撮って、食べて、自慢したい！ 神奈川 いま風涼ジェニックかき氷【抹茶氷編】

カフェやパティスリーなどでも最近増えている「抹茶氷」。ブームなだけあって種類も多く、どれにしようか迷うほど。お茶系はやっぱり日本茶専門店のものを食べたい！ ということで、こだわり抹茶の濃厚氷を紹介。トッピングや空間までこだわった“和ジェニック”な店で粋なひとときを過ごそう。

「日の出園」の宇治金時ミルク ほうじ茶付き650円(9月末まで販売)

宇治にあった老舗茶舗からのれん分けし、葉山で45年続く「日の出園」。店の奥にある喫茶からは、森を窓から眺められて涼しげだ。宇治金時ミルク ほうじ茶付き650円(9月末まで販売)は、京都産の宇治抹茶をたててシロップに仕立てたもの。別添えの練乳をかけても負けないほど抹茶が濃く、芳醇な味わいが楽しめる。ふんわりした天然氷の中には、アイスと自家製あんこがスタンバイ。お茶の専門店ならではの濃い抹茶を心から堪能できる。

夏季限定のかき氷は種類豊富で、香ばしい玄米フレークがかかった玄米茶のかき氷600円～(こちらも9月末までの販売)もある。「炒りたてのほうじ茶がイチオシです。店頭販売もしていますが、かき氷でも楽しめますので、ぜひ味わってください」(代表の和田政英さん）

「茶カフェ 上辻園(かみつじえん)ららぽーと横浜店」の宇治抹茶みるく金時918円(9月初旬まで販売)

JR鴨居駅より徒歩7分。ららぽーと横浜の3階にある「茶カフェ 上辻園 ららぽーと横浜店」は、創業1890(明治23)年の老舗茶園「上辻園｣の茶葉の甘味とラーメンの店。宇治抹茶みるく金時918円(9月初旬まで販売)は、氷は日光「松月氷室(しょうげつひむろ)」の天然氷を使用。口溶けのいい氷と濃厚な抹茶、甘味のあるバランスも抜群だ。

別添えの抹茶わらび餅とあんこ、練乳が、抹茶の氷を際立たせている。ほかにも、宇治抹茶の自家製わらび餅や、祇園の生八ツ橋などが甘味に使われ、それらが盛りだくさんの京の極みパフェ1080円は、京都の魅力が存分に楽しめる。「『上辻園』のお茶を楽しめる神奈川唯一の店です。宇治抹茶1242円(20g)などの購入も可能です」(店長の鈴木まみさん)

「日本茶専門店 茶倉 SAKURA」の自家製抹茶かき氷手焼きほうじ茶付き1290円(9月中旬まで販売)

みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩3分。女性店主が営む「日本茶専門店 茶倉 SAKURA」は、全国から茶葉を探し、契約農家から直送のものを用いるこだわりの専門店。ランチメニューのほか和風のスイーツも人気だ。

自家製抹茶かき氷手焼きほうじ茶付き1290円(9月中旬まで販売)は、スイーツ用の宇治抹茶のきび砂糖やハチミツなどで優しい甘さをプラス。北海道産小豆をくずでのばしたあんや、黒糖寒天、白玉がたっぷりのった豪華な一品に仕上がっている。濃厚ながら、最後まで食べやすい！

「甘さをおさえた抹茶と、食感が変わる黒糖寒天などのこだわりトッピングが特徴です」(店主の小方奈緒さん）

お店の看板犬・ムサシがお出迎え♪

横浜ウォーカー8月号では、ほかに人気店の新作＆限定、地場素材のかき氷など、食べて撮って自慢したくなる神奈川の「いま風涼ジェニックかき氷」を特集。この夏は絵になるキュートなかき氷に合いに行こう!【横浜ウォーカー】

横浜ウォーカー編集部