鼻腔ガンの手術方法…「鼻を開く」ってどういうこと!?長期入院を快適に過ごすための必携グッズも紹介【作者に聞く】
鼻づまりで病院に行ったら、突然「がん」と宣告された!2児の母であるやよいかめさん(
@yayoi_kame
)が2023年3月に発売したコミック
「鼻腔ガンになった話」
は、そんな実体験を漫画化した闘病エッセイだ。お金や手術、副作用…さまざまな不安を抱えながらも、家族や周囲の人々と支え合うことで闘病生活を乗り越えていく様子を、”がんサバイバー”当事者の視点からコミカルに描いている。
今回は
書籍
の一部を抜粋・編集し、作者であるやよいかめさんのインタビューとともにお届けする。
※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含む為、閲覧にはご注意ください。









告知からわずか2週間で入院。残した家族への心配は尽きない
最初のがんの診断から入院まではおよそ2週間。かなり慌ただしかったです。まず、告知されて2、3日で病院を決め、治療を受ける新しい病院で転院手続き&初診。そこでたくさん検査を受けて診察→治療方針・入院計画決定。この時放射線科にも行って診察。顔の型取りも行いました。それから入院という流れです。
転校して1カ月も経っていない子供たちに対して、「友達ができたのか?ちゃんと生活できているのか?宿題は?忘れ物は?」といった心配は尽きませんでした。特に娘のあーちゃんは小学校4年生で、女の子としていろいろと難しい年頃なので、いじめられたりしてないかなと、事あるごとに交友関係を聞き出そうとしていた気がします。
一気に負担が増える主人に対しても、仕事と生活のバランスがちゃんと取れるかと不安でした。できるだけ入院前にやれることはやろうと思って準備したんですが、それでも足りなかったようです。闘病だけではなく、家族を支える母親としての悩みものしかかりましたね。







