ずっと飾っておきたい⁉「UCHU wagashi」のフォトジェニックな落雁
関西ウォーカー
「人をわくわくさせたり幸せにする和菓子」をコンセプトに、京都出身のオーナー・木本 勝也さんが2010年に開いた「UCHU wagashi」(京都府京都市)。カラフルで遊び心あふれる落雁が、京みやげとして注目度上昇中。小さな宝石箱のような「fukiyose」など、食べずに飾っておきたいようなフォトジェニックな商品が並ぶ。
思わず「かわいい!」の声が上がる代表作

同店を代表する商品「fukiyose」¥970(落雁5個、金平糖)は、四季の色で彩られた金平糖とかわいい落雁を詰め合わせたもの。24種の落雁のなかから「箱を開けた瞬間に喜んでもらえるように」とスタッフが一粒ずつ選んだ落雁のチョイスも楽しみで、カラフルでポップ、モダンなデザインの落雁は、見ているだけでワクワクしてくる。
落雁には、コクと風味が感じられる徳島の和三盆糖を使用。片栗粉や寒梅粉などは一切使用しない。口溶けはすっと軽く、紅茶やハーブティーなどにも合うようにすっきりとした後味に仕上がっている。
京都の風景を落雁に

「京都ものがたり」¥1,080(10個入り)は、「今、私たちの住む京都」をテーマにしたパッケージやお菓子の絵柄に注目。典型的な古都のイメージではなく、大文字の絵柄にビルを描いたり、バスターミナルが多い平安神宮の絵柄に市バスを描いたり、と今の京都の日常が反映されているのが特徴だ。「歴史的な京都ではなく『今の京都』を残していく」という、店のこだわりが詰まっている。
観光中に味わえる!

京都市内の街巡りにピッタリなお菓子が「ochobo」¥1,080(20個入り)。茶葉の風味を損なわないよう、またお菓子を傷つけないように、ひとつずつ柔らかい和紙を使って手作業で包んでいる。和三盆糖に、抹茶・ほうじ茶・ジャスミン茶の茶葉を細かく挽いたものを合わせ、味を付けている。素材そのものをそのまま使っているのがポイント。
古都の新たな魅力を落雁で表現

オーナーの木本勝也さんはデザイナー。東京でグラフィックの仕事をしていたところ、地元に根ざした仕事がしたいと考え、伝統ある和菓子の世界に辿り着いた。上生菓子などのように和菓子の花形ではないが、デザインすることで新たな価値を生み出せる「落雁」に注目し、経験を活かしながら作った遊び心あふれる落雁を制作。人気店となった。「100年後に見ても『新しくて素敵だね』と言ってもらえるように」と商品展開を目指し、伝統の技に斬新なアイデアを加えながら生み出されるお菓子は、まるで新たな古都の姿に出合うかのようだ。
いずれも常温で持ち歩き可能。「これがあの落雁?」と声が上がるほど独創的なデザインはもちろん、口当たりや味わいに新たな驚きを覚えること必至で、京みやげにピッタリだ。
【関西ウォーカー】
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