【関西の山登り&ハイキング】兵庫「須磨アルプス」はスリリングな岩峰が連続する西六甲山西端の連山縦走コース
東京ウォーカー(全国版)
山登りやハイキングにぴったりの季節が到来!この秋訪れたい、関西エリアの人気ルートを紹介する。須磨の山々を尾根伝いに縦走するのが須磨アルプス。300メートル級と山々の標高も低く、気軽に縦走気分が楽しめる。そしてコース最大のポイントが後半に現れる馬の背と呼ばれる露岩帯。むき出しの岩峰が続く風景は、日本とは思えないダイナミックさ。前半と後半でがらりとコースの雰囲気が変わるのも、このルートの魅力の一つ。
※本記事は電子書籍「KansaiWalker特別編集 関西の山登り&ハイキング2024-2025」から一部抜粋・編集しました。
(1)鉢伏山(東部展望台)…最初の山から海が一望可
スタートから25分ほどにあるコース最初の山の鉢伏山。標高246メートルの山頂までの途中には東部展望台もあり、神戸市街や明石海峡などの海側の景色を楽しむことができる。

(2)高倉山…標高200メートルの山頂へ
「おらが山」と呼ばれるコース前半最後の山。須磨寺公園として整備される標高約190メートルの山上には展望台や休憩所などを完備。山側の町並みまで一望できる。そこから住宅街に下山したあと、コースの後半がスタートする。

(3)高倉台過ぎの階段…400段の階段をゆっくり上ろう
住宅街を抜けるとコース後半の入口となる栂尾山が現れる。その栂尾山へと登る400段近い大階段。途中、数カ所のベンチがあるので、休憩しながら上ろう。コース最大の難所!?とも言える。無理せずに、休憩しながら自分のペースで上るのがポイント。

(4)横尾山…ルートの最高峰はここ
標高312メートルの須磨アルプスルートの最高峰となる横尾山。なにもない広場が広がるだけだが、木々の間からは阪神間の景色が見える。手前の栂尾山の山頂には展望台がある。

(5)馬の背…コースのクライマックス!
コース最高峰の標高312メートルの横尾山から標高253メートルの東山の間に現れるエリア。花崗岩の風化による露岩帯だが、そのスケールは六甲山系随一で、コース最大の見せ場。横尾山から少し下ると、馬の背が見えてくる。全景を撮影するなら階段の途中がおすすめ。ただし長時間立ち止まると通行の妨げになるので注意。左右には神戸などの町並みも広がる。

標高:約312メートル(横尾山)
歩行距離:約7キロ
歩行時間:約3時間
トイレ:鉢伏山、旗振山、高倉山にあり
備考:旗振山、高倉山山上に茶屋あり

体を動かしながら自然に触れれば、日ごろの疲れも癒やされるはず!次の休日は登山を楽しんでみては?
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