味わい。
風呂は男湯・女湯とも同じ造り。窓からは青々と茂る木々と、ペットのヤギが見られる。外観は、まさに秘境の宿といったたたずまい。
住所:長野県木曽郡南木曽町読書1380-6
電話:0264‐57‐2655
時間:食事10時から15時、日帰り入浴10時から20時
休み:なし、食事・日帰り入浴は水曜
料金:日帰り入浴料大人750円ほか
アクセス:(2)より国道19号線を南西へ、一般道を北西へ約6.7キロ
絶景スポットに美味しいお蕎麦、素敵な温泉…全部日帰りで楽しめます。今年の夏は、長野で日帰りドライブを満喫してみては?
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