立命館大のユニークな“世界まみれスゴロク”が阪急梅田駅を広告ジャック
東京ウォーカー(全国版)
「世界とまみれて、世界を変える」
大学での学びを冒険の旅にたとえ、特徴ある国際教育プログラムや海外への留学体験をRPG(ロールプレイングゲーム)の世界観で表現する、という一風変わったブランドキャンペーンを2016年3月から展開している立命館大学。
キャンペーンの名称は、その名もズバリ「RPG」(RITSUMEIKAN PROJECT IN GLOBALIZATION、以下「RPG」)。その「RPG」では今夏の試みとして、新しいコンテンツと共に特設サイト(7月10日から公開中)のリニューアルを行い、関西圏の主要ターミナル・阪急梅田駅を中心とした屋外広告や関西の主要鉄道の車内広告において独特な世界観をかもし出し、“PRが斬新すぎる!”と一躍脚光を浴びている。

今回のサイトリニューアルでは、前述のRPGのストーリーをより具体化して“RPGの世界観を背景とした「世界まみれスゴロク」”をサイト上に作成。
スゴロクの各マスには、「インドの理系大学で数式まみれの日々を送り、頭がパンク寸前に!3マス戻る。」など留学を経験した在学生の体験談をはじめ、「2つの大学の学士家庭を最短4年間で修める難関プログラム。2年間ずつ海外の大学と立命館大学で学ぶ。」など立命館大学の特徴的な国際教育プログラムや「昼休み、衣笠キャンパスの中央ひろばで、モンゴルから来た留学生と相撲ごっこ。うっちゃりで芝生まみれに!」などユニークな内容も散りばめられている。
実際にサイコロを振ってゴールを目指すことで“世界68カ国・地域とまみれる”、つまりは国際教育について理解を深める、という意図が見え隠れする。

建学の精神を「自由と清新」、教学理念を「平和と民主主義」と定める立命館大学では、ただ単に言語運用能力の修得や海外留学のみを国際教育と定義づけするのではなく、異文化や多様性にふれる体験を通じて「オープンマインド」「主体性」「クリエイティビティ」「ストレスコントロール力」「好奇心」といった“世界でわたりあえる力”を身に付けることが重要と説いている。

また、特設サイトの他にも現在は、JR大阪環状線、阪急電車、京阪電車、大阪市営地下鉄、京都市営地下鉄など関西圏の主要鉄道の車内広告を展開中。そして7月24日からは、関西圏の主要ターミナルである阪急梅田駅のムービングウォーク横の大型パネルおよび、同駅構内のBIGMAN、1F中央コンコースのツインビジョンにて動画告知をスタートした。

夏休み中の中高生たちのみならず、広く一般の人々に向けても「世界とまみれて、世界を変える」人材の育成こそ立命館大学が生み出す価値であると巧みにPR。学内のダイバーシティ(多様性)化を進めたり、今年度の入試広報課のアンバサダー(広報大使)に私立恵比寿中学(略称 エビ中)が就任、楽曲制作が実現するなど、既存の枠組みにとらわれない立命館大学の教育から今後も目が離せない。【ウォーカープラス編集部】
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