新内眞衣が3年連続で舞台「熱海殺人事件」に出演!「芯があるところは演じる役と似てる」

東京ウォーカー(全国版)

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3年連続で舞台「熱海殺人事件」に出演する新内眞衣

新内眞衣が、8月4日(金)から新宿・紀伊國屋ホールにて開幕する舞台「『熱海殺人事件』バトルロイヤル50’s」に出演。「熱海殺人事件」にて、3年連続でヒロインの婦人警官・水野朋子役を演じる。つかこうへい氏の代表作であり、伝説とも呼ばれる名作に再び挑戦する思いを聞いた。

【写真】舞台「熱海殺人事件」に、3年連続で出演する新内眞衣が心境を語った

「熱海殺人事件」は演じるのが大変なので、実はやろうかすごく迷った


――3年連続となる「熱海殺人事件」のヒロイン役。再度、出演が決まったときの気持ちを教えてください。

まさか、3度目も来るとは思っていませんでした。3年もやらせていただくというのは本当にありがたいなと思うんですけど、「熱海殺人事件」という作品は、演じるうえで大変さがあるので、実はやろうかどうかすごく迷いました。ですが、作品が50周年ということで、出演させていただくことを決めました。

――3年連続のヒロイン出演は、50周年記念公演の歴史に名を刻むことになりますね。

ありがとうございます!

――ファンのみなさんは、新内さんが演じる水野の姿を観られるということで喜んでますね。

そう言っていただけてありがたいなと思います。

――前作と変わる部分はあるのでしょうか。

マイナーチェンジしてるところが多くて、より観やすくなっていると思います。私は2年連続でやってますので、いつも通りに喋っちゃうんですけど、あれ、今回の言葉は違うんだったっけとなることが多いです。前回と発するところも一緒ですし、同じようなニュアンスを言っているんですけど、ちょっと違うみたいところが多いんです。

台本自体も前回とちょっと変わっています。ここがちょっと変わっているけど、観ている方は、気がつくかな、気がつかないかなって感じです。もしかしたら、やってる側しか気づかないかもしれないです。ただ観やすいというか、よりわかりやすい舞台になってると思います。3年前から観に来てくれている人は、気づくかも知れないです。

――3度目にはなりますが、演じる水野朋子という役をどう受け止めていますか。

水野朋子という役を2回やらせていただいて、今回3回目なので、1回目と2回目にはなかった重みがあるように演じられたらいいなと思います。1回目のときはふわふわしてましたし、2回目もみなさんに頼りきっていたような気がします。今回はがんばって先輩っぽくしようかなって思います。

この稽古場で年齢は私が一番上なんです。5個下の三浦海里(さん)は私の年齢をいじってきますからね。私は5歳はそんなに変わらないと思っています(笑)。

――演じる役柄との共通点はありますか。

芯があるところは似てると思います。私もこの仕事を自分で選択しました。人生は選択の連続じゃないですか。自身の選択で今の自分ができていると思うんです。振り返ったときに、間違ってなかったなと思うことがたくさんあります。

演じる水野も芯があって、自分でこのポジションにいると思ってて、この関係を選んでるし、この警察で木村伝兵衛の下につくということも選んでると思うんですよね。でもって、自分の意思で伝兵衛から去っていきますので、そこは似てるなと思います。3度目を演じることで、水野の本当の芯の強さがわかってきました。

私も水野と同じ、他人に頼れない人生だったかもしれないですね。水野は、改めて自分の意思で動いてきた人だなと思います。そこに共感を持ちながら、水野という女性を演じられたらいいなと思います。

「作品は、マイナーチェンジしてるところが多くて、より観やすくなっていると思います」

――カンパニーにはすっかり馴染んでいますか。

そんなこともないです。やっぱり人見知りなんで。普通にお喋りはできるようにはなってきましたね。

――台詞を言っているときに意識していることはありますか。

自分を意識しすぎると、視野も狭くなっちゃう気がしていて、あまり考えすぎないようにはしてます。考えすぎると体が硬くなっちゃう気がして。『台詞は当たり前に口から出てくるようにならないといけない、そこまでいってからが初めて勝負だよ』と、誰かに言われたことがあるのでそこを意識しています。

