11月8日は「いい歯の日」食を愛するフォーリンデブはっしーが“歯と口のスペシャリスト”と対談!オーラルケアの大切さを教わってきた

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東京ウォーカー(全国版)

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11月8日は、日本歯科医師会により制定された「いい歯の日」。「11(いい)」「8(は)」の語呂合わせが由来で、この日に合わせて歯と口の健康を保つためにオーラルケアの重要性などを啓蒙している。そんな「いい歯の日」を前に、今回は、グルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしーさんと、“歯と口のスペシャリスト”である伊藤明彦先生(公益社団法人 日本歯科医師会 常務理事/「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」実行委員会 委員長)が対談!オーラルケアの大切さを教わってきた。

フォーリンデブはっしーさんと伊藤明彦先生が対談!

日本歯科医師会を訪ねました!


キーワードは8020!! きちんとケアしておいしく食事しよう

「ずっとおいしいものを食べ続けるためにも歯のケアは欠かせない!」と、はっしーさん

――それではまず、はっしーさんに質問!11月8日が「いい歯の日」というのをご存知でしたか?

【はっしー】いや~、正直知らなかったんです。でも、11(いい)、8(は)って誰でも覚えやすいような、親しみを感じる語呂だと思いました!

――食を愛するはっしーさんですが、歯と口の健康をどのように考えていらっしゃいますか?

【はっしー】歯は本当にめちゃめちゃ大事だと思っています!ずっとおいしいものを食べ続けるためにも、やっぱり歯と口のケアっていうのは欠かせないなと。

ただ、歯と口の健康に対して知識がそんなになくて…。かかりつけの歯医者さんはいるんですけど、どういったケアをしたらいいのか?など、わからないことも多いので、今日はいろいろと先生にアドバイスいただけたらうれしいです。

――はっしーさんは、いつもはどのようなケアをされているんですか?

【はっしー】朝起きて歯をみがいて、お昼を食べた後に時々みがき、夜寝る前にみがく。そしてフロスは毎日できたらいいんですけど、2、3日に1回という感じですね。あと、定期的に歯医者さんでクリーニングをして、ホワイトニングも時々している…みたいな感じです。

僕の場合、結構、特殊なタイプだと歯医者さんから言われていまして、今41歳なんですけど、1、2カ月前に人生で初めてむし歯治療をしたんですよ。それまでむし歯ができたことがなかったんです。そのかかりつけの歯医者さんに「唾液の成分がいいんだろう」って言われました。

最近、“人生で初めて”むし歯治療をしたというはっしーさん


――なるほど。むし歯になったことがないなんて羨ましいです。では伊藤先生、おいしく食事するためになぜ“いい歯”が必要なのか、教えて下さい。

【伊藤先生】皆さんご存知かもしれないのですが、歯科医師会では「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という「8020(ハチマル二イマル)運動」を推進しておりまして、この根拠となっているのが「歯が20本以上あると、ものをおいしく食べられる」というデータなんです。

親知らずを入れなければ歯は28本あるんですけど、そのうちの20本あればたいていのものをおいしく食べられる。それ以下になってくると食べにくくなってくるということなんですね。また、20本あっても噛むところが互い違いになっていたりすると食べにくくなります。だから基本的には、ちゃんとした噛み合わせができる、バランスのいい状況というのが必要になってきます。

【はっしー】「8020運動」、知らなかったです。そもそも、歯ってなくなってしまうの?…ということにも驚きました。それを前提に考えると、確かに「80歳になっても20本残そう」というのは、食べるためにも大事なんだなと痛感しました。

先ほどのむし歯治療のあとの話なんですけど、詰め物をしたら最初はすごい違和感があって、いつも噛み切れていた肉が噛み切れなくなって、自然な行為としてやっていた“食べる”ということが、歯1本にちょっと違和感が出ただけで「こんなにも違うものか」となり、すごく驚きました。

【伊藤先生】例えば、噛んでいるときに、髪の毛が1本挟まっただけで変な感じが出る。それぐらい口の中には感覚があるんですね。柔らかいもの、硬いもの、サクッとするもの…そういう食感を楽しめるのも歯があるからこそ。歯がなくなって入れ歯になると食感を楽しめなくなるんです。

【はっしー】食感はおいしさの大事な要素ですよね~!

