Z世代の節約理由は“趣味”や“自己投資”よりも“物価高”、「Z世代100人の節約事情」の調査結果を公開!
東京ウォーカー(全国版)
消費者向けの光熱費やネット回線などインフラをテーマとしたメディア運営と、企業のマーケティング支援を行う株式会社ブレイブは、ひとり暮らしをするZ世代の節約事情に関するアンケートを実施。Z世代が今どのような節約をどのような理由で行っているのか、アンケート結果を紹介する。
※本調査におけるZ世代の定義は18〜27歳の男女としています。

<アンケート調査概要>
・調査期間:2023年6月16日~6月17日(2日間)
・回答者:18歳~27歳のひとり暮らしの男女100人
・調査方法:インターネット調査
<解説者>
・同社広報、インフラアドバイザー・勝山さん
・Webマーケター、節約スペシャリスト・小嶋さん

Z世代の節約方法第1位は「食費の削減」
Q1.あなたが普段意識して行っている節約をすべて選択してください。

1位:66票「食費の削減」
2位:59票「光熱費の削減」
3位:28票「携帯代の削減」
4位:21票「洋服代の削減」
5位:19票「美容代の削減」
6位:10票「交際費の削減」
7位:8票「サブスク代の削減」
8位:6票「趣味・嗜好代の削減」
9位:1票「その他」
調査の結果、趣味や交際費よりも食費の節約に取り組んでいる人が多いことが伺えた。単身で生活しているからこそ、自由に食費の調整をすることが可能なのだと推測できる。
Q2.上記の具体的な節約方法をお書きください。
※各項目で多かった回答を記載
■食費の削減
・おなかが空いた状態で買い物に行かない
・豆腐やもやしでかさましをする
・総菜は割引シールが貼られたものだけ買う
■光熱費の削減
・外出時は家電のコンセントを抜く
・明るいうちは電気をつけない
・エアコンを極力つけない
■携帯代の削減
・スマホを格安SIMにする
■洋服代の削減
・服はフリマサイトで買う
■美容代の削減
・美容院やネイルは安く利用できる予約サイトから予約する
・デパコスからプチプラに変えた
フリマサイトや予約サイトの活用など、若者に定着しているサービスを有効活用する回答が目立つ結果となった。また、「携帯代の削減」と回答した人については、ほとんどの人が大手キャリアではなく、格安SIMを使用している一方で、「光熱費の削減」については使い方で節約をする人は見られたが、契約している会社自体を見直す人はほとんど見られなかった。
ほかにもユニークな例として、下記のような回答もあった。
・「新しい服を買う前に断捨離をしてフリマサイトで売り、その儲けの分だけ買う」(20歳・女性)
・「水道工事などのマグネットをフリマサイトで集めて売る」(27歳・男性)
・「食費はその時の気分で食べ過ぎたり少なかったりとムラがあるのが一番出費につながるため、毎週決まった曜日に決まったものを食べるようにルーチン化しました。下手に余りが出ないように、量り取れる食材はグラムを量って使うようにし、食費を毎週固定金額になるように調整しています」(27歳・男性)
「売れるもの」を日々の生活で見つけたり、買い物に工夫を凝らす回答が見られた。
Z世代の節約理由第1位は「物価高による生活費担保のため」
Q3.あなたが節約を行っている理由をすべて選択してください。

1位:57票「物価高のため(生活費の担保)」
2位:40票「万が一に備えた貯金をしたいため」
3位:24票「趣味に費やすお金を増やしたいため」
4位:20票「結婚・養育・住宅購入費を貯めるため」
5位:19票「給与が減ったため(生活費の担保)」
6位:18票「老後の生活費用にするため」
7位:11票「投資費用にするため」
8位:8票「自己投資(整形・矯正等)費用を増やしたいため」
9位:7票「その他」
10位:5票「交際費用を増やしたいため」
回答を分析すると、Z世代が節約する理由として「物価高」や「貯金のため」が多くを占めていることがわかる。推し活世代とも言われるZ世代だが、節約理由は趣味や自己投資よりも貯金などが上回っていることから、堅実な姿が伺える結果となった。
なかでも、興味深い回答者の節約理由を以下に紹介する。
・「老後2000万円問題というニュースを見ました。私は独身で、将来が不安なので節約をしています」(25歳・女性)
・「元々給与が少ないのに物価高で生活が苦しくなり、日々いっぱいいっぱいだから」(27歳・女性)
・「早く資産を貯めて、リタイアしたいと考えているため」(27歳・男性)
・「万が一のときにお金のことで迷いたくないので」(25歳・女性)
コメントからは「老後2000万円問題」や「物価高」について言及するZ世代もいるなど、時事的背景を踏まえながらお金の使い方を考えている姿が伺える。
95%の人がこれからも節約を続けていきたいと回答
Q4.上記の状況が改善された(または意識の変化があった)あとも、現在行っている節約を続けたいですか?