3回目の今回は、1回流してやってみると台詞はすぐに思い出しました。ただ、台本がマイナーチェンジしているところがありますので、そこはよく間違えそうになりますね。前回の台詞が残っていて、あれっ、合ってますか?とよく言いながら稽古しています。

――台詞はどうやって覚えていますか。

台詞を録音して、その前後の人の台詞を言って、私の分だけ開けて耳で覚えています。台詞を耳で聞いて、台本とかちょっとチラ見しながら口パクしてます。普通だったら電車に乗って帰るけど、ひと駅分とかちょっと歩いて帰って、歩きながらよくパクパクしてます。歩いてるときって記憶力がよくなるらしくて、歩きながら耳で聞いて覚えています。

――台詞を覚えるスピードもアップして、着実に成長しているというのを自身で感じられていますか。

確かに前回とは違うなと感じてはいますが、経験を積めば積むほど、逆にいろんなことが難しいと思うようになりました。何も考えてなくてやっていた1回目の方が、むしろよかったのかもしれないなと思うこともあります。知らないがゆえの無垢さというか。

「歩いてるときって記憶力がよくなるらしくて、歩きながら耳で聞いて覚えています」

――演じる水野の役作りはどんなふうにされてますか。

役作りというほど、まだ芝居の経験もないですが、水野はスッとした美しい女性だなと思うので、姿勢を正してずっとビシッとしてます。

――憑依するタイプですか。

まだ憑依をまったく感じたことがないです。アイドルでライブをやっていた時も、しっかりと段取りを頭に叩き込んで楽しむタイプでした。

私は人と話さないと駄目な人なんだなというのが改めてわかった


――パーソナルな話になりますが、今、個人的にやりたいことはありますか。

今年もまた韓国には行きたいなと思ってます。今年の2月にもひとりでタイに行ったんですけど、引き続き海外旅行はこれからも行くと思います。

――タイはどんな旅だったんですか。

本当は友達と2人でイギリスに行く予定だったんですけど、私のスケジュールのミスで行けなくなっちゃって。でも1週間お休みがあったので、流石にどこか行こうと思って、「ひとり」「安全」「女性」とネットで調べたらタイがトップで...!思い切ってひとりで行ってきました。

韓国も迷ったんですけど、ひとりで行くより友達と行った方が楽しいと思ったので、バンコクと遺跡のあるアユタヤを回ってきました。

――タイに行って、大きな変化はありましたか。

1日目にホームシックになったんです。ひとりで来て、やっぱり人と共有しないと楽しくないんだなと思ったんです。だから1日目の夜に、友達に3時間も電話してしまいました。

でも2日目からいろんなところに行くにあたって、現地の人と喋ってたりとかして、現地の人と絡めばいいんだと思って。人と話せばいいんだと思って、そこで私は人と話さないと駄目な人なんだなというのが改めてわかったんです。

観光とかしてて美しい景色を観たりしたら、それを他の人に「すごいねっ」て言いたいんです。ですので、ひとり旅は多分向いてないんですよね。でも現地の人と喋ればいいということがわかったので、またひとりででも海外旅行に行きたいなと思います。

「ぜひ、熱海で暑い夏にしましょう!お願いします‼」

――今後、どんなお仕事をやっていきたいと思っていますか。

警察の役がめっちゃ多いんです。8月に公開される映画も警察役なんです。だから、めっちゃ陽キャなパリピの役とかやってみたいです(笑)。人生で金髪にしたことがないので、金髪の役にも挑戦してみたいです。

――「熱海殺人事件」を観に来るお客さんに対して、最後にメッセージをお願いします。

初めて観る方ももちろんですけど、何度も観てるというお客さんにも、お芝居をちゃんと届けられるように頑張っていこうと思ってますので、ぜひ熱海で暑い夏にしましょう!お願いします‼

取材・文・撮影=野木原晃一

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