「笑顔が素敵な方ってやっぱり歯が綺麗ですよね」と伊藤先生。「どれどれ?下の歯並びは…?」と、はっしーさんのお口をチェック!


正しいオーラルケアって?

――伊藤先生、毎日のオーラルケアの正しいやり方を教えて下さい。はっしーさんの普段のセルフケアはいかがですか?

「定期的な歯科受診(プロフェッショナルケア)は重要。それが健康長寿の秘訣です」と伊藤先生


【伊藤先生】はっしーさんは、最近までむし歯になったことがなかったということで、プラーク(歯に付着した細菌が繁殖したかたまり)があまりたまらない方だったんだと思いますが、バイオフィルムという細菌の集まったプラークは、歯ブラシやデンタルフロスによる歯みがきで破壊・除去しましょう。

また、基本、歯みがきは毎日3回するのが理想的だと思います。寝る前に必ず時間をかけてじっくりケアしてください。昼間、歯みがきできないときは、キシリトール配合のガムを噛むのも1つの方法です。

ガムやラムネなどいろいろなキシリトール商品が販売されている


それから、適切な力で歯みがきをするというのがとても大切。ほうきで掃除をするときと同じで、ゴシゴシ力を入れればいいというわけではありません。歯ブラシも一緒で、毛先がパラパラパラッとなるよう、効果的に使用してください。既に歯周病が進行している人は、歯の根まで露出している場合が多く、ゴシゴシと歯ブラシを強く当て続けると歯の根が削れていってしまうこともあります。エナメル質は、寝ているときの激しい食いしばりや歯ぎしりなどでも、壊れてくさび状にえぐられた状態になることもあるので気を付けてください。

「機械的にゴシゴシとブラッシングするのは間違い」と伊藤先生

歯周病を予防するためには適切な力でのブラッシングが大切!


実は「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」で、簡単に自分の歯の状態をチェックできる「チェックリスト」と「デンタルIQチェッカー」というのがあるんです。はっしーさん、チャレンジしてみていただけますか。

【はっしー】これですね!うわ~、ドキドキします!!

対談の中で、自分の歯と口の健康状態をチェックできるツール“チェックリスト”を伊藤先生が紹介

悩みながらも質問に答えていく

“チェックリスト”には「左右両方の奥歯でしっかり噛みしめられますか」という質問も


<チェックリストの質問内容>
1:いま、自分の歯や口の状態で気になることはありますか
2:左右両方の奥歯でしっかりかみしめられますか
3:歯をみがくと血が出ますか
4:歯ぐきがはれてブヨブヨしますか
5:かかりつけの歯科医院がありますか
6:年に1回以上は歯科医院で定期健診を受けていますか
7:間食(甘い食べ物や飲み物)をしますか
8:たばこを吸っていますか
9:夜、寝る前に歯をみがきますか
10:フッ素入り歯磨剤(ハミガキ)を使っていますか
11:歯間ブラシまたはフロスを使っていますか
12:何でもかんで食べることができますか
13:お茶や汁物等でむせることがありますか
14:口の渇きが気になりますか

はっしーさんの結果は…

診断結果を確認!はっしーさんは「3」の評価に。伊藤先生は「見直すべきところが3つということです」と教えてくれた


【はっしー】先生「3」と出ましたがどうなんでしょう?これっていい方なんでしょうか…?

【伊藤先生】これは「見直すべきところが3つ」ということです。3つというのはとても優秀な方だと思いますよ。

【はっしー】やったー!うれしいです!!これからも頑張ってケアしなくては!
[

伊藤先生からお墨付きをもらい、うれしそうなはっしーさん


――近年、若い世代でのオーラルケアの状況はいかがでしょうか。若い世代が直面しているリスクなどがあれば教えてください。

【伊藤先生】歯科健診というのは、1歳半健診、3歳児健診、それから幼稚園、小学校から高校まで…とあるんですよね。ところが高校を卒業してしまうと歯科健診を受ける機会が少なくなってしまい、その年代から歯の状況が悪くなってしまう…ということがあります。4人に1人くらいが歯周病にかかっていたりするわけです(※)。

