目に見えないものを理解するのは難しい。自閉症の息子の「明日」への向き合い方【作者に聞く】
看護師でありシングルマザーであるまゆんさん(
@mayun4311
)。彼女の著書「自閉スペクトラム症の太郎とやさしい世界」は、自閉スペクトラム症で特別支援級に在籍する息子・太郎くんとその周囲の人々の心温まる暮らしを描いたコミックエッセイだ。「太郎くんの素直な一言で心が解きほぐされる」と反響が寄せられた本作から一部を抜粋・編集し、まゆんさんのインタビューとともにお届けする。
今回のテーマは「目に見えない明日ってどういうことだろう」。
目には見えない「明日」を理解するのは難しい








「目に見えないものを太郎に説明するときは、太郎が経験したことがあるもので例えるようにしています。においや味、また『どっち』『どれ』『どちら』など算数の文章問題にも出てくるような言葉の意味を理解するのも時間がかかりましたね」




