「推しのぬいぐるみやフィギュアを連れて行きたい!」オタク女子の意見から生まれた“推し活バッグ”に注目
東京ウォーカー(全国版)
日本初のオタク女子専用カフェサロン「Ataraxia cafe(アタラキシアカフェ)」を運営するAirafu株式会社は、オリジナルブランドの「Re:)am(リラム)」より、推しのぬいぐるみと一緒にでかけたりする「ぬい活」に欠かせない新作推し活バッグ「ポシェル3D(スリーディー)」の予約受付を開始した。「ぬいぐるみが入る」話題のおしゃれ推し活バッグを深堀りしてみた。

「Re:)am」は、「大切な推しをもっと大切にしたい人」に向けて、有名高級ブランドと同等のクオリティで作られた高品質の推し活グッズを適正価格で提供することをコンセプトにしたオリジナルブランド。2021年8月に発表したビニールポケットが付いたがま口斜めがけショルダーバッグの「ポショル」をはじめ、おしゃれにも敏感なオタク女子に「大人も使えるおしゃれな痛バッグ」として人気を博し、高価格帯にもかかわらず無名ブランドとしては異例のシリーズ累計販売1500個以上の実績を記録した。
「使いはじめると元のバッグに戻れなくなる」という声が上がるくらいにまで、国内だけでなく海外からも多くの支持を得ている。「がま口なのに大人っぽい」「めっちゃ入るのにかわいい」「痛バッグなのにおしゃれ」と、SNSでも推し活グッズとして話題に。さらに業界からの注目も集まり、2023年4月には推し活バッグブランドとしては初のポップアップショップを大阪の阪神梅田本店にて開催。同年8月には初の東京進出も果たし、ラフォーレ原宿の愛と狂気のマーケットでも出展企業として期間限定で販売を行った。そんな今注目の「Re:)am」から、推し活やぬい活を楽しむ人のための「ぬいぐるみが入る」おしゃれ推し活バッグ「ポシェル3D」が誕生した。
大切な絵画を高品質な額に飾るように「大切な推しを高品質なバッグで彩りたい」
YouTubeやSNSでオタク女子から意見を集め、厚みのあるグッズでも入れられるようにと生まれたのが1年前に発売したポショル3D。予約受付終了直後も「再入荷の予定はありますか?」「再販してほしいです!」「友達が持っていて良いなと思ったら完売してて買えない!」と再販希望の声も多数届いた。価格帯としては決して安くないにも関わらず、クオリティを求めるユーザーから多くの支持を得ることができた。予想外の予約数にはアパレル業者も大変驚いていたという。今回は新たに、推し活やぬい活を楽しむ人へ向けたよりおしゃれ度が高くて人気の「フェイクレザー」バージョン「ポシェル」を立体対応にした「ポシェル3D」を販売する。

ビニールポケットが広くなって推しの顔が見えやすく!
「もう少しビニール面があれば推しの顔が見えるのに…」大変好評だったポショル3Dだが、「ビニールポケットの高さを足して推しの顔が見えるようになったら」という要望も多数あった。最近は推し活グッズも多様化してきて大きさもさまざま。クレーンゲームなどの景品であるプライズ品だけでも多数の規格がある。特に最近は、推し活の一環として推しのぬいぐるみと一緒にでかけたりする「ぬい活」がより活発になりつつある。アニメ・ゲーム以外にもVTuberやアイドルなどのさまざまな界隈で大きめのグッズやぬいぐるみが急激に増えてきている。

そこで推し活に使えるビニールポケットの構造を工夫して、グッズが見える範囲を大きくすることを実現した。デザインを維持しつつ改善するのにリテイクを繰り返すなど設計や縫製で大変苦労したそうだが、以前の3Dモデルと比べて約2センチ広くすることで解決している。これにより隠れてしまっていた推しの顔も、布地や生地が被ることなくしっかりと見えるようになった。
普段使いしやすい「推しの概念カラー」で展開
ポショルのお姉ちゃん的存在のポシェルは「Re:)am」のなかでも普段使いユーザーが多いシリーズだ。その理由は「高級フェイクレザー仕様」と「カラー展開」にある。今までの推し活バッグは、推しを直接的に強調するために原色や派手めなカラー展開が多く「普段使いには使いづらい」「現場以外では使えない」「原色のバッグを地元から持って行くことには少し抵抗がある」という声も多くあった。