・すべて続けたい(63%)
・一部続けたい(32%)
・すべて続けたくない(8%)
どのような形であれ、「節約を続けたい」と答えた人は95%とほとんどの人が回答した。
上記を選択した理由としてあがったコメントを紹介する。
・「世界大戦が来るかもしれないので貯えを増やしておいた方がいいと思ったから」(19歳・男性)
・「ストレスでもなく、むしろお金が貯まり心身ともにハッピーな気持ちなので」(27歳・男性)
・「ただの節約だけではなく、不摂生も改善されたから」(27歳・女性)
・「節約をして生活コストを下げてもあまり幸福度に差がないことに気付いたからです。節約することで部屋も片付き無駄な物が減りました。暇を潰すためにお金を使いまた働いてストレスを溜めるという負のサイクルから抜け出せたのが大きいです」(27歳・男性)
Z世代にとって節約が習慣となっており、時代に合った柔軟な生き方をしていることが伺える。また、コメントを読むと節約のメリットを自身で見出すZ世代も少なくないようだ。
節約をしたい全世代におすすめしたい「クラシェルジュ」について
今回はZ世代の節約事情についてアンケートを行ったが、株式会社ブレイブが運営する電気、ガス、ネット回線代の料金シミュレーションができるサイト「クラシェルジュ」は節約に興味を持ったあらゆる世代におすすめ。光熱費の節約方法でZ世代は使用上の節約に多く取り組んでいたが、それだけでなく根本の契約会社から見直すことも節約につながる。その際に「クラシェルジュ」が利用可能だ。
特に下記のような人におすすめ。
■ライフステージが変わる人
生活インフラはライフスタイルにより最適な会社が異なる。単身者、ファミリーなど、ライフスタイルに合わせて契約を見直す際の参考となる。
■長年生活インフラの見直しをしていない人
特に、ネット回線は契約をするだけで高額キャッシュバックをもらえる場合も多く、契約期間ごとに見直しや乗り換えを行うのがおすすめ。
■現在の生活インフラに少しでも疑問がある人
生活インフラは知識がなければ料金の感覚がつかみづらい分野。まずはシミュレーションをして、今よりも最適な会社があるかを知るところから始めよう。
今回の調査結果について、担当者に話を聞いてみた。
「(今回の調査結果の発表の狙いは?)物価高や電気代の高騰が続くなか、若者はどのように節約に取り組んでいるのかを発表し、弊社のサービスであるクラシェルジュを利用することも節約につながる旨を知っていただきたくリリースを出しました」
「(クラシェルジュのイチオシ、目玉となるポイントは?)クラシェルジュでは現在電気・ネット回線の料金シミュレーションが可能です。生活インフラにまつわる複数のメディアを数年運営してきた生活インフラのプロたちがつくったシミュレーションサービスのため、スマホセット割が適用されたVer.、各ポイントを考慮したVer.など、かゆいところまで手が届くサービスとなっているところがポイントです」
「(クラシェルジュのアイデアはどのようにして生まれた?)クラシェルジュは、①生活インフラの契約に対する煩わしさをなくしたい、②なにが正解かわからない世の中で本当に正しい情報を届けたい、③世の中に認知されていない優良事業者とユーザーの橋渡しをしたいという想いから生まれました。電気やネットなどの生活インフラは生活に欠かせないものにも関わらず、正しい知識を身につける機会はなかなかないように感じます。メディアを運営するなかで培った知識を生かして、一人ひとりに合ったサービスをご紹介していきたいです。現在はオンラインでの集客のみとなっておりますが、今後は不動産や催事場などをはじめとするオフライン展開を行い、生活に寄り添う身近な存在となれるよう拡大させていきます」
「(ユーザーへのメッセージは?)光熱費の節約は使用方法以外に、おおもとの会社を変える方法もあるということを伝えたいです。生活インフラは一度契約したら長年変更しない方が多いですが、定期的に見直すと固定費を下げられるだけでなく、キャッシュバックなどでお得に乗り換えられる場合もあります。現在の固定費からどのくらい料金を下げることができるのか、ぜひ一度クラシェルジュでシミュレーションを行っていただければと思います」
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