車が鹿と激突!セイコーマート、神かよ!横浜から稚内に移住した会社員が綴る、爆笑“北海道あるある”漫画【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

横浜からいきなり北海道の稚内に就職した作者が、“北海道あるある”を綴る漫画「しろまる最北日記」。作品の中では、作者が白丸あすか (@Asuka_Shiromaru) という架空のキャラクターとなり、現地での体験を漫画にして共感や笑いを誘っている。移住のきっかけや、漫画に込める思いなどを聞いてみた。

職種ではなく場所優先で就職活動。結局稚内へ

作者の高木さんは、川崎生まれ横浜育ち。都内の大学を卒業したあと、新卒で稚内へ就職した。「大学時代の夏休みに毎年知床で住み込みのアルバイトをしていて、北海道の郊外への移住に憧れを抱いたのがきっかけ。『北海道』『札幌近郊以外』という条件で(職種ではなく)場所重視の就職活動をした結果、稚内の会社から内定をいただき移住しました」

プロローグ2

プロローグ4

プロローグ5

プロローグ6


漫画「しろまる最北日記」は2020年9月に投稿開始。きっかけは「大学でアニメの聖地巡礼に起因する観光(コンテンツツーリズム)を研究していて、サブカルチャーを活用した地域の情報発信に興味があったからです」とか。

すでに100を超える漫画を配信しているが、いずれも北海道ならではの地元感あふれるものばかり。まずは、運転中に鹿と衝突したエピソード「VS鹿 編」を挙げてみよう。

初ボーナスは、鹿との衝突事故の修理代に消えた

漫画の中では「奴」と呼ばれるエゾシカ。奈良など本州の鹿と比べ一回り以上も大きい、迫力ある野生動物として描かれる。ある日、高木さんが運転中のこと、鹿が突然道路に飛び出してきた…。

やらかした時の話(鹿と衝突) 3

やらかした時の話(鹿と衝突) 4

やらかした時の話(鹿と衝突) 5

やらかした時の話(鹿と衝突) 6


「衝突時は一瞬だったので、どうしようもありませんでした。あれは避けられません…。運が悪かったと割り切っています」。物損事故扱いで減点はないが、鹿との衝突は保険の補償内容に入っておらず、初めてのボーナスが修理代に消えた。

今一度(鹿と衝突後) 2

今一度(鹿と衝突後) 3


鹿のネタはバリエーションがあり、宗谷本線で鹿との衝突事故が相次いだときのエピソードも描いている。次々と事故が起きるたびに修理で使える車両が減り、ついには昭和末期製造という古い車両・キハ54が駆り出されるという流れをコミカルに描いた作品は、鉄道ファンなら胸が熱くなるはずだ。

代走!迷走?意地の力走! 3

代走!迷走?意地の力走!4

代走!迷走?意地の力走!5


なおJR北海道は、2022年度の鹿との衝突回数を過去最多の2881件と発表している。

  1. 1
  2. 2

この記事の画像一覧(全47枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集

全国約800件の花火大会を掲載。2024年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!2024年全国で開催予定の花火大会

「おうちで金麦花火特等席セット」が300名に当たる!

夏休み特集2023

夏休み特集 2024

ウォーカー編集部がおすすめする、この夏の楽しみ方を紹介。夏休みイベント&おでかけスポット情報が盛りだくさん!

CHECK!夏祭り 2024の開催情報はこちら

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る