目に見えないものを理解するのは難しい。自閉症の息子の「明日」への向き合い方【作者に聞く】



「太郎は、目に見えるものを記憶するのは得意です。訪れた場所の記憶が一つ一つ鮮明なことが印象的です。例えば『青くて大きな家の隣に信号機があって、そして、その隣に赤い…』など、時々自分の中の記憶を細かく話したりします」









太郎くんの個性をあたたかく見守る“やさしい世界”を描いた「自閉スペクトラム症の太郎とやさしい世界」には、自分にも他人にも優しくなれる生き方のヒントが詰まっている。