歯周病は、歯を失う原因の第1位。進行してしまってから対策するより、予防することが大事。がんや糖尿病、脳梗塞など全身に及ぼす影響も明らかになってきているので、健康寿命を延ばすためにも定期健診は重要です。痛みがないとか、別に何も悪いところがないとか、興味がないとか、そうしたことからなかなか歯医者さんに行かないという人も多いのですが、若い世代の定期健診の受診は最近の課題となっているんです。

歯周病菌が引き起こしうる健康被害の説明を受けて「歯周病って怖いんですね…」と驚くはっしーさん


はっしーさんのようになかなかむし歯にならない方は、むし歯で痛い思いをしたことがなかったりしますし、歯医者さんに行かなかったりするんですね。そうすると、歯みがきが結構おろそかになってしまいます。歯みがきがおろそかになると、プラークが増えていって歯肉炎を起こします。それが進行すると歯と歯肉の間の境目(歯肉ポケット)が深くなって、歯を支えている骨が溶け、歯が揺れてきて抜かなきゃいけないという状態になるわけですね。

また、歩くときにバランスというものが必要なように、食べ物を食べるときも両側の歯で食べた方がいいのですが、歯がなくなってしまって片側だけで噛むことになってしまう場合も困ります。それって、片側の筋肉だけを鍛えているのと一緒なんです。体のバランスが悪くなったり、飲み込みが上手くいかなくなったりするんです。上手く咀嚼できず、食べ物を細かくできなくなってしまうと、飲み込んだときにむせたり肺炎を起こしたりも。ちゃんと消化できず、栄養分が体に回っていかない…ということにもなってしまいます。

――ちなみに、歯科健診ではどんなことをするのでしょうか?

伊藤先生がわかりやすく「歯と口と健康」について解説


【伊藤先生】むし歯があるかないかで健診の内容は当然違うのですが、目で見ただけではわからないようなむし歯をレントゲンを撮って確認したり、歯周ポケットの深さをプローブ(探針)という器具で測ったり。プロフェッショナルケアをしてもらったり、セルフケアの方法も聞いたりして、かかりつけの歯医者さんには何でも質問していただければと思います。

健診に行く間隔は、むし歯や歯周病がない方は、だいたい4~6カ月の間に1回くらい。むし歯や歯周病を予防するという意味で行っていただければと思います。間隔も人によって異なるので、これについてもかかりつけの歯医者さんに聞いてみましょう。

“いい歯”を保ってご飯をおいしく食べよう!


――はっしーさん、今回は、伊藤先生のお話を伺ったり、ご自身の歯と口の健康状態についてセルフチェックをしていただいたりしたのですが、感想をお願いします。

【はっしー】いや〜、なんかもう、ふわっとした知識しかなかったので、こうやって体系的にいろいろ教えていただいたら、日々のセルフケアと歯科医院でのケアの両輪が大切なんだなっていうのを、改めて感じることができました。あとはやっぱり、かかりつけの歯医者さんに何でも相談していいんだなっていうのが新しい発見で。正直、なんでも聞くと申し訳ないという気持ちがあったんですけど、これからはもう少しざっくばらんに相談してみようかなと思いました!

――最後に、今回のことを踏まえて、読者の皆さんにもオーラルケアについてのメッセージがあればお願いします。

【はっしー】やっぱり、おいしいものを食べると元気になるじゃないですか。食べることっていうのは、前向きに生きることだと思っているので、そのためにも今ある歯を大事にしてほしいと思います。おいしいものを、みんなで明るく楽しくいただきましょう!と言いたいです。

「これからは毎日フロスをやろうかな。いいオールラルケアグッズを使って、正しいケアをしていきたいと思いました!」とはっしーさん


「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」では、今回はっしーさんが体験した「チェックリスト」のほか、どれだけ自分の歯と口の健康に対して考えられているかを数値で出せる「デンタルIQチェッカー」もある。ゲーム感覚でできるのでぜひ試してみよう!

※参考資料:令和4年度歯科疾患実態調査結果
https://www.jda.or.jp/jda/release/detail_223.html

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