見逃し厳禁!全国225店が参加する「エクレア」がテーマのスイーツの祭典
東京ウォーカー(全国版)

2021年からスタートした「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク」が2023年6月30日から7月30日(日)まで開催中。3回目を迎える今年は全国のパティスリー、ホテル、レストランなど225店舗が参加し、テーマである「エクレア」を販売している。
「エクレア」に基づいたオリジナルスイーツが登場

「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク」は毎年テーマが決まっていて、参加店はテーマに沿ったオリジナルスイーツを販売する。初回の「パリ・ブレスト」、昨年の「ミルフィーユ」に続き、今年のテーマは「エクレア」。比較的身近なスイーツだ。

改めて「エクレア」について説明すると、細長いシュー生地にカスタードやホイップなどのクリームを入れ、チョコレートやフォンダン(アイシング)をかけたフランスの伝統菓子。諸説あるが、19世紀のフランスで「シェフの王」と呼ばれたアントナン・カレームが考案したと言われている。「エクレア」はフランス語で「稲妻」のことで、稲妻が落ちるのと同じぐらい一瞬で食べられることから由来しているそうだ。フランスではもっとも基本的な菓子として位置づけられているが、その分、シェフの個性が試される。
今年は全国で225店舗が参加。基本的な菓子といわれるが、そのアレンジは無限。クリームの種類を変えたり、フルーツやナッツ、チョコレートなどを使ったり、生地の中や上にさまざまな工夫を加え、唯一無二のオリジナル「エクレア」が登場する。

例えば、「パーク ハイアット 東京」エグゼクティブ ペストリーシェフのジュリアン ペリネ氏が手掛けるのは「エキゾティックフルーツとトンカ豆のエクレア」(980円)。

シュー生地を焼き上げ、マンゴー、パッションフルーツとバナナのクリームを詰め、マスカルポーネクリームとパイナップル&マンゴーのチャツネをトッピングする。さらに香り高いトンカ豆のパウダーを振った夏らしいエキゾティックなエクレア。こちらは期間終了後の8月30日(水)まで発売する。

東京・世田谷の「Ryoura(リョウラ)」のシェフ・菅又亮輔氏が作り出すのは「エクレール・ラム レザン」(620円)。10日間ラムに漬けたレーズンとヴァローナ社のホワイトチョコレート「オパリス」を使用。

クッキーにレーズンバタークリームをサンドしたバターサンドをイメージ。ベリーのアクセントをつけた色鮮やかなエクレアだ。

ほかにも、コンラッド東京では、3種類のエクレアをセットにした「エクレアセレクション」(2500円)を発売。甘味と酸味が程よいベリー、香ばしいピスタチオ、濃厚なチョコレートをそれぞれカスタードクリームやホイップクリームと合わせている。異なる3種類のエクレアは手土産などにもおすすめだが、ご褒美スイーツとして贅沢に食べ比べても。

都内近郊に限らず、全国に参加店舗がある。大阪の「POIRE 帝塚山本店」では「éclair /エクレール」(843円)を販売。ベリー・キャラメル・ナッティなエクレール(エクレア)は、味の重なりを楽しめる。鮮やかな見た目も美しい。
どの店舗も今回のために趣向を凝らしたエクレアが並び、エクレアの奥深さを堪能できる。近くの店舗を探して行くもよし、いくつかの店舗を回るもよし。どちらにしても「パティスリーウォーク」だからこその、今しか食べられない「エクレア」をぜひ味わってみよう。
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