そこでポシェルや新作ポシェル3Dはあくまで「普段使い」をメインとし、原色寄りの推し色ではなく「推しの概念カラー」を取り入れている。「概念カラー」とは、推しの髪の色、瞳の色、イメージカラー、衣装、好きなもの、誕生日などを想起させる抽象的な色のことを指す。あくまでも抽象的な表現なので、誰にでも使いやすく普段の洋服からも浮きづらい、そんな使いやすさを意識したカラー展開となっている。
裏地で推しをアピールする「バイカラー」も新たに採用
また、今回のポシェル3Dでは裏地を推し色にする初の「バイカラー」も採用した。見えない部分でさり気なく推しを応援したいという大人女子の希望に応えて、裏地で推しをアピール。初のバイカラーモデル第1弾として、外側は高級感のあるブラック、内布には王道の赤のバージョンと青のバージョンを用意した。少しトーンダウンした色味を選ぶことで原色とは違い、悪目立ちすることなく落ち着いた印象に仕上がっている。バッグを開けた時にチラッと見える推し色で、使うたびに気分が上がること間違いなし。

復刻版も登場。バラエティ豊かなラインナップ
1.新商品ポシェル3D 23SA
ブラック、ブラウン、ネイビー、モスグリーン、グレー、ブラック×レッド、ブラック×ブルーの7色展開。

2.ラフォーレ原宿出展記念 復刻「ポショル 21WS」
Re:)am(リラム)が誕生するきっかけとなった元祖ポショルこと「ポショル21WS」のレッドとブルーが記念に復刻。

3.ラフォーレ原宿出展記念 復刻「ポショル 22WS」
記念に第2弾として発売されたカーキ、ミントグリーン、パープル、ラベンダーも同時に復刻する。

4.ラフォーレ原宿出展記念 復刻「ポショル3D 22WS」
「ぬい活」ブームを受けて2022年に発売した「ポショル3D」から、即完売カラーのイエロー、オレンジも復刻。

今回の新作について、Airafu株式会社の担当者に話を聞いた。
「(今回の商品の狙いは?)普段から『痛バッグ』と呼ばれる大量の推しグッズを飾ったバッグを持ちながら推し活を楽しむ人に向けた製品です。個人個人の『楽しい愉しむ』ためのバッグとして、生活が楽しくなるツールのひとつとしてお役立ていただけたら嬉しいなと思います」
「(今回の商品のイチオシポイントは?)『Re:)am』は『復刻』はせず、その場の予約受付期間分のみ受注生産するスタイルを取らせていただいております。そのため、受注生産分以外で生産することは滅多にありません。特に人気であったポショル3Dや2年ぶりのポショルの復刻販売は、今後あるか分からない貴重な機会となっております」
「(今回の商品のアイデアはどのようにして生まれた?)弊社の強みはオタク女子専用のカフェサロンを運営していることであり、そこに女性会員が1万5000人集まっていることです。そこで開発にあたり商品レビューを5000件以上調査し、女性会員の生の声を聞くことで問題を解決してきました。既存製品と差別化した製品づくりに取り組み、開発経過はYouTube配信やX(旧Twitter)、メルマガなどを使って逐次会員へ報告していました。失敗したこと、ぶつかっている障害など開発の裏側を共有することで、一緒に創っていく体験を楽しんで頂けるように努めました。悩みなどはライブ配信などでリアルタイムに相談し、その都度リスナーからアイデアをいただき反映しては修正を行うといったように順次改善しています」
「(ユーザーへのメッセージは?)いつも温かい声やご意見をいただき誠にありがとうございます。今までいただいてきた一つひとつの声が支えとなって『Re:)am』は作り上げられています。これからも『選んで良かった』と思っていただけるよう尽力して参ります。今後も引き続き見守っていただけましたら幸いです」
ポシェル3Dの通常販売価格は1万6500円、お届けは2023年12月頃を予定している。販売ECサイト「Ataraxia shop」にて予約受付中だ。
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