【メイド・イン・九州】ピエトロの「ピエトロドレッシング」

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九州のロングセラー商品の秘密にせまる「メインド・イン・九州」。今回は、ピエトロの「ピエトロドレッシング」をピックアップ!

「ピエトロドレッシング(和風しょうゆ)」(486円)


1981年の発売以来、熱烈なファンに支持される「ピエトロドレッシング」


国産タマネギの搾り汁、すりつぶしたニンニクなど、野菜の旨味が凝縮された醤油味。醤油は、九州産の甘味の強いものを使用する。赤ピーマンや黒オリーブの具材もたっぷり入り、非加熱・保存料不使用の風味豊かな味わいだ。

野菜がおいしくなる魔法の味


1981年の発売以来、熱烈なファンに支持される「ピエトロドレッシング」。発売のきっかけは、創業者の村田邦彦がたった6人で始めたスパゲティ専門店で出したサラダだった。“麺が茹で上がるまでに”と提供した、そのサラダのドレッシングが、野菜嫌いの子供が残さずに食べるほどおいしいと評判を呼び、店頭でワインの空き瓶に詰めておすそわけしたという。当時は、フレンチタイプのドレッシングが主流で、醤油ベースの和風味は珍しかったが、これが、日本人の舌に見事にマッチした。クチコミで徐々にファンを獲得し、1984年、テレビショッピングへの出演を機にブレイクする。全国から注文が入っても、百貨店のみでの販売に限定することで、“ちょっと贅沢な高級ドレッシング”というブランドを確立。発売から36年、現在は年間2200万本以上を生産するが、厨房で生まれた手作りの味は今も変わらない。工場は厨房がそのまま大きくなっただけで、機械任せにすることなく、ほとんどの工程が手作業。味にうるさいピエトロファンを今なお魅了し続けている。

ヒットの裏側


【写真を見る】機械ではわからない微妙な味の誤差も、舌で確認してブレをなくす徹底ぶり


生産工程は、ほとんどが手作業。主原料のタマネギは、すべて包丁とまな板を使って切り、芽が出ていたり傷んでいたりしないかを人の目で確かめてから仕込みに入る。機械ではわからない微妙な味の誤差も、舌で確認してブレをなくす徹底ぶり。まるで、大きな厨房のような工場で、地道な作業を繰り返し、その味を守り続けている。

【九州ウォーカー編集部】

九州ウォーカー編集部

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